札幌 ②
大通り公園、テレビ塔下の雪祭りの会場跡のツリー。雪のツリーは美しい。
規模から言えば「すすきの」は日本一かもしれない。(店の多さと充満度から言えば「なんば・心斎橋」か) ここは、人々を解放的にするが、冬は酔った観光客や地元人までがツルツルの道で、コロコロ転がっていて恐ろしい。
骨折した人を何人も知っている。皆酔っ払いだった。
しかし、そんなことを気にしていては酒は飲めない!
地元人に連れられ、魚のうまい店へ急行だ。 他は、ギャラリーでご紹介するとして、とりあえず「毛ガニ」。これ一杯で千円以内!!安い。うまい。信じられない。「本気(マジ)」という店。
「八角の刺身」「ラムのタタキ」「たち(しらこ)」「豚串」「ジンギスカン串」「じゃがいもウニ焼き」・・・もう何もかもおいしい。酒も「生ビール」に始まり地酒「増毛・国稀酒造」の「にごり」や「鬼ころし」、「旭川の男山」など、焼酎は道内焼酎がないのが残念だが、コスト・パフォーマンスが充分満足のゆく店であった。
続いては、おねーちゃんの店でたっぷり飲む。よく覚えていてくれて、オヤジはゴキゲンなのであった。あくまで健全な店であり、飲み方なのだ、よ。
気が付くと12時をまわり、そろそろ「ラーメン・タイム」だ。 がしかし、ラーメンをやめて、「豚丼」にするのだ。帯広で食べるのと同じくらいにうまい「まむろ」へ行くのだ。ここは「天ぷら」もうまい。つまみは「ほうれん草おひたし」と「なめこおろし」がある。日本酒はコップ酒で地酒(たぶん)が飲める。てなわけで、この店は私の馴染みで、店の親父も「おや久しぶり、いつまでいるの?」「今度はいつ来んの?」というようなことになる。
ともかく、「うまい!」バーベキューソースにからめた甘辛の豚がたっぷり乗っている、少しコショウを振ってあって、アクセントが効いている。深夜なのに、スッと入るバカうまなのだ。
飲み帰りのオヤジ、風俗帰りの若者、店が終わったおねいさん、みーんな黙々と食べ、ニンマリしている。夜しか営業していないのが残念だ。
最終日は、空港の隣、南千歳のアウトレットモール「Rela]を視察。米ラサール・インベストメントの作品で、雪に埋もれるオープンモールはいかがなものかと思っていたが、除雪は完璧で、逆に雪をうまく利用して客を店内に誘導してしまう。2期工事も決定し、成功している。ここにも、ラーメンスタジアム風があり、こちらは全国バージョン。昼に「寿司」を食べてしまい、ラーメンはもう入らない。
結局、札幌に来て、函館ラーメンしか食べないことになってしまった。
二泊三日では、食いしん坊の私の欲求は満たされない。「ラーメン」は心残りだし、馴染みの寿司屋にも顔を出せなかった。東京から逆輸入されたかのようにやたら新店が溢れる「ジンギスカン」も食べれなかった。無念。
仕事が少し継続しそうなので、また行くぞ。いとしの札幌、北海道。
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