カテゴリー「チャイコフスキー」の記事

2017年2月26日 (日)

チャイコフスキー 交響曲第5番 ネルソンス指揮

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2月26日、東京マラソン。

どうしてもこの先に行かざるを得なかったので、観戦。

いやはや、スゴイですよ!

ぎっしりの人の波が、ずっとずっと続いてる。

ピカチュウも、力士も、セーラーも、コスプレたくさん。

沿道も応援する人たくさん、企業などは、自社の前で、よさこいや、チアリーディング、笛や太鼓の鳴り物で、にぎやかなこと!

平和でなにより、お祭りであります。

来年は、ちょっと鍛えて出ちゃおうかしら。

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下を歩いていたら、偶然に、林家たい平師匠を真近に見ましたよ。

こんなビックイベントだから、交通規制も大変で、警察も物騒なことのなきよう、かなり厳重な様子でした。

で、東京マラソンとは、関係ないけど、久しぶりに、アレ行っちゃいます♪

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   チャイコフスキー  交響曲第5番 ホ短調

      アンドリス・ネルソンス指揮 バーミンガム市交響楽団

                       (2008.10.16 バーミンガム)


いま、あげあげ、人気実力急上昇中の指揮者ネルソンスの初期の頃の録音。

1978年生まれだから、30歳。

多くの名音楽家を排出しているラトヴィアの出身。

この録音の年に、バーミンガム市響の音楽監督になり、その後はもう破竹の勢いの大活躍をみせるわけで、録音もたくさんあるし、38歳にして、この人は、これからどうなってしまうんだろうと思ってる今日この頃なんです。

バーミンガムとのものは、この演奏しか聴いたことがないけれど、私は、バイロイトでの「ローエングリン」と、ルツェルンでのアバドの追悼演奏会で、この指揮者のことがとても気に入ってしまった。

そして音楽監督となったボストン響との演奏を、いま、ネット上でいくつも聴いていて、そのことはまた後日に記事にしますが、それらの演奏がまたピカイチなんです。

 ネルソンスの指揮は、奇をてらうところが一切なく、オーソドックスなものなんだけれど、醸し出される音楽の鮮度がとても高くて、どこもかしこもイキイキと躍動し、そして磨き上げられた音色の美しさも保っている。
このバーミンガムとのチャイコフスキーも堂々たる演奏で、現在のボストンとの共演からすると、ちょっと荒削りなとこがあって、そこが、若き日のヤンソンスみたいなところを思わせる。

 そうそう、指揮する姿も、譜面の置き方も、師ヤンソンスそっくり。

スマート・スタイリッシュな第1楽章、むせぶようなホルンが印象的な第2楽章、流れるように美しい第3楽章、思わずゴツゴツした感じの終楽章、しかも、かなりリズミカルで、乗せられてしまう。

 バーミンガムのオケも、かなり巧いし、金管も実によく鳴っている。
ラトル、オラモ、そして、ネルソンス、そのあとが女性指揮者のミルガ・グラジニーテ=ティーラ。
彼女は、ネルソンスと同じく、30歳にして、バーミンガムの指揮者に。
しかも、同じバルト三国のひとつ、リトアニアの出身。
昨年のプロムスで、チャイコフスキーの4番を指揮するのをネット視聴したけれど、堂々たるもので、爆発力もたっぷりだった!

 大巨匠の時代はもう去り、いや、その現存する大巨匠たちも、若い人たちの音楽を意識したかのような、若々しい音楽造りをするようになった気がする。

さて、ネルソンスは、今年、ゲヴァントハウスの指揮者に就任し、ボストンと掛け持ちとなる。
DGは、ボストン響とショスタコーヴィチを、ゲヴァントハウスとブルックナーを、ウィーンフィルとベートーヴェンを、それぞれ録音する予定と聞く。

ますますもって楽しみな指揮者であります。

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2016年11月 5日 (土)

チャイコフスキー 交響曲第5番 K・ペトレンコ指揮

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芝浦埠頭からみた、秋の日の東京湾、夕方のレインボーブリッジ。

そして、あっという間の11月。

また歳を重ねる月だし、思えば、ていたらくのこのブログも、開設11年となる月。

さてさて、秋晴れの高い空をみながら、ほんとうに久しぶりにあの曲をば・・・・。

Petrenko

  チャイコフスキー 交響曲第5番

   キリル・ペトレンコ指揮 バイエルン国立歌劇場管弦楽団

                    (2016.9.20 @ミュンヘン)


ネットでライブ配信されたものを聴き、録音しました。

日本では、まだ謎の多い、次期ベルリンフィル芸術監督、キリル・ペトレンコ。

バイエルン国立歌劇場の音楽監督であり、バイロイトでもリングを指揮していたので、欧州から遠い日本では、オペラの指揮者という感じを持っているが、ドイツ国内では、かなりのコンサートも指揮してますね。

youtubeでは、かなりの放送音源が見つかりますよ。
シェエラザードや、ショスタコ7番、ツェムリンスキー抒情交響曲など、実に興味深い演奏がありまして、そのレパートリーの鮮やかさもさることながら、真摯でかつ新鮮味にあふれた演奏は、その豊かな才能の片鱗を知ることができます。

わたくしは、あと、3年間のバイロイトのリングを全部PC録音して、ときおり聴いていたけれど、いままで聴こえなかったフレーズやライトモティーフのうまい響かせ方など、もしかしたら、昨年のベテラン、ヤノフスキよりも面白く聴けたものです。

そして、ほやほやのライブでは、手兵のバイエルンとのチャイ5。
この日の演目は、リゲティのロンターノ、ダムラウ独唱の「4つの最後の歌」、そしてチャイコフスキー。

 このチャイコフスキー、実にすばらしい演奏なのだ。

乗りやすい、ほどよい疾走感を伴った、くどさのない歌いくちのうまさ。
強弱の巧みさ、わずかに揺らすテンポ。

2楽章では、スムースに流れるなか、美しく光る抒情の輝きが。
それと、すべての音が、万遍なく聴こえるすっきり感も。

終楽章は、そこに皆が求める、カッコよさも。
終結部コーダの前、思いのほか長い休止。
そして、思い切り謳歌する大主題は、聴くこちらも思い切り気持ちがいい。
エンディング、じゃじゃじゃじゃぁん!があまりにステキだ。

聴衆のブラボーも半端ない。

あと、オーケストラの明るい音色と、機能性の豊かさ。

ミュンヘンのオーケストラは、みんな巧い。
ヤンソンスの放送響、オペラのペトレンコ、フィルハーモニーのゲルギエフと豪華な顔触れだ。
かつての昔も、クーベリック、サヴァリッシュ、ケンペの3人がミュンヘンにいた黄金時代があったし。

ということで、キリルの方のペトレンコ、あらたな正規音源が待ち遠しいですね。

来年9月には、国立歌劇場と来演して、「タンホイザー」を指揮しますよ。
しかも、タイトルロールは、フォークト。

ということで、お久しぶりのチャイ5でした。

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2016年3月30日 (水)

大好きなオペラ総集編

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桜は足踏みしたけれど、また暖かさが戻って、一気に咲きそう。

まだ寒い時に、芝公園にて撮った1枚。

すてきでしょ。

大好きなオペラ。

3月も終わりなので、一気にまとめにはいります。

Tristan

  ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」

ワーグナーの魔力をたっぷりと含んだ、そう魅惑の媚薬のような音楽。
この作品に、古来多くの作曲家や芸術家たちが魅かれてきたし、いまもそれは同じ。
我が日本でも、トリスタンは多くの人に愛され、近時は、歌手の進化と、オーケストラの技量のアップもあって、全曲が舞台や、コンサート形式にと、多く取り上げられるようになった。

わたくしも、これまで、9度の舞台(演奏会形式も含む)体験があります。

そして、何度も書いたかもしれませんが、初めて買ったオペラのレコードがこのトリスタンなのであります。
レコード店の奥に鎮座していた、ずしりと重いベームの5枚組を手に取って、レジに向かった中学生を、驚きの眼差しでもって迎えた店員さんの顔はいまでも覚えてますよ。

ですから、指揮も歌手も、バイロイトの響きを捉えた、そう右から第1ヴァイオリンが響いてくる素晴らしい録音も、このベーム盤がいまでも、わたくしのナンバーワンなんです。

次に聴いた、カラヤンのうねりと美感が巧みに両立したトリスタンにも魅惑された。
あとは、スッキリしすぎか、カルロスならバイロイトかスカラ座のライブの方が熱いと思わせたクライバー盤。ここでは、コロの素晴らしいトリスタンが残されたことが大きい。
 それと、いまでは、ちょっと胃にもたれるバーンスタイン盤だけど、集中力がすごいのと、ホフマンがいい。
フルトヴェングラーは、世評通りの名盤とは思うが、いまではちょっと辛いところ。

あと、病後来日し、空前絶後の壮絶な演奏を聴かせてくれたアバド。
あの舞台は、生涯忘れることなない。
1幕は前奏曲のみ、ほかの2幕はバラバラながら聴くことができる。
透明感あふれ、明晰な響きに心が解放されるような「アバドのトリスタン」。
いつかは、完全盤が登場して欲しい。

Ring_full_2

  ワーグナー 「ニーベルングの指環」

わたくしの大好きなオペラ、ナンバーワンかもしれない・・・

興にまかせて、こんな画像を作っちゃいました。

オペラ界の大河ドラマとも呼ぶべきこの4部作は、その壮大さもさることながら、時代に応じて、いろんな視点でみることで、さまざまな演出解釈を施すことができるから、常に新しく、革新的でもある。
 そして、長大な音楽は、極めて緻密に書かれているため、演奏解釈の方も、まだまださまざまな可能性を秘めていて、かつては欧米でしか上演・録音されなかったリングが、アジアや南半球からも登場するようになり、世界の潮流ともなった。

まだまだ進化し続けるであろう、そんなリングの演奏史。

でも、わたくしは、古めです。
バイロイトの放送は、シュタインの指揮から入った。

Bohm_ring1

そして、初めて買ってもらったリングは、73年に忽然と出現したベームのバイロイトライブ。
明けても覚めても、日々、このレコードばかり聴いたし、分厚い解説書と対訳に首っ引きだった。
ライブで燃えるベームの熱い指揮と、当時最高の歌手たち。
ニルソンとヴィントガッセンを筆頭に、その歌声たちは、わたくしの脳裏にしっかりと刻み付けられている。
なんといっても、ベームのリングが一番。

そして、ベーム盤と同時に、4部作がセットで発売されたカラヤン盤も大いに気になった。
でも、こちらと、定盤ショルティは、ちょっと遅れて、CD時代になって即買い求めた。
歌手にでこぼこがあるカラヤンより、総合点ではショルティの方が優れているが、それにしても、カラヤンとベルリンフィルの作り上げた精緻で美しい、でも雄弁な演奏は魅力的。

あと、忘れがたいのが、ブーレーズ盤。
シェローの演出があって成り立ったクリアーで、すみずみに光があたり、曖昧さのないラテン的な演奏だった。歌手も、いまや懐かしいな。
 歌手といえば、ルネ・コロのジークフリートが素晴らしい、そしてドレスデンの木質の渋い響きが味わえたヤノフスキ。

舞台で初めて味わったのが日本初演だったベルリン・ドイツ・オペラ公演。
G・フリードリヒのトンネルリングは、実に面白かったし、なんといっても、コロとリゲンツァが聴けたことが、これまた忘れえぬ思い出だ。

舞台ではあと、若杉さんのチクルスと、新国の2度のK・ウォーナー演出。
あと、朝比奈さんのコンサート全部。
みんな、懐かしいな。。。

以下、各国別にまとめてドン。

ドイツ

 モーツァルト   「フィガロ」「ドン・ジョヴァンニ」「コシ・ファン・トゥッテ」「魔笛」

 
 ワーグナー   「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」 「ローエングリン」
           「トリスタンとイゾルデ」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
            「ニーベルングの指環」「パルシファル」

 ダルベール   「低地」

 R・シュトラウス 「ばらの騎士」「ナクソスのアリアドネ」「影のない女」「アラベラ」
            「ダフネ」「ダナエの愛」「カプリッチョ」

 ツェムリンスキー 「フィレンツェの悲劇」 (昔々あるとき、夢見るゾルゲ2作は練習中)

 ベルク      「ヴォツェック」「ルル」

 シュレーカー   「はるかな響き」 「烙印された人々」「宝探し」

 コルンゴルト  「死の都」「ヘリアーネの奇蹟」「カトリーン」

 ブラウンフェルス 「鳥たち」

 レハール    「メリー・ウィドウ」「微笑みの国」

イタリア

 ロッシーニ   「セビリアの理髪師」「チェネレントラ」

 ヴェルディ   「マクベス」「リゴレット」「シモン・ボッカネグラ」「仮面舞踏会」
           「ドン・カルロ」「オテロ」「ファルスタッフ」

 カタラーニ   「ワリー」

 マスカーニ   「イリス」

 レオンカヴァッロ  「パリアッチ」「ラ・ボエーム」

 プッチーニ   「マノン・レスコー」「ラ・ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」「三部作」
           「ラ・ロンディーヌ」「トゥーランドット」

 チレーア    「アドリアーナ・ルクヴルール」

 ジョルダーノ  「アンドレア・シェニエ」「フェドーラ」

 モンテメッツィ 「三王の愛」

 ザンドナーイ  「フランチェスカ・ダ・リミニ」

 アルファーノ  「シラノ・ド・ベルジュラック」「復活」

 レスピーギ   「セミラーナ」「ベルファゴール」「炎」

フランス

 オッフェンバック 「ホフマン物語」

 ビゼー      「カルメン」

 グノー      「ファウスト」

 マスネ      「ウェルテル」

 ドビュッシー   「ペレアスとメリザンド」

イギリス
 

 パーセル   「ダイドーとエネアス」

 スマイス    「難破船掠奪者」

 ディーリアス  「コアンガ」「村のロメオとジュリエット」「フェニモアとゲルダ」

 R・V・ウィリアムズ  「毒の口づけ」「恋するサージョン」「天路歴程」

 バントック   「オマール・ハイヤーム」

 ブリテン    「ピーター・グライムズ」「アルバート・ヘリング」「ビリー・バッド」
          「グロリアーナ」「ねじの回転」「真夏の夜の夢」「カーリュー・リバー」
          「ヴェニスに死す」

ロシア・東欧

 ムソルグスキー 「ボリス・ゴドゥノフ」

 チャイコフスキー 「エフゲニ・オネーギン」「スペードの女王」「イオランタ」

 ラフマニノフ    「アレコ」

 ショスタコーヴィチ 「ムチェンスクのマクベス夫人」「鼻」

 ドヴォルザーク   「ルサルカ」

 ヤナーチェク    「カーチャ・カヴァノヴァ」「イエヌーファ」「死者の家より」
             「利口な女狐の物語」「マクロプロス家のこと」

 バルトーク     「青髭公の城」

以上、ハッキリ言って、偏ってます。

イタリア・ベルカント系はありませんし、バロックも、フランス・ロシアも手薄。

新しい、未知のオペラ、しいては、未知の作曲家にチャレンジし、じっくりと開拓してきた部分もある、わたくしのオペラ道。
そんななかで、お気に入りの作品を見つけたときの喜びといったらありません。

それをブログに残すことによって、より自分の理解も深まるという相乗効果もありました。

そして、CD棚には、まだまだ完全に把握できていない未知オペラがたくさん。

これまで、さんざん聴いてきた、ことに、長大なワーグナー作品たちを、今後もどれだけ聴き続けることができるかと思うと同時に、まだ未開の分野もあるということへの、不安と焦り。
もう若くないから、残された時間も悠久ではない。
さらに、忙しくも不安な日々の連続で、ゆったりのんびりとオペラを楽しむ余裕もなくなっている。
それがまた、焦燥感を呼ぶわけだ。

でも、こうして、総決算のようなことをして、少しはスッキリしましたよ。

リングをいろんな演奏でツマミ聴きしながら。。。。
 

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2016年3月13日 (日)

チャイコフスキー 交響曲第1番「冬の日の幻想」 秋山和慶指揮

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春は一進一退。

首都圏では、春めいたかと思うと、凍えるような寒さがやってきて、体温調節はなはだ難しく、体調もイマイチ。
おまけに、花粉が鼻をくすぐり、ワタクシは、くしゃみと鼻水、そして眼の痒みに苦しみ中。

以前、冬の北海道、大沼を訪れたときの冬の氷に閉ざされた光景。
夏にも行ったことがありますが、緑と青の、それはまた美しい風景でした。

北国の風物は、ドラマティックなほどに、濃淡が美しい。
それは、厳しくもあり、そして美しい。

そして、まだ寒い日が続くなか、チャイコフスキーを聴きます。

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   チャイコフスキー 交響曲第1番 ト短調 「冬の日の幻想」 op13

       秋山 和慶 指揮 札幌交響楽団

                   (1990.9 @オーチャードホール)


5番は、普通に別格として、わたくしは、1番が大好き。
もう何度も、ブログで取り上げてます。

メランコリックで、あふれる北国のファンタジー。
眼を閉じれば、窓の外は、雪の降りしきる白樺の林と、暖かい暖炉。
そんなイメージを感じる。

以前の記事から、われながらよく書けているので再褐。

<1楽章冒頭のファゴットとフルートによる詩的でクールなスノー・サウンド。

あまりに素敵な2楽章は、オーボエの連綿たるメロディが雪に埋もれ、ずっと先まで真っ白なロシアの大地をロマンティックなまでに思わせる素敵なもので、その後の展開はあまりに美しく、かの地の抜けるように白い肌の女性の微笑みみたい。

 で、スケルツォになると、中間部の歌謡性に富んだ場面が無情に素晴らしい。
いつまでも、どこまでも浸っていたい甘さを備えたワルツ調のメロディにメロメロ。

そして決然と、かつ民族調の終楽章。
「小さな花よ」というロシア民謡からそのメロディが取られた序奏とその主題。
繰り返しのファンファーレが重奏してゆく、ややくどい展開ですが、その興奮はいやでも高まり、最後は、後期の完璧なフィナーレ感とは遠いですが、健康的なまでの壮麗なエンディングを迎えるのです。>

このステキな交響曲を札響で聴く喜び。

なにも北のオケだからご当地ものと言うワケじゃありませんが、やはり、北海道の自然や風物は、ロシアや北欧、北ヨーロッパの空気や雰囲気に似通ってます。
短い春と夏は、圧倒的に美しいし、暗い秋も憂愁に富んでる。
そして、長い冬は白と銀色の世界に閉ざされるけれど、人々は寡黙ながらも、冬を過ごす術と力強さに満ちている。

そんな北国に住まう奏者たちが奏でる音楽は、ロシアや北欧のオーケストラの澄んだ響きと力強さと相通じつつ、日本人らしいきめ細やかな繊細さも有している。
 東京のホールでのライブ録音だけど、そんな音をこの「冬の日の幻想」に感じることができました。
思いこみが強すぎるかしら・・・・。

88年から10年間、岩城宏之さんの後を受けて札響を率いた秋山和慶さん。
的確さと、ツボを抑えた危なげない指揮ぶりは、ムーディに流れがちなこの交響曲を、シンフォニーとしての構成をしっかり備えた音楽として鮮やかに再現してます。
旋律の歌わせ方も過剰にならずに、でも思い通りにやってくれちゃうし、盛りあげのうまさもばっちり。さすがと思います。

春はそこまで・・・

過去記事

 「マリナー&アカデミー」

 「メータ&ロサンゼルスフィル」

 
「ハイティンク&コンセルトヘボウ」

 
「T・トーマス&ボストン」 

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2015年8月 6日 (木)

チャイコフスキー 交響曲第5番 ドゥダメル指揮

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暑い暑い8月の夏の小便小僧。

今月は、完全夏装備の秀作でした。

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褐色の肌もさらしてますね。

この姿を拝見して、うだる暑さも、ちょっと和らぎましたよ。

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  チャイコフスキー  交響曲第5番 ホ短調

    グスターヴォ・ドゥダメル指揮 ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団

                      (2008.1 @カラカス)


今月の月イチは、チャイ5。

熱~い演奏で。

もうみなさまご存知の、中南米は、ベネズエラが誇るオーケストラと、そのオーケストラとともに育った指揮者による演奏。
その指揮者、ドゥダメル君は、あれよあれよという間に、齢34歳にして、ベルリンフィルの首席指揮者候補にもなってしまった、ありあまる才能の持ち主。

欧米の専売特許だった、西洋音楽たるクラシック音楽の演奏の裾野が、全世界に、しかも均一なほど、高度な演奏技量を伴い広まった。
21世紀になってから、ますます痛感した感覚です。

その最たるものが、ベネズエラのこの指揮者とオーケストラ。

1821年に、スペインから独立したベネズエラは、その後も幾多の変遷を経て、いまに至るまで、政情も不安定な国なのですが、その経済を支えてきたのが、OPECにも加盟し、産油国として原油輸出国であったこと。
 しかし、豊かな富は、ごく一部に限定され、貧困層を多く抱える構造的な問題を常に抱える国でもありました。
 しかし、その貧困層の児童たちに、楽器を持たせて、「エル・システマ」という音楽教育プログラムを実践し、多くの音楽家とユース・オーケストラを国家基金のもと、生まれることとなりました。
この1975年から始まったシステムが生み出したコンビが、ドゥダメル&シモン・ボリバルですな。

「シモン・ボリバル」は、19世紀、ベネズエラを始め、ボリビアやペルーなどの中南米5カ国の独立を導いた英雄の名前、そのものです。

その彼らが、初来日したのが、2008年12月で、わたくしは、NHKのテレビ放送を観劇しましたが、舞台にはち切れんばかりの、超大編成にもかかわらず、その完璧なまでのアンサンブルの精度の高さは、アクロバティックでありながらスポーツ的な快感をも与える、そんな演奏ぶり。
さらにスペイン語が言語であるラテン系の典型、喜怒哀楽をまともに感じさせる音色と演奏姿は、後半に進むにつれ、見ていて、クラシックのコンサートが、お祭りのようなワッショイ大会に変貌してしまう、そんな熱いものでした。
 その時の曲目は、「ダフ・クロ」と「チャイ5」なのでした。
そして、熱狂的なアンコールは、youtubeなどでも、見ることができると思いますので、体験してみてください。

この来日公演より11ヶ月前の本拠地でのライブが、今日の音盤。

来日公演を保存してありましたので、聴き比べましたが、全体の流れは、ほぼ同じ。
でも、情熱の塊的な、もの凄さは、来日公演の方に強く感じます。
それでも、DG盤でも、終楽章のド迫力と、血沸き肉躍る熱き演奏には興奮できます。
そして、第2楽章のこれでもかというばかりの思い入れの込め方。
テンポを結構、揺らしますが、あざとさは感じさせず、ナチュラルなのは、ドゥダメルの才能でありましょう。
 音楽の楽しさを、聴く側以上に、演奏する側が享受しているという、あまりに好ましい典型であります。

ドゥダメルは、この後、エーテボリ響や、ロサンゼルフィルの音楽監督となり、ベネズエラを出て、世界的な指揮者として引っ張りだことなりましたが、ことに、ロスフィルとの相性は抜群のようで、ウィーンやベルリンよりも、のびのびとして感じます。

一方、シモン・ボリバルは、多忙となったドゥダメル君が、今後も、このオケを率いることができるかが鍵だし、ポスト・ドゥダメルが問題となるでしょう。

しかし、それ以上に気がかりなのが、ベネズエラという国自体の存在。

原油価格の暴落で、まともに影響を受け、国内は慢性的なインフレ。
音楽は、心を救い、満たすことはできるが、物理的な豊かさは、どうなるのだろう。
1999年に誕生した、チャベス大統領政権が、まさに独裁政権として、反米路線を敷いて国を率いてきたが、そのチャベスも2013年に死亡し、いまは暫定的な政権のもとにあります。
 さらに、反米という絆で結ばれたカリブのキューバが、アメリカと国交回復して急接近。
まさに、梯子を外されてしまったベネズエラに、さらに、急接近する中国。
もともと反米だから、IMFからの借款をできない故、その中国からは、4.5兆もの借款を受けていて、ベネズエラのデフォルト説もあります。
その中国自体も、どうなるかわからない状況。
世界経済と政治の火種は、ベネズエラにもあるんですね。

そんな状況下の若者たちのオーケストラは、どうなるんでしょう。
ドゥダメルも、その立場上、やむないことでしょうが、独裁政権との強い関係もときに批判を受けたりしているようで、なんだか、とっても寂しい思いです・・・・。

そんなこんなを、チャイコフスキーを聴きながら、思ったりもした、暑い夜でした。。。。

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2015年6月10日 (水)

チャイコフスキー 交響曲第5番 小泉和裕指揮

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6月の小便小僧は、これまた、お約束の雨ルック。

梅雨入りして、すぐの中休み。

日が出ると、雨合羽も蒸し暑そうね。

でも、小便水が涼しげだったり・・・

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はい、うしろ。

レインシューズ、かわいいね。

左右の山手線、京浜東北線、うまく撮れましたよ!

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   チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調 op64

     小泉 和裕 指揮 ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団

                       (1988.2.27@ロンドン)


月イチ、今月は、チャイ5の番です。

幻想に、チャイ5、いつ聴いても楽しい。

オーケストラ好きなら、当然のことかもですが、ともに、昔から大好きだった。

ポケットスコアも買って、一生懸命に聴いたし、唯一演奏できたフルートを、レコードに合わせて、むちゃくちゃになりながら吹いたし、指揮の、ものまねなんかも、まんま、カラヤンやアバドしましたよ(笑)

そのスコアは、まだあるけれど、チャイ5は、昭和48年の版で、たったの350円ですよ。

ちょうど、そんな頃、小泉和裕さんが、カラヤン指揮者コンクールで1位を取る快挙を成し遂げました。

1973年のこと。
課題曲は、たしか、「トリスタンとイゾルデ」だったかな?
それとも、優勝後、すぐさま招かれてベルリン・フィルを指揮したときが、トリスタンだったかな?
飯守泰次郎さんが、バイロイトで副指揮者として活躍していたのもその頃で、N響に招かれて指揮したのも、やはりトリスタンで、ごっちゃになってるかも・・・・

で、1974年、今度は、夏のザルツブルク音楽祭に登場して、小泉さんは、ウィーンフィルを指揮することとなりました。
カラヤンとベームという大巨匠に、アバドやメータが常連、そして、ムーティやレヴァインが同時期に登場し始めた頃。
残念ながら、小泉さんの登場は、この年だけでしたが、翌年からバーンスタインや、小澤さんが登場したものと記憶します。

そして、ウィーンフィルとの、そのプログラムは、ハイドンの92番「オックスフォード」と、チャイコフスキーの5番なのでした。
演奏は、概ね好意的に迎えられ、その年の暮れには、NHKFMでも放送され、わたくしも、この耳で聴くことができました。
ハイドンはともかく、チャイコフスキーでは、決して、この曲を、当時まだそんなに演奏しなれていなかったウィーンフィルを、慎重ながらも、うまくリードして堅実に仕上げていたものと思いました。
当然に、カセットテープに録音しましたが、のちに、そのテープも上書きしてしまい、いまや残念極まりないことにございます。

その後の、小泉さんの活躍と、内外のポストに関しては、ここに記すまでもないですね。

14年後、ロイヤル・フィルを指揮して、お得意のチャイコフスキーの後期交響曲を録音しました。

当時、国内では、クラウンかどこかから出ましたが、いま聴く、このRPOレーベルの1枚は、驚くことに、楽章ごとのトラックがなくって、1曲まるまるなんですよ。
48分27秒。
ジャケットには、楽章ごとのトラック表示がありますが、わたしの装置では、トラックを読みとりませんでした。
このレーベル、以前も、マーラーの5番を、プレヴィン指揮と表示していて、実は、井上道義の指揮だった、とか、非常に信頼が薄いのよ。
ロイヤルなのに、いかんでしょ。

で、この演奏、録音場所が教会ということもあって、響きが過多で、高音が少しキンキンします。そして厚みが、ちょっと薄くって、その点で、演奏の良さが減点されてしまいます。

小泉さんらしく、手堅く、かっちりした構成を感じさせつつ、各所に目配りの行き届いた、安心安全の演奏。
ロイヤルフィルも、きっと演奏しやすかったのでは。
そして、手馴れた曲らしく、お馴染みの各フレーズを、とても念入りに歌わせていて、すみずみまで、丁寧な歌い回しです。
ひとつとして、気の抜けた音がしてないのも、演奏会で聴く小泉さんと同じ。
 しかし、オーケストラが、ニュートラルにすぎるものだから、個性の表出という点では、ちょっと薄いかもしれません。
もっと、分厚く鳴らしてもいい場所があるし、テンポも、もう少しいじってもよかった場面もあります。

そんななかで、2楽章が実にステキですよ。
カラヤンのように、聴かせまくりの、お化粧しまくりの美人タイプじゃなくって、スッピンでも、この曲は、こんなにキレイで、美しいの、という典型の演奏。
指揮者とオケが、音楽に感じ入りながら無心で取り組んだ、音楽の良さだけを感じさせるものに思います。

終楽章は、もっと盛り上がってもいい。
でも、堂々としてないとこ、こけおどしにならないところがいい。
そして、エンディングはカラヤンに似てる。

小泉さんには、川瀬さんが、この前やったばっかりですが、神奈川フィルで、ここ数年のうちにやって欲しいな。
わたくしにとっても、思い出に残る、チャイ5を、横浜の地で、是非、成し遂げて欲しいです。

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2015年4月15日 (水)

チャイコフスキー 交響曲第4番 セル指揮

Tokyo_tower_1

この青空、うららかな日差し、そして、もちろん桜の花。

桜はともかく、みんなどこへ行ってしまったの?

寒さと、雨模様。春の天気に三日の晴れなし、どころか、全然ないじゃんね。

そんな春を思いつつ、2月から、ずっと、心に引っかかってた曲を。

Szell

   チャイコフスキー  交響曲第4番 ヘ短調 op36

     ジョージ・セル指揮 ロンドン交響楽団

                 (1962.9 @ロンドン、ワルサムストウ)


そう、2月の神奈川フィルの定期演奏会のメイン、チャイコフスキーの交響曲第2番のあと、指揮者の川瀬さんが選んだアンコールが、同じチャイコフスキーの4番の第3楽章だったのでした。

ピチカートで、お洒落に3楽章を閉じたあと、こちらの耳は、おのずと、ダーンダッダ、じゃかじゃかじゃか・・・と豪勢なフィナーレを続けて求めていたのです。
そんな寸止めのような罪なことをなさる、川瀬さんには、いつかちゃんと4番も含めて、全交響曲をやっていただきたいものです(笑)

そして、なんだか、ようやく聴きましたよ、4番を全曲。
それもずいぶんと久しぶりに聴いたような気がします。
5番の月イチシリーズをやってるもんだから、とんとご無沙汰でしたよ。

いつか、ランキングをやりますが、チャイコフスキーの交響曲では、5番が一番好きで、それに次ぐのが、1番だったりで、賑々しいイメージの4番は、昨今、食傷ぎみ。
そんな今は、ジョージ・セルの割りきったような、スカッとした4番がいい。
もちろん、歌心にあふれた新旧アバドや、勢いのある小澤旧盤も好きですよ。

1970年春、万博の年に来日したセル&クリーヴランドは、当時、小学生でしたが、テレビで見て、その独特の正確な指揮ぶりと、なんといっても、初めて聴いたシベリウスの2番に大感激でした。
 帰国後まもなくして亡くなってしまったセル。
CBSソニーから大量で出ていた、セル&クリーヴランドのレコードは、その後の中学生の自分には、おいそれと買えるわけもなく、音のカタログと称するほんのさわりを集めたレコードでもって、そのセルの演奏や、ワルター、バーンスタイン、オーマンディといった指揮者と彼らの手兵の演奏を選んでは、何度も何度も聴いたものでした。
ここで養われた、それらの演奏のイメージは、いまに至るまで変わりません。

セルの死から間もない、73年に、ロンドンレーベルから、突然あらわれたのが、今日の音盤です。
62年の録音から、11年後の日本発売。
しかも、CBSじゃないし、ロンドンのオーケストラだしで、当時は、結構、話題になりました。
セルの遺産とか言って、レコ芸の裏表紙のカラー広告も打たれてましたね。

FMでもさんざん放送されて、録音して楽しんでましたが、本格的に聴いたのは、CD化以降。
当時は、とても録音がいいと思ってましたが、鮮明ながらも、音に若干の濁りがあって年代を感じさせます。
ちゃんとしたマスタリングをもう一度施せば、また一皮むけるかも。

 しかし、演奏は、そんなことしなくても鮮度はバッチリですよ。

終始、早めのテンポ運びで、まだ65歳だったセルは、気合充分。
ときおり、指揮台の上で、ドタドタと足を踏みならす音もしっかり聴こえる。
ズバッと切り捨てるような感覚も受けますが、よく聴くと、各フレーズを、主旋律以外も、じつによく大切に扱っていて、一音たりとも、無駄な音がなく感じる。
こうして、誠実でありながら、超・熱のこもった演奏は、1楽章のコーダと、終楽章のフィナーレの熱狂も聴き手を興奮させずにはおきません。

1楽章の歌うような第2主題や、2楽章のメランコリーな雰囲気、3楽章の克明さ、などなど、聴きどころ満載です。

オーケストラ、ことに金管がうまくて、ブリリアント。
まさにLSO。
当時は、モントゥーの時代で、ケルテスが次期指揮者としても活躍中だったLSO。
そのケルテスは、セルのあと、ブーレーズが補佐し、次の音楽監督として、クリーヴランドに就く予定だった。
イスラエルで、遊泳中、亡くなってしまう悲劇が起きたことも、忘れえぬ出来事でした。
いろんな符合がありますね。
ケルテスもハンガリー系だし、のちのドホナーニもハンガリー。
いまの長期政権W=メストはオーストリアですが、かつてのハンガリーも含んだハプスブルク系・・・。

そんなこんなを、妄想しつつ、チャイコフスキーの4番を3度聴き、いま、華々しく終楽章が散りました!

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2015年4月 1日 (水)

チャイコフスキー 交響曲第5番 カヒッゼ指揮

Hamamatsucho201504_a

4月の小便小僧さんは、ほれ、ごらんのとおり、桜を背負った新入生。

天気のいい日でしたので、まさに、ぴっかぴか。

Hamamatsucho201504_b

特製、小便小僧クンバージョンのランドセルも、カワイイ。

日本は、年度替りで、なにかと、新鮮なムードですが、海外、ことに欧米は、今年は、今時分が、イースターで、ロングバケーションをとるご家族も多く、都内は、欧米系の子供連れの家族がたくさん見受けられます。

ともあれ、新入生さん、新入社員さん、新人さん、すべての皆さんの、ご活躍、ご健勝を、お祈りいたします!

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  チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調

    ヤンスク・カヒッゼ指揮 トリビシ交響楽団

                  (1999.12 @トリビシ)


今月の月イチは、チャイ5で。

それも、謎の指揮者、謎のオケで。

 この指揮者、このオケ、そして、レーベルは、MAZUR MEDEIAというもので、いまは、いずれも、まったく機能してなくて、散発的に復刻されてはいますが、かつては、秋葉原あたりのソフマップとか、こちらも、いまや、クラシックCDを購入するに、まったく相応しくない店で売られていて、ワタクシも興味シンシンで、いくつか購入したものでございます。

ナヌーイとか、リューブリアーナ響とか、さらに怪しげな組み合わせよりは、数等に、まっとうな演奏と録音のメンバーですよ。

 いや、むしろ、変なオケを聴くより、ずっとうまいし、妙に味わいがある。

カヒッゼ先生は、1936年生まれの2002年没の、グルジア出身のソ連邦時代の指揮者で、トリビシ響は、彼の出身国の首都で、彼が造り上げたローカル・オーケストラであります。
いまでは、活動していないそうですが、ともかく、遠い日本で聴く、異世界のオーケストラは、面白いものです。

ソ連人として、活躍していたカヒッゼさんは、みずから、グルジア響を創設し、その指揮者となり、同時に当地の歌劇場も統括し、ソ連邦の一員として、グルジア地区に文化貢献しました。

 ソ連崩壊後、1991年に独立したグルジアは、そのすぐあとの、ゴルバチョフの右腕的存在であった、同地出身のシュワルナゼが大統領となり、西側の国として、脱ロシア、親EUに根差した国となってます。
 その立地上、ロシア、トルコ、アルメリアなどに囲まれ、かつ、黒海に面することから、ワインの産地であったりと、とても複雑な国情に変わりはないようですが。

 だから、カヒッゼ先生も、トリビシ響も、そんな背景を得て、ロシア的な重厚さや、威圧感、
右に倣え的な統率感は、かなり少なめで、不思議な明るさと、明快さ、そして、おおざっぱな雑加減が、いい感じに作用している感じが、妙に新鮮なのです。

大国に飲みこまれてしまった、近隣諸国の個性は、おいそれとは回復できませんし、へたすれば、飲まれてしまったゆえの、その個性も本来、弱かったのかもしれません。

 音楽を聴きながら、その各国の事情や、歴史背景をあれこれ探るのも、これまた、音楽を聴く楽しみです。

 さて、ソ連時代から、独立国までを、駆け抜けたカヒッゼさんのチャイ5。

熱すぎず、寒すぎず、かといって、凡庸でもなく、不思議な味わいのある演奏です。

1楽章は、陰影ありすぎのクラリネットの開始に、ちょっと揺れる感じの他の木管に、おおっと思いつつも、意外とストレートに進行する流れ。
緩急は、この楽章をはじめ、かなりついてまして、気が抜けない。

2楽章は、思いのほか、ストレートな解釈。
録音のせいか、風呂場から聴こえるようなホルンに、妙に感心しつつ、やりすぎ感も漂う吹き方で、その印象は、のちの展開にも継続。
しかし、それらも、中途半端で、もっとやるなりゃ、やりゃぁいいのに・・・・って感じ。
オケは、でも、うまいぞ!

3楽章は、可も不可もなし。
思いのほか、なめらかな展開じゃん。

4楽章、激しいティンパニの殴打。
克明な展開ながら、一音一音を、丁寧にあつかっていて、突っ走る感は少なく、どしどしと進行。
でも、ロシア的な、おらおら感や、壮大な大地感はなくって、サバサバ感が優先。
このあたりも、不思議な感覚で、とりとめないままに、曲は進行して、終わってしまう。

個々には、オモシロおかし的な場面が随所に噴出しつつ、全体の流れが作れず、これといった印象を、聴き手に与えることができない、そんな典型の演奏。

 しかし、再度ですが、そんな国の、そんな指揮者の演奏なのですが、そこに、歴史と、いろんな背景があるんです!

それが、おもしろい♪

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2015年3月 4日 (水)

神奈川フィルハーモニー県民ホールシリーズ第3回定期演奏会 川瀬賢太郎 指揮

Kaikouhiroba

県民ホールでの演奏会の前に、ちょっと手前に回り込んで、開港広場から、みなとみらい方面をパチリ。

この日は、時間があったから、関内駅から、伊勢佐木町をふらつき、馬車道、かつて会社の支店のあった相生町あたり経由で、ハマスタで祈願し、県庁を仰ぎみての日本大通り、山下公園からの、県民ホール。

途中、県庁も横切りましたが、ここは、小学生時代、県民学習遠足かなにかで来ましたね。
大きな会議場や、屋上からの港の眺めを、いまでも覚えてます。
長洲知事の時代でした。

「やきとり」の看板の誘惑に、何度も負けそうになりつつ、「あっ、今日はチャイコだ!」と胸に念じつつ、魅惑の街並みを散策。

一直線でホールに行く「みなとみらい」にくらべ、県民ホールは、このように、アプローチの仕方が、多様にあって、ちょっと遠いけど、とても楽しい。
 「音楽堂」もそうですが、なんたって、四季おりおりの横浜が楽しめる立地ですからね。

神奈川フィルの魅力が、こうして、いろいろ楽しめる。
都内のオーケストラには、絶対にない高付加価値ですね!

みんな、来てよ! 横浜に、神奈川フィルを聴きにsign01

そして、3月3日の定期演奏会。

Kanaphill201503

   チャイコフスキー  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

         Vn:郷古 廉    

               交響曲第5番 ホ短調

      川瀬 賢太郎 指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

         ~アンコール~

   バッハ        無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 第2楽章

    チャイコフスキー  交響曲第4番 第3楽章

                   (2015.3.3 @神奈川県民ホール)


オール・チャイコフスキー。

2週間前の2番の交響曲「小ロシア」から、しっかりリンクしてて、われわれ聴き手は、川瀬&神奈川フィルの描き出すチャイコフスキーを、すっかり、耳にしみ込ませることとなるのでした。

この日の、2日前、ミューザでも、同じ演目が取り上げられました。

 まずは、今年21歳の郷古さんの弾く協奏曲。

いやはや、とんでもなく、感服しましたぞ。

この聴き古された名曲、へたすりゃ通俗名曲とも言われかねないヴァイオリンの定番協奏曲を、ここまで、堂々と、王道ゆく演奏してしまう若者とは!
 コンサートの前座、楽しみは後半、などと、不詳思ってた自分を恥じました。

なみなみと豊かに、ほんの一丁のヴァイオリンが、この大きなホールを、その音で満たしてしまう。
艶もありつつ、一音たりともブレがなく、しっかり地に付いた音を、名器ストラディバリからすんなりと引きだしてる。
その滔々たる豊穣な音色に、聴き惚れつつも、若さに似合わず、音楽の核心へと果敢に切り込んでゆく強さも感じました。
 自分の息子と同じような世代が、このような豊かな表現能力を、巧まずして兼ね備えつつ、技巧の限りを楽々と尽すとは・・・・・。

川瀬さんの指揮する、繊細かつ、大胆に盛りあげる神奈フィルは、若い郷古さんとの息もぴったり。
 

若さならではのフレッシュさと、年に似合わぬ求道的な姿勢。

この難しい両立を成し遂げていたかに感じた郷古さん。
歳を経て、いろいろな人生作用が、いかに彼にどんな風に及ぼすか、そういう意味でも、興味深いです。

バッハのアンコールでは、思わず、落涙したくなるような感銘を受けました・・・・

 さぁ、チャイ5。

大好きこの曲。

自分の血肉と化した、この曲を神奈川フィルで聴くよろこびといったら、ありません。

かつて聴いた、現田さんの指揮では、ロシアのメランコリックな憂愁と、爆発的な解放感とが、たくみに融合された、オペラティックな輝かしい演奏だった。

そして、今回の若きマエストロ、川瀬さんのチャイ5は、若さならではの閃きが随所に、そう、彼が感じたまんまのフレッシュな感性そのままに、曲中いたるところに表出していたのを感じとることができたのも、最愛のこの曲ゆえだからでしょうか。

終わってみたら、全曲は、約52分。
この作品にしたら、長いです。
1楽章と2楽章で、34分ぐらい。

そう、この前半のふたつの楽章に、思い入れを込めて、各フレーズのタテヨコを、とても丁寧に歌いあげていった結果です。
 冒頭の暗い運命の動機からして、わたくしの聴く音源たちからすると、少しゆったりで。
そのあと、テンポをあげつつ、全オーケストラにひろがって行くサマは、もう、聴いていて、わくわくしましたし、気持ちが大いに盛り上がりました。
 

 2楽章の抒情とロマンが、すっかり身にしみるようになりました。
でも、泣き節は、もう困るから、明るく伸びやかな歌い回しが好き。
今宵は、ホルンの美加ちゃんが、あの息の長い旋律をがんばりました。
ブリリアントでした、オケの音色の公約数をちゃんと引き継いで、かなフィルのホルンの音色を、しっかり出していたと思います。
 先輩たちに暖かくフォローされ、実加ちゃん、神奈フィルの顔を引き継いでますね!

チャイコフスキーは、管のソロが多いから、それぞれみなさんを知りつつ応援していると、わくわくと、どきどきの連続ですよ。

この日は、いつものように、みんな素敵だった。

そして、思いきりに歌いまくる弦楽器のみなさん。
いつもお馴染みの方々が、この素晴らしい曲に打ち込んで、全霊を込めて演奏している姿を、見つつ、音楽の感興を高めてゆくのも、ライブ演奏会ならではです。

1・2楽章を、アタッカでつなげて、より、抒情と幻想味を引き出した川瀬さん。

3楽章は滑らかにスムージーに、でも、こだわりの歌も、ちょいちょい引きだして新鮮。

そして、4楽章は、キリリと、疾走感もまじえて、ずばずばとした音楽造り。

構成的に、いびつな、チャイコフスキーの交響曲の常で、終わってしまうと、華々しい終楽章のなかに、前半を忘れてしまうことが多々。

そんな聴き手の反省に応えてくれたかのような、前半志向の表現力豊かなチャイ5。

めちゃくちゃ、おもしろかったし、これなら、音源として、繰り返し視聴に耐えうる精度も持ち備えた演奏だと思いました。

 協奏曲も、交響曲も、大きな拍手でしたし、各種ブラボーも盛大な夜でした。

ナイスな、アンコールがあるのも、特別演奏会がセットになっている今回の定期ゆえ。

つなぎで、4番のフィナーレも聴きたくなるという、渇望さえも呼ぶ、オール・チャイコフスキー・コンサートでした!

 川瀬さんは、チャイコがいいぞnote

まいどのことで、すいません。

興奮やまず、喉も渇き、飲みましたぞ。

Toritetsu_1 Toritetsu_2

雨がパラパラの状況もあり、駅近で・・・

みなさん、おつかれさまでしたnote

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2015年2月21日 (土)

神奈川フィルハーモニー第306回定期演奏会  川瀬賢太郎 指揮

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みなとみらい定期の定点観測。

思えば、この観覧車の原型が、いま立って写真を撮っているクイーンズスクエアの場所に出来たのが横浜博覧会「YES89」のとき。

1989年、その年に、わたくしは、結婚いたしまして、博覧会に遊びにきましたね。
そして、その年は、世界的にもいろんなことがあった。
1月には、昭和天皇が崩御され、平成が始まり、私が初ヨーロッパ旅行から帰ってきたら、消費税が施行されていて、オウムによる事件や凄惨な出来事が発生。
そして、天安門事件、ベルリンの壁崩壊もこの年。

なんか、すごい年だった。

その年、5歳の少年が、いま若きマエストロとなって、わたくしをこのところ楽しませてくれてます。

Kanaphill201502

  ヒンデミット     ウェーバーの主題による交響的変容

  ウェーバー     クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調

           クラリネット:アンドレアス・オッテンザマー

  レオー・ヴァイネル 2つの楽章より 第2曲「Barndance」~アンコール

  チャイコフスキー  交響曲第2番 ハ短調 「小ロシア」

     川瀬 賢太郎 指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

                     (2015.2.20 @みなとみらいホール)


先週の音楽堂のリゲティ&ハイドンに次いで、本拠地みなとみらいでの定期も、ご覧のとおり、ユニークなプログラムです。

音源はそれぞれあふれるほど持ってるけれど、いずれの曲も、コンサートで聴くことは、お初でありました。
そして、いずれの曲も、ライブで聴くことの面白さを満喫。

フルオケ大迫力のヒンデミット、マイルドでその息使いまでが聴こえるクラリネットソロ、手に汗握る怒涛のチャイコフスキー。

①この日は、NHKの放送で、カメラが随所に陣取り、いつもと違った雰囲気だし、指揮者もオーケストラも気合の入り方が違う。
 一曲目、ヒンデミットの力強い出だしからして、おっ、今日はよく鳴ってるな、と思いました。

 第1部 アレグロ 「4手のための8つの小品」第4曲
 第2部 トゥーランドット・スケルツォ 劇音楽「トゥーランドット」
 第3部 アンダンティーノ 「4手ピアノのための6つの小品」第2曲
 第4部 「4手のための8つの小品」第7曲

交響曲のような容姿を保ったウェーバー作品をテーマにした自在な作品。
ふだんは気難しい音楽のヒンデミットでも、この曲は、親しみやすく賑やかなものですから、とかく表面的になりがち。
 この日の演奏は、オケをよく鳴らしながらも、濃淡をしっかりつけて、第3部の緩徐楽章的な場面を、とてもしっとりと響かせて、その前後の威勢のいい部分との対比をしっかりと際立たせてくれました。
シニカルなパロディともとれるのも、この作品のまた違った一面。
 ことに、神奈川フィルの誇る、打楽器陣が勢ぞろいして、目にも耳にも楽しめた第2楽章はとりわけ面白かった。
 ソロとアンサンブル、双方が引き立つように巧みに書かれているのも、多彩なヒンデミット
ならではで、各奏者さんを、あっち向いたり、こっちむいたりしながら、きょろきょろ堪能。
 そして、チョーかっこいい第4部は、マーラーをも思わせる行進曲調で、のりのり。
川瀬さん、よく見ると、髪型変わった?
その若い後ろ姿が、縦横無尽に、躍動する姿は、日に日に、頼もしく思えてきました。
曲のジャジャジャじゃん、という終結に、ささやかながらブラボー献上しましたよ。

次いで、ベルリンフィルの首席奏者であります、オッテンザマーさんのウェーバー。
この曲は、まるでさながら、オペラです。
オペラ作曲家ウェーバーの本領を、この日の演奏ほど感じたことはありません。
全曲にわたって、よどみなく、しなやかに響きまくるオッテンザマーさんのクラリネットに、ホールを埋めたすべての聴衆の耳が釘付けになりました。
 おまけに、背が高く、すらっとしたイケメンさん。
困ったもので、完璧すぎて、非のうちどころがありません。
強いていえば、その完璧さが、唯一の不満かしら(笑)

少しシリアスに、情熱的なアリアのような第1楽章で、一気に引き込まれ、仲のいい、お友達という指揮者の川瀬さんの合いの手も素晴らしく、オケは切実な演奏。
 そして、ロマンティックなドイツの深い森から響いてくるような、繊細かつ濃密な第2楽章。
ほんとに素晴らしかった。
「魔弾の射手」のアガーテのアリアみたいだった。
そして、ホルン3本が、あまりに素敵でしたよ。
 オペラの幸せなフィナーレは、明朗快活で、生き生きとした表情が、聴く側をも幸せにしてくれました。

 大きな拍手に応えて、弦楽を従えてのアンコールは、ハンガリアンダンス調の、イケイケ音楽。
いぇーーい♪
鮮やかなエンディングが見事に決まって、ハイタッチをする若者ふたりに、歓声は鳴りやみませんでした。

あとで聞いた話ですが、なんでも、熱っぽくて体調がイマイチだったというオッテンザマーさん。
プロ魂に脱帽です。

大好きチャイコフスキー、と言ってしまおう。
2番は、新旧アバドの演奏が大好きで、抒情と弾むリズム、そして歌がこの作品の身上と思います。

そんな思いに、しっかりと応えてくれました。

冒頭のウクライナ民謡。実加さん、ツヤのあるホルンで危なげなくスタート、そしてズッキーさんのファゴットに橋渡しされ、今の神奈川フィルの若い世代が、このオーケストラの新しい顔になりつつあることを確認。古山さんのオーボエもいつもながら、優しい音色です。

オーケストラにだんだんと力がこもり、盛り上がってゆくさまを俯瞰するのも楽しいし、川瀬さんの踊るような指揮も微笑ましい。
 わたしの好きなヶ所は、弦が克明なまでに刻む第2主題が展開する場面。
ここで、川瀬さんは、思いきり掘り下げるような指揮ぶりでしたが、わたくしの趣味では、もっとテンポをあげた方が好きかも。

緩徐楽章とも呼べないチャーミングな行進曲2楽章は、斉藤さんのクラリネットが素敵なもので、チャイコフスキー独特の節回しも楽しみました。
江川さんの憂愁のフルートもステキすぎ。
しみじみ、いい曲だよなぁ~と思わせてくれましたね。

そして、バレエのひと場面のような3楽章、中間部の木管の活躍も可愛い。
でもって、大爆発のラストは、弦の激しいまでのダウンによる刻みが、見ていて、「チャイコフスキーのばか」って思えるほどに、情け容赦なく過酷。
おおどころで、よく腰を浮かせてジャンプする、石田コンマスも、腰を浮かせる余裕もヒマもない。
ともかく激しい。楽員さんに、心からお疲れさまを申し上げました。
 でも、聴いてる方は、ドキドキしながらも気楽なもんですが、ほんとに手に汗の終楽章でした。
くどいくらいのエンディングに突入前の大見さんのピッコロ最高で、ワクワク大作戦の開始に相応しかった。
あとはもう、怒涛の全力全開全速力で、こっちも首が動いちまう。
 この日、2発目のブラボーをお見舞いしましたぞ!

繰り返します、ベタですが、チャイコフスキー大好き。

若い神奈川フィルの新しい顔ぶれと、以前からお馴染みのベテランのみなさん。
そして、それを率いる若いマエストロ。
いい感じになってきましたup

次回は、5番だぜnote

楽しみで、いまから吐きそう~

Seiryumon

興奮で火照った喉と、気合を込めすぎて空きすぎたお腹を、みんなで満たしました。

お疲れのところ楽員さんにもいらしていただき、いつものように、楽しく、和やかな時間を過ごすことができました。

みなさま、お疲れ様でした。



今回のNHKのテレビ放送は、3月29日のEテレです。

全国のみなさま、神奈川フィルのいまをご確認ください

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