カテゴリー「マリナー」の記事

2016年12月24日 (土)

フィンジ 「ディエス・ナタリス」(カンタータ「クリスマス」) マリナー

Marunouchi_5

今年のクリスマス、街の雰囲気や、わたくしも含めた人々の浮かれたような便乗さわぎは、少なめに感じます。

イルミネーションもそこそこに出現していて、例年通りですが、受け取る側が慣れてしまったのか、それとも、心情的に、そうとばかり言ってられないからなのか・・・・・。

イルミ好き、観察者としては、毎年、だいたい同じ場所を巡回しますが、今年は各処とも、こう言っちゃなんですが、年齢層高め。
あっ、自分もそうかもですが、若い人よりは、そうした方々の方が多く見受けられる気もします。
 イルミに限りませんが、どこへいっても、シニア層は、みなさん元気です。
そして若者は、静かだし、いても目立たない。

こんな風に見たり、思ったりしていること自体が、自らの視線がシニア層に近づきつつあるということなのでしょうね。
みなさん、元気で、屈託なく、感性も若い。

うまいこと、いろんな意味で、ベテランズと若い人たちの、いろんな循環が生まれるといい。

Marunouchi_7

シンプルで、森の一角を思わせるツリー。

こちらは、丸の内仲通りのあるビルのエントランスです。

けばけばしいイルミよりは、基本ツリーが好きであります。

Marriner_finzi


 フィンジ 「ディエス・ナタリス」~カンタータ「クリスマス」

     テノール:イアン・ボストリッジ

  サー・ネヴィル・マリナー指揮 

       アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ゼ・フィールズ

                     (1996.6 ロンドン)

ジェラルド・フィンジ(1901~1956)の「ディエス・ナタリス」。

生誕の日」または、「クリスマス」という邦題。

以下、以前の自己記事からの引用です。

しばらくブログを休止して、思いだしたように書いたりしてる不完全な状態を続けていると、筆は鈍るし、音楽すら久しぶりに聴いたりするものだから、言葉に結びつけるのは、ほんとに難儀なことになりました・・・
 自分の過去記事に、妙に感心してしまったり、ほうほう、そうだな、そうだったなぁ、とか、時間があれば、自らのブログを振り返ったりもしてます。

ですから、そんななかの一品、フィンジのこの曲のコピペ、お許しください。

「ディエス・ナタリス」は、1926年の若き日々に書き始めたものの、その完成は1939年で、13年の月日を経ることになった。
そんな長きの空間を、とこしえとも思える静けさに変えてしまう不思議さ。
この音楽に感じるのは、そんな静けさです。

弦楽オーケストラとテノールのためのカンタータ。
またはソプラノによる歌唱も可とするこの曲。
もともとはバリトンによるものですから、あらゆる声域で歌える美しい曲。

器楽によるイントラーダ(序奏)に導かれた4つの歌からなる20分あまりの至福の音楽は、いつもフィンジを聴くときと同様に、思わす涙ぐんでしまう。
イエスの誕生を寿ぐのに、何故か悲しい。

17世紀イギリスの聖職者・詩人のトマス・トラハーンの詩集「瞑想録」から選ばれた詩。

 1.イントラーダ(序奏)

 2.ラプソディ(レシタティーボ・ストロメンタート)

 3.歓喜(ダンス)

 4.奇跡(アリオーソ)

 5.挨拶(アリア)


この曲で最大に素晴らしいのは、1曲目の弦楽によるイントラーダ。
最初からいきなり泣かせてくれます。
いかにもフィンジらしい美しすぎて、ほの悲しい音楽。
何度聴いても、この部分で泣けてしまう・・・・・。
1曲目のモティーフが形を変えて、全曲を覆っている。
この曲のエッセンス楽章です。

トラハーンの詩は、かなり啓示的でかつ神秘的。
その意をひも解くことは、なかなかではない。
生まれたイエスと、イエスの前に初心な自分が、その詩に歌い込まれているようで、和訳を参照しながらの視聴でも、その詩の本質には、わたしごときでは迫りえません。

全編にわたって、大きな音はありません。
静かに、静かに、語りかけてくるような音楽であり歌であります。

楚々と歌われ、静かに終わる、とりわけ美しい最終の「挨拶」。

 ひとりの新参者
 未知なる物に出会い、見知らぬ栄光を見る
 この世に未知なる宝があらわれ、この美しき地にとどまる
 見知らぬそのすべてのものが、わたしには新しい
 けれども、そのすべてが、名もないわたしのもの
 それがなにより不思議なこと
 されども、それは実際に起きたこと


生まれきたイエスと、自分をうたった心情でありましょうか。
訥々と歌う英語の歌唱が、とても身に、心に沁みます。

いつものフィンジらしい、そしてフィンジならではの内なる情熱の吐露と、悲しみを抑えたかのような抒情にあふれた名品に思います。

わたしには、詩と音楽の意味合いをもっと探究すべき自身にとっての課題の音楽ではありますが、クラリネット協奏曲やエクローグと同列にある、素晴らしいフィンジの作品。

と、5年前の自分が書いておりますが、その詩と音楽との意味合い、まったく探究じまいであります。
が、フィンジのナイーブな音楽は、ここでもともかく魅力的で、少しの憂愁と哀感が、優しさでそっと包まれているのを感じます。

マリナーの飾らない、楚々たる指揮ぶりが、フィンジの音楽を語らずして語る。
ポストリッジの神経質なまでの繊細な歌は、フィンジのナイーブな音楽を、その詩の神聖ぶりを、そしてちょっとの多感ぶりを表出している。
すてきな演奏!

国内外に、ロクなことがありませんが、静かで穏やかなクリスマスになることを祈ります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

2016年10月22日 (土)

サー・ネヴィル・マリナーを偲んで

Marriner_asmf

 サー・ネヴィル・マリナーが、去る10月2日に亡くなったことは、もうすでにご存じのとおり。

日本でも、かなり報道されましたね。

92歳という高齢ながら、いつまでも現役を貫き、指揮台でも、椅子に座らずかくしゃくたるその指揮ぶりは、まだまだ、ずっと・・・・という思いを聴衆やオーケストラにも思わせるものでした。

事実、10月の6日には、アカデミーと、10月半ばには、カダケス管とのコンサートが予定されていたうようです。
ですから、本人にも突然、訪れた死ということになります。

しかし、その安らかなる死は、ある意味で、いかにもサー・ネヴィルらしい、ともいえますね。

マリナーを始めて聴いたのが、1973年頃、以来、フルオケを指揮するようになっても、絶対変わらない、マリナー節を愛し続けて40年以上。

アバドのときのような大きなショックはなくって、今回は、自分的には、あぁ、マリナーも・・・・、って感じの受け止めでした。

Marriner_vivaldi_1

 マリナーとの出会いは、これ。
ヴィヴァルディの四季は、イ・ムジチで親しんできた多くの人に驚きを与えました。
サーストン・ダートや、ホグウッドらの徹底した考証を経て、不純物を取り除いたかのような清涼感と切れ味を伴った、新鮮な四季となりました。

ピリオドがあたりまえとなった今でも、マリナーの四季は鮮度高く、そして、わたくしには懐かしい。

Marriner_bach Marriner_handel_1

ほどなく出たのが同じバロックの分野から、バッハの管弦楽組曲とヘンデルの水上の音楽。
どちらも、四季と同じく、より切れ味と爽快なまでの、早めのテンポでもって、感覚にも訴えてくるような鮮やかな演奏でした。
ロンドン・レコードのダブルジャケットも豪華なものでしたな。

Academy

それより録音は前かもしれなかったけど、レコード時代はFM放送から楽しんだチャイコフスキーの弦楽セレナード。
CD時代になって購入したビューティフルな演奏。

のちに再録音したチャイコフスキーは、「くるみ割り人形」とのカップリングで、爽快さに加え、節回しも味わいを増したマリナーでした。

Tchaikovsky_nutcracker_marriner

こちらは、フィリップスの録音が素晴らしく、雰囲気豊かで、ジャケットもとてもステキなものです。
マリナー&アカデミーは、チャイコフスキーの交響曲全曲も録音してしまうように、室内オケを変幻自在にフルオケにスケールアップするような広大なレパートリーに取り組むようになりました。

Rvw

「ヴォーン・ウィリアムズの爽やかな世界」という、キャッチ・コピーでもって、大いに流行ったのが1975年発売のこちら。
その名のとおり、曲も演奏も、ともかく爽やかだった。
初夏の音楽って感じだったけれど、わたくしは、「揚げひばり」がともかく好きになりましたね。

19_23

ブレンデルと組んだモーツァルト。
全曲はCD時代になって聴いたけれど、真摯であたたかなブレンデルのピアノに、寄り添うようなウォームなマリナーとアカデミー。
ともかく、あぁ、モーツァルトってなんていいんだろって、つくづく思わせる演奏。

協奏曲の指揮者として、奏者たちから愛されたマリナーでもあります。

Bizet_marriner

録音の主力をフィリップスに移したマリナーは、70年代後半から、さらにその録音の数を増やしていきます。
カラヤンか、マリナーかと言われたくらいの録音量!

そして、アカデミー以外のオーケストラとの録音も続々と。

モントゥーのもとで第2ヴァイオリンを弾いていたロンドン交響楽団とのビゼー。
これが実に素晴らしい。
たっぷりとした奥行き豊かな録音も実によくて、爽やかかつ明るいビゼーだ。
アバドとともに、大好きなアルルの女ですよ。

Marriner_enigma1 Marriner_enigma2

そしてお国もの、英国音楽もさかんに取上げてくれました。

コンセルトヘボウとのコンビで、ホルストとともに録音されたエルガーの「エニグマ」
フィリップスならではの企画でしたね。
ここでもまた録音の素晴らしさを絶賛しておきましょう。
さらにこの曲は、アカデミーとも後に再録音。
こちらの方がさっぱり感が増しているのが面白いところ。

Marriner_britten

アカデミー以外では、ロサンゼルス室内管、ミネソタ管、そして、シュトゥットガルト放送響の指揮者をつとめたマリナー。

ブリテンの痛切な鎮魂レクイエムは、オケの機能性も活かした、充実の演奏。
初めてマリナーのライブに接したのも、じつはこの曲。
都響に客演して、ヘンデルのアリア(シュトッツマン)と、このブリテン、そして、エニグマ演奏曲というプログラムだった。
1997年だったかな・・・。
もう20年前、自分も若かった・・・・

English_seasons1_2_2

海外盤とまったく違うジャケットだった、英国の四季と題するこちらは、マリナーの数ある音盤のなかで、ジャケット大賞をあげたくなる一品。

ディーリアス、ブリッジ、バックスなどをおさめた、英国の四季薫る、上品かつ美麗な音楽と演奏だ。

まだまだ、マリナーの思い出を語れる音盤はとめどなくあります。

モツレク、ハイドンのネイムズ・シンフォニー、ベートーヴェンの交響曲、シューベルトに、メンデルスゾーン、そしてロッシーニ・・・・

でも最後にはこれ。。。。。

Marriner_finzi_2

フィンジ作品集。

こちらのジャケットも美しい。

息子アンドリューと共演のクラリネット協奏曲。

曲も演奏も、泣けます・・・・

サー・ネヴィル・マリナーさん、長く、その音楽を楽しませていただき、ありがとうございました。
その魂が安らかでありますように。

| | コメント (4) | トラックバック (0)
|

2015年9月18日 (金)

バターワース 二つのイギリス田園曲 マリナー指揮

Yurigahara_a

もう、しばらく行ってない北海道。

札幌の郊外にちょっと行けば、こんな公園や風景があります。

こんな景色をながめると、かならず、わたしの脳裏には、イギリス音楽や、北欧の音楽が、滔々と流れるのです。

厳しい冬、雪に覆われると、そう、チャイコフスキーとかですね。

Yurigahara

 バターワース  「二つのイギリス田園曲」 (Two Englishidylls)

    サー・ネヴイル・マリナー指揮

           アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ


過去、2度ほど、記事にしてまして、情報の少ない作曲家につき、重複する部分もありますが。

 
ジョージ・バターワース(1885~1916)。
 ロンドンっ子ながら、幼少期に、イングランド北部ヨークシャーに移住し、学生時代は、オックスフォード大学で、法律の勉学に励みつつも、音楽の道、捨てがたく、卒業後は、作曲家・評論家として活動を始めながらも、第1次大戦に出兵し、31歳にして戦死してしまった方です。
 父親のアレクサンダーは、北西鉄道を経営する実業家で、ジョージは、恵まれた環境にあって、法学を学びつつも、知りあったヴォーン・ウィリアムズとも意気投合し、英国民謡の調査に没頭し、音楽にものめり込んでいったのでした。

作品の多くは、自己批判精神の強いバターワース自身によって破棄されてしまってます。

数えるほどしか残されなかったその作品は、いずれも、自然の息吹きと、英国独特の詩情と、民謡調の懐かしさにあふれた、シンプルな桂曲ばかりです。

歌曲集「シュロップシャーの若者」が、とりわけ有名ですが、そこそこ録音もあるのが、3つある管弦楽作品。
1910~3年にかけてのその3作。
早期に「舟歌」という作品も書きましたが、それは消失してしまっているほか、最晩年に、「オーケストラ幻想曲」を手掛けましたが、戦死により未完となってます。

ですから、いずれも10分以内の、残された3つの、優しさあふれる作品を、われわれは、いとおしむようにして聴くわけです。

「ふたつのイギリス田園曲」は、1911年の作。
英国の伝統的な民話風バラード、いわゆる古謡とでもいうのでしょうか・・・に基づいていて、ほかの作品に共通する、いとも懐かしい、ほのぼのとした音楽です。
第1曲は、どこか聴いたことのあるような旋律が、清々しく、臆面もなく、オーケストラで奏されるのが、とても可愛く、ステキです。
強弱を伴いながら、各楽器において、何度も繰り返される、その旋律と、その変形。
 第2曲は、切れ目なく、でも曲調を変えて、オーボエによって、これもまた民謡調の旋律で始まります。
ここでは、1曲目の明るさに比べ、切なさといいますか、どこか寂しい秋の田園風景を思い起こさせます。
クラリネットや、ソロヴァイオリンも、かなり切ないです。
その後ろ髪引かれるムードのまま、静かに曲を閉じてしまいます。

なんか寂しい、でも、優しさにあふれたバターワースの音楽。
サー・ネヴィルは、3つの作品を、ともに、アカデミーの透明感あふれるサウンドでもって聴かせてくれます。

以前にも書きましたが、カルロス・クライバーが、何故か、この曲を気に入っていて、演奏会でよく取り上げていました。
わたくしは、まだ未聴ですが、シカゴに来演したおりのライブもあるそうですよ。
きっと、生き生きと、若々しい演奏なのでしょうね。

台風による大雨被害、地震、噴火、はるか南の大地震・・・・、防災月間の9月をいやというほど実感させてくれてますが、これ以上、なにごともなきこと、祈ります。
そして、日本の政治も揺れてます。

日々、落ち着きません。

静かに、音楽に浸りたいものですが・・・・・。

過去記事

 
 「シュロップシャーの若者 マリナー」

 「青柳の堤 デル・マー」

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2015年9月10日 (木)

ヴォーン・ウィリアムズ グリーンスリーヴスによる幻想曲 マリナー指揮

Minegishiyama_1

青空が見たい。

お天道さまを仰ぎたい。

もうやだ、雨。

Minegishiyama_2

  ヴォーン・ウィリアムズ  グリーンスリーヴスによる幻想曲

    サー・ネヴィル・マリナー指揮

         アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

               (1972 @ロンドン、キングスウェイホール
                1986.4 @ロンドン)


なにかと気ぜわしく、音楽をゆとりを持って聴く時間もない今日この頃。

しばらくぶりの更新は、超短めで。

いくらなんでも降りすぎだろ、この雨は。

早く、すっきりした空が、拝めますように、そんな思いも込めて、今宵はRVW。

VWのオペラ、「恋するサー・ジョン」に採用した、「グリーンスリーヴズ」の哀愁の旋律。
原作が、いわゆるシェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」で、作者は、この旋律についてもそこで触れているといいます。

この素敵なオペラ、ヒコックスの指揮で、聴いてますので、いつか記事にしたいと思ってます。

誰しもがイメージする、この曲のエヴァーグリーン的な要素。

それを、すっきり、さわやかに演奏したのが、サー・マリナーです。

中学生のときに、ロンドンレコードから出た新譜のサブタイトルが、「ヴォーン・ウィリアムズのさわやかな世界」・・・・、だったと記憶します。
後年、レコードとして購入し、まさにその文字通りの曲目と演奏に、ほんのひと時的な聴き方で、愛着したものでした。

後年、フィリップスに、ノスタルジックサウンドとして再録音しましたが、30秒ほど演奏時間も伸びて、少し恰幅がよくなりましたが、あの少しそっけないくらいの、爽快マリナーは健在でした。

でも、自分的には、フィリップスの録音もいいのですが、デッカのこの曲にステキなまでにマッチングした録音がプラスに働いた旧盤を愛するところです。

 早く、晴れますように・・・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2014年10月30日 (木)

メンデルスゾーン 「美しいメルジーネの物語」 マリナー指揮

Asakusa_kaminari

ある日の浅草、雷門。

こっちは、土曜で、さんざん飲んで、いい気分。

花嫁さんが、この下で記念撮影してましたよ。

いい感じですね。

お幸せに~

Mendelssohn_marriner

  メンデルゾーン 序曲「美しいメルジーネの物語」

   サー・ネヴィル・マリナー指揮

         アカデミー・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

                       (1994.10.17~19@ロンドン)


爽やかマリナー&アカデミーの、爽やかメンデルスゾーン。

これは、もう、鉄板ですな。

交響曲のスコッチとイタリア、真夏の夜の夢、エリア、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲などの録音とともに、今宵の序曲集も、このコンビの名に恥じない、すっきり爽快、さわやかさんなのです。

序曲という、交響詩の生まれるまえの、劇的かつタイトル音楽に、たくさん作品を残したのは、ベートーヴェンとメンデルスゾーンでありましょう。
 ことに、メンデルスゾーンは、そもそも最初は序曲だけだった「真夏の夜の夢」もその代表作に、有名な「フィンガルの洞窟」など、そこそこの作品を残してます。

オラトリオもオペラも手掛けたメンデルスゾーンは、短命にも関わらず、ほんとうにその作品数も多いし、作品のほとんどが、明るく幸福な歌にあふれてますね。
 深刻な作品も、この序曲たちにはなくはないですが、今宵の「メルジーネ」は、ファンタジーとラブロマンスに満ちた、幸せな音楽です。

オーストリアの劇作家、フランツ・グリルパルツァー(1791~1872、長命!)の台本に基づいた作品で、ベートーヴェンによるオペラ化を期待して書かれたものの、断られ、異なる作曲家の手でオペラ化された。

これを聴いたメンデルスゾーンが、もっと強い思いと共感を寄せて書いたのが、この序曲です。

人魚メルジーネは、人間界にあらわれ、騎士とすぐさま恋におちいり、その妻となります。
二人は、妻のその素状を問わないということを前提に、10人の子供たちを誕生させ、育てます。
しかし、騎士は、その禁をやぶってしまい、幸せな生活は終わりを告げざるをえなくなり、メルジーネは、もといた世界に戻ってゆく・・・・。

鶴の恩返しか、ローエングリンか・・・、そんなロマンティックな物語につけたメンデルスゾーンの美しくも、ちょっと儚い音楽が、短い中にも、デリケートな感情でもって、聴くわたしたちに迫ってきます。

マリナーの楚々たる演奏が、至極、相応しく聴こえます。

同様に、アバドもかつてロンドンのオケで、流麗爽快な演奏を残しております。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2014年9月 6日 (土)

ブリッジ 「夏」 マリナー指揮

Azumayama_201408_6

この夏の日差しと、輝くような海の青さは、もうすでに薄れつつある9月の頭初。

でも、低気圧や前線のさじ加減でもって、朝晩は涼しくとも、日中は、うだるような暑さがまだまだやってきますね。

関東は、今日、まさにそうでした。

半袖じゃないと辛いし、冷房が恋しい一日。

久しぶりに戻ってきた夏に。

Marriner_english2

     ブリッジ  交響詩 「夏」  

   サー・ネヴィル・マリナー指揮

       アカデミー・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

                      (1996.3@ワトフォード、ロンドン)


フランク・ブリッジ(1879~1941)は、ロンドンの南、ブライトン生まれの作曲家・指揮者・ヴァイオリニストで、スタンフォードに師事し、室内楽、管弦楽作品を中心に、かなりの曲を残してますが、英国音楽が多く聴かれるようになった今も、ちょっと地味な存在かもです。

弟子筋に、かのブリテンがいて、「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」を書いてますので、そちらで有名かもしれません。

後期ロマン派風の作風プラス、ディーリアスのような夢幻的なサウンドも併せ持つ一方で、魅力的な旋律に乏しい面もあって、ちょっと取っつきが悪いです。

わたくしは、ブリッジの熱心な聴き手ではないのですが、グローヴスの指揮する管弦楽曲集を1枚と、室内楽を数枚持ってるのみ。
 そして、この管弦楽曲集が、とても好きで、英国の風物や季節を描いたかのような、「春のはじまり」「夏」「海」などが収録されてます。

そして、今日は、まさに夏の終わりを感じさせるような、そんな素敵な作品、交響詩「夏」を。
1914年の作。
全編を流れる、なだらかで、ミステリアスな雰囲気。
それは、気だるい夏のイメージでもあり、オーボエやクラリネットが奏でる夢想的な旋律も、どこか遠くで鳴っている感じで、昼下がりに、木蔭で、まどろみを覚える・・・、そんな思いを抱きます。

9分ちょっとの曲ですが、この取りとめのない美しさには、もっとずっと浸っていたい魅力があります。
でも、なにごとも、終わりは必ず訪れるものです。
曲の最後は、一瞬、眩いくらいの輝きにおおわれ、そして夏の終わりを惜しむようにして静かに閉じるのです。

なんて、美しく、ステキな曲なのでしょう。

朝に晩に、8月の終わりごろから、何度聴いたかわかりません。

今回は、グローヴス盤も同じように聴きましたが、マリナー卿の爽やかな演奏を。

上のジャケットは、海外盤で、国内盤は、「英国の四季」とタイトルされて、これまた素晴らしい装丁となってます。
そして、どちらも、CD面も美しく仕上がってますよ。
両方、揃えて、見て聴いて楽しんでます。

Marriner_english_1

過去記事→マリナーの「英国の四季」 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2014年8月19日 (火)

ドヴォルザーク 弦楽セレナード マリナー指揮

Azumayama_201408_1

盆休みに実家のいつもの山。

いつもほどじゃない、コスモスは、まだ、ほんの少し。

でも、背景も含め、この色の配分は素晴らしいな。

相模湾も青くて、この日は、真鶴半島まで、しっかり見渡せましたよ。

反対側では烏帽子岩もよく見えました。

Dovrak_marrner

  ドヴォルザーク  弦楽セレナード ホ長調

   サー・ネヴィル・マリナー指揮 

           アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

                  (1981.6 @ヘンリーウッドホール)


ドヴォルザークの34歳のときの若い名作。

このステキな曲を、思えば、本ブログではこれまで一度も取り上げていなかった。

レコード時代より、チャイコフスキーの弦楽セレナードとの組み合わせでもって、1枚のレコードとされることが多くて、当然に、ドヴォルザークはB面でした。

チャイコフスキーの同作とともに、旋律にあふれた、明るくて魅力的なセレナード。

まさにメロディメーカーとして、双璧のふたりの作曲家は、わたくし、双方ともに大好きですよ。
鼻歌まじりに、ひょいひょいと、あふれ出、湧きだす自身の創作の泉から、ついばんで、すぐさま作品に結晶してしまう天性の才。
 

 チャイコフスキーは、春の感じだけど、ドヴォルザークのそれは、秋のイメージ。

セレナードのジャンルに大きな二つの作品を残したブラームスをまるでなぞるようなドヴォルザークの作品ですが、弦と管と、明確に二分してます。

ブラームス・チャイコフスキー・ドヴォルザーク、独・露・東欧というエリアの違いは明確ですが、ともに、メロディストだった点で共通だし、世紀末の前、19世紀の本流の最後の輝きのような3人なのですね。

 1875年の作品のこちら。
若い日々は、民族臭ぷんぷんで、しかも、構成にこだわるきっちり型で、何度聴いても、さっぱりの交響曲を書いていたけど、3番以降(1873年)、ちょっと変わった感じをいだくのです。

5つの楽章すべてが、どこかで聴いたことがある・・・的な、懐かしい印象を抱かせてくれるこの作品。
ごく自然に民族感情を語り、抒情と情熱の感情を見事に表出。
一方で、5つの楽章のバランスがとても見事で、ソナタ形式のものがないにも係わらず、30分の演奏時間の内容は、とても充実。

1楽章の出だしからして引き込まれますが、その同じフレーズが、終楽章において再現され、曲を閉めるあたり、まったく素晴らしく、一遍のオペラのようです。
 2楽章の喜々としたワルツに、緩やかでほのぼの、美音満載の4楽章が素晴らしい。

つくづく、いい曲です。

サー・ネヴィルは、ロンドンレーベルに、チャイコとともに60年代に録音してますが、こちらは、落ち着いた深みある録音を得てのデジタル時代初期の演奏。
さすがのフィリップス録音。
すっきり、さわやか、マリナー・イメージをそのままに、艶やかなサウンドと、しっとりとした落ち着きを、巧みに導きだしてます。
素晴らしい演奏に録音。
この若々しさこそ、マリナー節でしょう。

最長老の指揮者となったサー・ネヴィル。
音友見たら、来年のPMFに来日するようです。

いつまでも、われわれ聴き手を爽快な音楽で包んで欲しいです、マリナーさま

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

2013年12月24日 (火)

アカデミー・イン・コンサート マリナー指揮

Shiodome_3

カレッタ汐留の海をモティーフとしたイルミネーション。

海の仲間たちが、サメにめげず、いろんな素材を集めて、海のツリーを造る物語。

オジサンのわたくしも、手拍子して応援しましたよ(笑)。

今夜は、クリスマス・イブ。

爽やかな、マリナー&アカデミーの演奏を聴きましょう。

Marriner

  ザ・アカデミー バイ・リクエスト

  1.ヘンデル       「ソロモン」より シバの女王の入場

 2.バッハ           カンタータ208番より 「羊は安らかに草をはみ」

 3.ヘンデル       「ベレニーチェ」より メヌエット

 4.バッハ          カンタータ147番より 「主よ人の望みよ喜びよ」

 5.バッハ          「クリスマス・オラトリオ」より シンフォニア

 6.ヘンデル        「メサイア」より パストラーレ

 7.グリーグ       「ホルベアの時代」より 前奏曲

 8.シューベルト 「ロザムンデ」より 前奏曲

 9.グルック        「オルフェオとエウリディーチェ」より 「精霊の踊り」

10・ボロディン      弦楽四重奏曲第2番より 夜想曲

     サー・ネヴィル・マリナー指揮

            アカデミー・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

               (1983.6 @アビーロード・スタジオ、ロンドン)


リクエストとありますが、こちらの曲目の数々は、マリナーとアカデミーが手塩をかけて、バロックからロマン派までの人気曲を次々に演奏してくれる、サービス精神満点の1枚。

かつては、こうした名曲集のアルバムが、それこそたくさん出ておりましたが、いまや、ライブ録音が主流の世の中となって、こうした録音はあまりされなくなったと思います。

カラヤン、マリナー、ヤルヴィ、この3人は録音魔ともいうべき、多録音王なのです。
しかし、カラヤンはいい時代を過ごし、いい時代に没しました。
マリナーとヤルヴィは、いまだ現役バリバリの長老なのですが、昨今、その録音は少なめ。
寂しいことです。

そんなマリナーが、ゼッコーチョーの時期の名曲集。

しかも、クリスマスにぴったりの曲も多く入ってます。

バッハの「安らかに羊ははみ」、「クリスマス・オラトリオ」、「主よ人の望みよ喜びよ」、そしてヘンデルのメサイアのパストラーレ。

いずれも、クリスマスの静かな喜びをかみしめるような、インティームで、心温まる曲に演奏です。

そのほかの曲も、はつらくと明るく、そしてしみじみと心に響く曲と演奏ばかりです。

マリナーのいいところは、こうした曲を、巧く聴かせるのでなく、嫌みなく、さりげなく、明快に爽やかに、さらっと演奏してしまうところでしょう。
聴かせ上手ではありません。
味付けの濃すぎる演奏は、その場限り。
マリナーのさっぱりとした、爽やか演奏は、いつまでも、ずっと手元に置いておいて、時おり聴いてみたくなるんです。

クリスマス・イヴに、団欒を過ごしたあと、このCDをBGMに家族で、または自室でひとり余韻を静かに楽しむにうってつけです。

ありがとうマリナー卿。

思わず、そんな言葉をつぶやきたくなります。

Tokyotower20131217

期間限定、2020年、東京オリンピック招致記念バージョンの東京タワーは、25日まで。

みなさま、よきクリスマスをお迎えください。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2013年12月 4日 (水)

ベートーヴェン 交響曲第5番 マリナー指揮

Marunouchi2

丸の内中通りは、いまやイルミネーションまっさかり。

乗り換え駅、かねてより起点の東京駅から有楽町までは、ちょうどいい散策コース。

今年は、LEDの進化と大幅普及もあり、やたらと眩しく、各店も独自展示で、震災の年の慎ましさがウソみたいな艶やかなイルミネーションが各所にみられます。
 それもまた、東京・横浜の中心部や、各地のターミナル駅周辺のみのこと。
そうでない駅や街は、相変わらず真っ暗。

それでいいんでしょうね。

Beethoven_sym58_marriner

  ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調

 サー・ネヴィル・マリナー指揮
           アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

                       (1987.11 @ロンドン)


いわゆる、俗にいう「運命」、第5であります。

かつての昔、仕事先の方に、この「俗に言う」というフレーズが口癖の方がいらっしゃいました。
その方、当然に、俗に言う「オジサン」だったのですが、なんでもかんでも、「俗に言う」という前触れを、言葉の始めにつけちゃうものですから、うまく行ってるときはいいんだけど、失敗したときなんぞに、こちらからの問題提起に対し、いわゆるそれは、「俗に言う」とか言ってしまって弁明するもんだから、かえって心象を悪くししてしまって、ぐちゃぐちゃになってしまうのでした。

言葉というものは、本当に大事です。

俗に言う、「運命」なれど、ふりかぶらずに、ごく普通に、ベートーヴェンのスコアを音にする行為。
そんな演奏行為が、マリナーとアカデミーの、隅々まで見通しのいい、伸びやかで気持ちのいいベートーヴェンなんです。

どこまでも曇、一点なく、この頃の、雲ひとつない澄みきった青空のようです。

そのうえで、じゃじゃじゃじゃ~ん、なのですから、もたれずに気持ちいいですね。

二日酔いの、むかむかした胃やお腹でも、もたれません、下しません。

すっきりさわやか、後味も爽快なベートーヴェンです。

ピリオド系の軽快かつ爆発的な演奏も充分に聴きました。
その反動としての、たっぷりとした演奏も、さらに濃厚な反動的な演奏も聴いてます。

まだまだ、異種な演奏の可能性も音楽というものには幸いにして秘めております。

70~80年代に、興隆したサー・ネヴィル・マリナーの爽快音楽は、もしかしたら、これからまた、音楽界の決め手となるような気がします。
聴く側にも、演奏側にも、ことさらの負担とストレスのないフリーダム具合。
軽やかさが身上だけど、その姿勢や音楽の組みたてには、ともかくシビア。

そんなマリナーは、いま重厚熱路線に、老いてから踏み入れてますが、マリナー・ファンは、こうして彼のかつての演奏にこそ、今につながるスタイルを見てとっているのです。

この第5の軽やかさと、透き通ったアンサンブルによる見通しの良さは、田園の前の曲としての認識も持たせてくれました。
本当に、気持ちのいいベートーヴェン。
これもまたートーヴェンでありました。

| | コメント (6) | トラックバック (0)
|

2013年11月27日 (水)

バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 シェリング&マリナー

Nakai_mikan

いまがさかり、神奈川西部のみかん。

温暖で、かつ、画像の奥に見える大山を中心とする丹沢山系の恵みもあり、水もきれいで、寒暖の差がそこそこある。

男子なもので、そんなに多く食べないけれど、地場のみかんや柑橘系は、体に合うような気がします。

誰も監視してないのに、こんなに実ったみかん畑が続く道で、ふとどきなことをする人はいません。
カラスや野鳥さえも、満たされてますし。

Bach_szeryng

  バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲

     Vn:ヘンリク・シェリング、モーリス・アッソン

 サー・ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・セント・マーテン・イン・ザ・フィールズ

                      (1976.6 @ウェンブリー、ロンドン)


バッハの2曲のヴァイオリン協奏曲と同じく、1717~23年にかけてのケーテン時代に書かれた名作。
この時代、バッハは仕えた領主レオポルド公が大の音楽好きで、公付きのオーケストラもあったことから、その宮廷のためにカンタータや声楽作品というよりは世俗的な管弦楽や協奏曲作品を多く作曲しました。

そんななかの、一連のヴァイオリン協奏曲は、いまではヴァイオリニストのみなさんの重要なレパートリーとして定着しておりますし、教則的な意味でもはずせない存在なのですね。

ヴィヴァルディの様式にも通じる、コンチェルト・グロッソ的な華やかさを持ちつつ、しかし、バッハ本来の求道的、求心的な、音楽の美しい綾取りを持つ、この2重ヴァイオリン協奏曲。

2本のヴァイオリンだけど、まるで1本のように聴こえちゃう。

それだけ、お互いに絡み合い、お互いにオーケストラとも溶け合い、融合してしまう、思えば稀有の美しさ。
ことに第2楽章は極めて美しく、献身的なデリケートな美感を感じる。

かつて、1987年に上演された映画「愛は静けさの中に」を封切で観たことがあります。

アメリカの片田舎の聾唖学校に赴任した若い教師ジェームズと、そこで働く卒業生のサラの美しく、哀しい愛の物語。

 音楽好きなジェイムズが愛したのは、バッハのこの曲で、その第2楽章が映画のなかに流れていました。
ときに、この曲のレコードに針をそっと落とすジェイムズ。
でも彼は、大好きなこの曲が楽しめないと言う。
彼女には聞こえないから・・・。

ふたりの抱擁も、この曲が背景じゃなかったかな。
ショッキングな、サラの過去が判明。
同情ではなくて、真実の愛を悟り、語るジェイムズ。
そして、ついに発したサラの、振り絞るような叫ぶような声は、当然に美しいものでなかったけれど、真実の、心からの声でした・・・・・そして、涙にむせった若き日に一夜でした。

もう26年も前の映画ですが、心に残るものでした。
誰と観たかは、ご想像にお任せします。

バッハのこの曲を聴くと思いだします。

シェリングと、その弟子アッソンのこの録音は、ピュアなマリナー&アカデミーの楚々とした好伴奏に恵まれ、当面、この曲のナンバーワンでしょう。

| | コメント (4) | トラックバック (0)
|

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

いぬ | ねこ | アイアランド | アバド | アメリカ音楽 | イギリス音楽 | イタリアオペラ | イタリア音楽 | ウェーベルン | エッシェンバッハ | エルガー | オペラ | カラヤン | クラシック音楽以外 | クレー | コルンゴルト | コンサート | シェーンベルク | シベリウス | シュナイト | シュレーカー | シューベルト | シューマン | ショスタコーヴィチ | ショパン | スーク | チャイコフスキー | チャイ5 | ツェムリンスキー | テノール | ディーリアス | ディーヴァ | ドビュッシー | ドヴォルザーク | ハイティンク | ハウェルズ | バス・バリトン | バックス | バッハ | バルビローリ | バレンボイム | バーンスタイン | ヒコックス | ビートルズ | ピアノ | フィンジ | フォーレ | フランス音楽 | ブラームス | ブリテン | ブルックナー | プッチーニ | プティボン | プレヴィン | ベイスターズ | ベネデッティ | ベルク | ベルリオーズ | ベートーヴェン | ベーム | ホルスト | ポップ | マリナー | マーラー | ミンコフスキ | メータ | モーツァルト | ヤナーチェク | ヤンソンス | ラフマニノフ | ランキング | ラヴェル | ルイージ | レクイエム | レスピーギ | ロシア系音楽 | ローエングリン | ワーグナー | ヴェルディ | ヴォーン・ウィリアムズ | 北欧系音楽 | 古楽全般 | 器楽曲 | 小澤征爾 | 尾高忠明 | 幻想交響曲 | 料理 | 新ウィーン楽派とその周辺 | 旅行・地域 | 日本の音楽 | 日記・コラム・つぶやき | 映画 | 書籍・雑誌 | 東欧系音楽 | 歌入り交響曲 | 現田茂夫 | 神奈川フィル | 第5番 | 若杉 弘 | 趣味 | 音楽 | 飯守泰次郎 | R・シュトラウス