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2006年6月25日 (日)

大阪にて

Imgp5284 大阪に腰を据え、兵庫・滋賀・京都と出張。昼は目一杯動き、夜は激しく飲み・食べる。体も胃袋も肝臓も、ついでに財布も非常に疲れた。

神戸での昼食は「森のなかまたち」という洋食屋さんで、「ビフかつ」を。
600円(ご飯別)でこのボリューム。香ばしく揚がって大満足。

関西に到着して、切替えなくてはいけないのが、エスカレーターの乗り方。
歩く人は左、立ち止って乗る人は右。関東に生活圏ある人は戸惑う。逆なのだ。
日本の主要都市を見てきたが、関西方式は、あと仙台だけである。
どうでもいいことだけど。

Imgp5331a  仕事仲間と季節の変わり目に訪れる、島之内「太庵」。毎度正統的な和食を見る目にも美しく食べさせてくれる気鋭の名店。
こてこてと創作系でないところが良い。扉を開くと、出汁のいい香りが優しく迎えてくれる。
今回も酒はちゃんぽん。ビール・日本酒・ワイン・焼酎と、いずれもすばらし
Imgp5330a_1 い品揃えで目もくらむばかり。
とりわけ気にいったのが、東近江の酒「気楽長」の新酒。すっきりした中にも日本酒らしいコクがあって、「よこわ」と「鱧」の刺身との相性は抜群。

今回の大阪でのトピックは、毎度お世話になっている「アインザッツ」さんでImgp2310a 「守口フィラデルフィア管弦楽団研究会」主催の「リベラ」さんにお会いできたことだ。
楽しくも博識なるブログをいつも拝見してだけに、初めてお会いしたという気がしない。
おふたりの大推薦のハイドン73番「狩」に開眼し、コンドラシンの爆演ラフマニノフにビックリの楽しい夜を過ごせた。アインザッツさん、リベラさん、どうもありがとうございました。

そしてディープな大阪ナイトも無理やり体験させられた。
大阪の仕事のパートナーが「十三」に飲みに行こう、というのである。仲間の一人が十三の住人なのだ。え、え?「十三(じゅうそう)」といえば、梅田から二駅、数分の街だが、十三で飲むということは、大阪の人なら、「何やそれ、ほどほどにしいや」などと茶化される「風●」で有名な場所なのである。
 駅に不安とともに降り立ったが、向かった先はそっち系とは逆方向で、やれやれというか、何となく心残り、というか。

入った店は、普通の居酒屋。旨い魚がムチャクチャ安く食べれるし、大将の料理の腕もなかなかのもの。地元の方々も「阪神戦」を見ながら楽しそうに、でも節度を保って飲んでいる。そうこうするうちに客が少しずつ帰り始めた。
そこで、「次、行こか」とジモティーさん。「あとで行くわ、いってらっしゃい」と女将??

歩いて5歩。隣の昼は喫茶店、夜はスナックに移動。ははぁ、そういうことやったんか。
カウンターにびっしり座るおじさん達は、なんのことはない、さっきの居酒屋の面々がそのままいるじゃないの。しかし、どこか怪しい雰囲気。そう、みんな別人のように酔っ払いつつある。そして激しくカラオケのマイクを奪いあっている。
私の横にいたオッサンは、カラオケの操作マシンを独り占めにして次々に入力している。
だから3曲に2曲はこのオッサンだ。それも声がやたらデカイ。マイクなんていらない。
耳をつんざく大音声なのだ。勘弁してよ。しかも1曲ごとに採点の入るバージョンを自分で入れちゃう。いずれも声がデカイから高得点である。この採点を几帳面にも手帳に書き記している。よく見たら、日付と曲名まで綿密に書いている。すごいよ、すごすぎるよ。

いつのまにか店は満杯。先程の女将はママに変貌して、客を呼び捨てにしてさばいている。しまいに、ヘロヘロのオヤジに席を立たせて、カウンターの中に入れてしまった。
すると驚いたことに、このオヤジはしゃんとしてカウンターの中で働き始めたではないか!! 一体どうなっているんだろう。
 そうこうするうちに、こちらも歌わされ、すっかり仲間入りしてしまいそうになる。
ママが「おい○○」と私を名指しにして、一緒に踊れという。何でも息子と同じ名前なんだそうな。ここで観客の鋭い視線。オッサン達はそこそこ美人(だった)風のママ狙いなのだ。

カウンターでママに熱い視線を送っていた眼鏡のオヤジのところに、女性がやってきた。
よく見ると同じ眼鏡をかけ、同じ顔をしている。娘だな、一緒に飲むのか、と見ていたら、なんだか真剣な厳しい顔付きで、説得をしている。オヤジはイヤだイヤだをしている。遂にオヤジは娘に引っ張られて帰っていった。そんな時でも、横のオッサンは大音響で歌い続けている。みんながてんでバラバラ。私はおかしくて、笑いすぎて腹が痛くなっちまった。

ひとりひとりを観察し描写していたらキリがない。大阪弁の中国人がいるし、どっかの凄い顔したママとムーミンみたいなホステスさんを連れた、怖そうなオヤジ。このムーミンが馴れ馴れしくて困った。オヤジは見張っているし。
いつの間にか、カウンター内のオヤジは盗み酒をしていたらしく、立っていられなくなってしまい、元いた席にフラフラと帰還。
ここはビデオに撮っておきたい店である。毎晩こんなになってしまうのか。最後に連れは、町内会費払えと言われていた。

そんなこんなで、最後の夜は「アインザッツ」で音楽聴きたかったのに、十三の魔の夜にはまってしまった。

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2006年6月11日 (日)

新潟にて

新潟を訪れたのは何年ぶりだろう。6~7年前に長岡や六日町で仕事があり、よく泊まって飲んだものだ。六日町は、まさに「八海山」の里で、ふらりと地元の酒屋に入ると、東京の半値くらいで手にはいり完全に味を覚えてしまった。雪深い真冬にも行き、二階以上に積もる積雪に圧倒された。

今回は、「三条」「刈羽」「長岡」を経て「新潟」泊。新潟に泊まるのは何と10年ぶり。
川と海の風情ある街、ここでおいしい魚で一杯やるのが何よりの楽しみ。
土地が広いこともあり、県内の郊外の流通施設は巨大だ。
Imgp4786 福井から参入のスーパーセンター「プラント」は日本の店舗の中でも一番巨大。イオンは複数テナントの集積だが、こちらは自社のみで3万坪以上はある。車がないと話にならないが、アメリカ産の業態だから週末大量購入に向いている。
 そして安い。アサヒの生発泡酒が6本で670円。魚沼産コシヒカリが5kg2790円。缶ジュースが1本80円・・・・、こんな感じ。 いいなぁ。

さていつものように、適度に仕事をこなし、ホテルにチェックインをして、繁華街のある「古町」周辺へ繰り出す。
東西の細い路地が数本あって、いずれも趣きが異なり、料亭や割烹もいい雰囲気にある。
一人では、なかなか気がひけるので、こういうときは寿司屋に限る。
Imgp5075 つまみの刺身でまずビールを、そして本格的に日本酒を飲るわけだ。
今回は「鶴亀」「鶴の友」「〆張鶴」「吉乃川」と名前だけでもたまらない酒を次々に飲んだ。もうどうしていいかわかるけど、わからない。
新潟独特のすっきりとした辛口酒は、魚にほんとに合う。
「キス」の握り。相模湾で育った私は磯釣りで「キス」は始終世話になったが、天ぷらかフライが普通だ。新潟では刺身や寿司にするという。
この淡白ながらもほのかな脂ののった白身は、近海の味が凝縮されている。
Imgp5074_1 「のっぺ」は白だしに野菜や鮭を細かく切って煮込んだもの。
これがいける。いろんなバージョンがあるらしいが、こちらは見るも美しく、上品な味であった。

腹も満ちて、10年前にふらりと入った店を、当時のマッチをたよりに訪問。まだ、ありました。でもママはそっくり10年、こちらも10年・・・・。
寂しいような、うれしいような、の一晩は、同世代同士のボヤキで楽しく暮れていった。

翌日は、目移りするようなワンカップを数本購入し、帰路についた。
あまりに重いので、まだ明るい新幹線内で「八海山」を空けてしまった。

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2006年6月 4日 (日)

松山にて

しばらくぶりで、松山に出張。いつ来ても柔らかい雰囲気で、街は緑と水に溢れ風情がある。特に夜が美しい。(??) 四国では高知とともに好きな街だ。
今回は仕事で、西条・東予まで行き、松山泊となった。いきなり夜。
Imgp4662 愛媛は日本酒王国。よって、酒の品揃え豊富な店を選択することになる。
「酒八」は魚と酒の居酒屋だった。アジの刺身は、大ぶりな切り身で歯ごたえ充分。しっかりと魚の旨みの濃い味で、首都圏で味わうタタキなどフニャフニャに感じられる。

Imgp4666 たこの刺身も、プリプリの食感で、無味乾燥でなく、「たこ」の味がしっかりする。普段食べてるタコが食感のみのガムみたいに思える。
瀬戸内だけにこうした魚は抜群である。おそらく鯖も対岸が大分だけにいけちゃうのだろう。
こうした魚に、少し甘味を伴った旨口の日本酒がよく合う。
今回気に入ったのは「石槌」と「雪雀」。

Imgp4668 続いて、2軒目は秘密として、3軒目締めラーメンならぬ締め餃子に挑戦。
「豚珍行」という店で、この餃子がムチャクチャ旨かった。あんに味噌でも入っているのか、何も付けなくてもOK。野菜のしゃきしゃきもあって、いけるいける。さらに小ラーメンを発見し、迷わず注文。
見た目は普通の醤油だが、これが豚骨ベースなのだ。
Imgp4671 スープを一口すすると、これが甘い。おや?と二口目。馴れてくるとこれがクセになる。野菜の甘味なのか、醤油豚骨の臭みを野菜の甘味で消そうというのか。ユニークなラーメンである。人によってはダメかもしれないが、食いしん坊の私はOK。かなりの酔いだったので、正統な評価が出来ず、何ともいえません。

Imgp4675さらにホテル帰還後、ラウンジの無料券がもったいないということで、男ふたりでホテル最上階のバーへ。なんと言うことか、メキシカン(?)3人組がテーブルを周って歌っている。客はほとんどいないために、当方のテーブルににこやかにやってきた。ゲッゲー。勘弁してくれ、と思ったが「リクエストしろ」というので、「グラナダ」を頼んだら、これがまた見事なもので、3人ハモるは、ギターは泣き叫ぶはで、聞き惚れてしまうありさま。写真まで撮って差し上げた。こんな風にポーズを決める、やたら場馴れした彼らである。
2周目がやって来る前に、ヨタヨタと逃げ出したわれ等である。

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2006年6月 3日 (土)

新橋「みのや」、渋谷「かまくら」

Imgp4555 このところ、チケットの購入が相次ぎ、昼食さえ外食を控えて我慢してきたものだから、この数ヵ月ため込んだネタを放出。
 まずは、新橋「みのや」の中華そば。煮干だしの正統派で、二日酔いの昼にはうってつけのアッサリタイプ。透き通るスープは飲み干したい願望にかられるが、我慢した。まわりのお客がたのんでいた「焼豚飯」なるものも非常に気になった。煮干タイプは食後に塩気でのどが渇くが、こちらは皆無であった。

Imgp4571 渋谷の「かまくら」という和食の店。今時流行りの個室風の小洒落た店。
まぐろのカルパッチョは、アボガドと山芋のおろしたものに、ジャコが乗ってトロトロ食感が抜群であった。
薩摩地鶏の柚子胡椒焼きは、みず菜をあしらい、ピリッとしたアクセントがよろしく、芋焼酎に最高。
Imgp4576
群馬産「もちぶた」の鉄板焼き。いわゆる「トンテキ」。こいつが、柔らかくもジューシーで豚の甘味がなんともいえなかった。脂身がおいしい豚。
昔は豚といえば、脂が甘くて競って食べたけど、今は体を気遣うとともに、おいしい脂身がなくなった。
Imgp4577_1 こうした和豚の開発で、昔ながらの甘くておいしい豚が食べれるようになった。いずれ紹介したいが、茨城の「ローズ・ポーク」はさらに美味でピンクの肉がセクシーなのだ。もうダメ。
この店は、いくつかあるらしいが、よい素材をあまりいじらずに供してくれてよい。
刺身も卵料理もご飯系も、みないける。気が付くと地酒と焼酎を交互に飲んでる自分。

渋谷も場所を間違えると、まだドラエモンのような化粧をした「やまんば」がいてドキッとさせる。もう時代遅れだろうが、これはこれで恐ろしい。世界中の人種もやたら多いが、彼等外人をも驚かせる異常な人種である。やれやれ。

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