旭川・札幌
先週出張した北海道はまだ寒かった。旭川に降り立った日は4℃しかなくて、数日前は雪も降ったらしい。車での移動で、富良野方面に向かう途中に見た湖はまだ全面凍結していた。日本は広いもんだ。
美瑛の丘も寒々しく何のことはない。夏の観光シーズンに物価が超高くなることも、こうした風景を見ると納得できる。 旭川市内で適当に仕事をして(ちゃんとしてるつもり)、あまりに寒いので夕食にいきなり「旭川ラーメン」を。7条の買物公園通り近くの「すがわら」で食す。写真は「醤油野菜チャーシュー」@850円也。
このインパクトはなかなかのもので、味もこってりが多い旭川にあって、うまくちの醤油味。麺のコシも充分。ステーキのようなチャーシューが全く美味くて、シャキシャキ野菜とのコンビも抜群。タクシーの運チャンや地元若者・高校生で賑わうのは、味プラス値段の安さだろう。
旭川の繁華街は「サンロク街」といって、3条6丁目のことらしい。そこそこの規模で、飲み屋ビルが乱立しているが、人通りは少ない。と、思ったら店の中は結構な繁盛ぶりで驚き。寒いから、皆徘徊しないのである。「旭川の産業は何?」とオネエサンに聴いたら、「自衛隊」と言われた。なるほど1万人以上入れば、それにまつわる産業が成り立つわけだ。最近有名になった「旭山動物園」に来る客は、札幌からバスで来て帰ってしまうので、「観光客はサンロクに来ないのよ」、「子供の頃は冬は何気にマイナス20℃になっていたっしょ」・・・・・。がんばれ、旭川!!
札幌に入ると、気温は少し上向いた。
ヨーカ堂のショッピングセンター「アリオ札幌」を視察した。右手は「サッポロ・ビール園」で「ファイターズ練習場」もある。平日ゆえかも知れないが、客の入りはいまひとつ。ヨーカ堂は、こうしたSCを今後も展開するらしいが、イオンとの差別化を図らないといけないので、企画者は大変だろう。
この中に、「ファイターズ・グルメ」なる飲食店があって地元球団をバックアップしていて、羨ましいかぎりであった。 札幌では、サッポロ・ファクトリー近くの気鋭のラーメン店「菜」に入った。
レゲエが静かに流れ、いい雰囲気。「ぶた味噌ラーメン」をたのんだ。
大ぶりのチャーシューに角切りチャーシューも添えられ、チャーシュー好きには答えられない。もちろんおいしい。少し焦がした野菜も香ばしい。
味噌スープは、一口飲んで、「うまい!」と言ってしまった。優しく、マイルド な味は、和ませる。麺も美しくやさしい口あたり。強烈な個性を求めると筋違いだが、心温まる一杯であった。スープも完食。
「すすきの」にある本格・豚丼「まむろ」は以前も紹介した。当然また行き、今回はじっくり酒を飲んで、親父と語らった。5月発売の「週間女性」に紹介されるのだそうだ。帯広へ行かずとも、すすきので食べれる本物である。
スーパーで見つけた、ご当地ものを紹介。
ジンギスカンに合う「ワンカップ」、味はちょっと甘めで何で合うのか不明。「すすきのビール」は飾ってある。裏は「クラーク博士」と3大がっかり観光名所の「時計台」の写真付。旅の思い出にどうそ。
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