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2006年10月25日 (水)

日本ハム優勝とインドカレー

Arioimgp4210 北海道日本ハムが見事、札幌にて一気に優勝を決めた。
ベイスターズ命の私だが、ベイ以外はロッテ、ロッテがダメなら日ハムと浮気を繰り返したシーズン後半。
昨年の「千葉ロッテ」といい、今年の「北海道日本ハム」は、地元に特化し、地域とともに優勝した感のあるチームだ。
ともに、アメリカ人監督ということもあって、チーム・カーラーは極めて明るい。中日のほの暗い雰囲気と好対照だ。というより、セ・リーグはそれぞれ伝統があるチームで某自己中心チームの恩恵を常に受けてきたおごりがある。
Ario2_imgp4211  パ・リーグが、うまく球団経営をして行くには、地元を意識した「ローカル球団」となるしかなかったのだろう。千葉、札幌と経済的に決して元気な地域ではない。
これが大事なのだろう。テレビで見る「道産子」の元気さはどうだろう。
夏の観光シーズンが終わり、雪祭りまでは沈んだように大人しく暮らす道産子が、あの熱狂ぶり。素晴らしいじゃないか。

名古屋も大阪もそれぞれチームを愛していようが、いくつもあるプレジャーのひとつであり、すでに成熟しきっていて今後の方向性を模索すべき時期にあると思う。
市民球団の元祖「広島」も難しい時期にきている。
しかし、こんなこといっては怒られるが、気候や経済のハンデがある北海道には、こんな熱いものがなかった。  ともかく、「なまら、うれしいっしょ。
 
画像は、ヨーカ堂が開発した「アリオ苗穂」内にある「ファイターズ公認のレストラン」。
入ったことはないが、なかなかに羨ましい雰囲気。
Ario3_imgp4227 サッポロ・ビール園のなかに作られたSCで、ファイターズの練習場まである。 今ごろ、ススキノは盛り上がっているんだろうなぁ。

飛んで行きたいさぁ。

Curry1_dsc00224 話題は100%変わって、カレー。
仕事で日本橋浜町あたりを訪れたついでに、天気も気持ちいいので、人形町まで足を伸ばした。
街の雰囲気から、蕎麦や卵料理、肉料理などを思い描き、店を探した。
ところが、そうした店はそこここにあるが、(親子丼で有名な「玉ひで」なんて行列でうんざり)それ以上に、洋食・中華・定食・寿司・甘味とよさそうな店が次々にあって決められない。交差点まで戻り、見渡すとインド人がいた。

Curry2_dsc00225 カレー屋であった。派手な店装だが、中にはインド系の人ばかり。入った。日本語みな、うまい。@1200円の2カレーのセットを頼んで、出てきたのは、でかいナン。
モチモチ感プラス香ばしさ。マトンカレーとカボチャ・チキンカレーは程よくマイルドでかつ辛い。しかし、実にうまい。チキンもついてて、タンドリー好きの私にはもうたまらない味。
サフランライスもナンの下にこっそりいて、この他サラダも付いて超満腹。

「シディーク」という「インド・パキスタン料理」の店で、実は最近、都内の急繁殖している店であった。チェーン化しても、現地人が製作しているため、結構本場してる。

同様のさらにインド・チックなチェーンに、「グレート・インディア」なる大そうな名前のカレー店があって、次はそちらを狙っている。(新宿・池袋界隈)

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2006年10月18日 (水)

秋田にて

Dsc00017 マーラーの響きを残しながら秋田へ出張。大舘で一仕事。その後、能代に移動し宿泊することになった。能代宿泊は、10年ぶりくらい。
雪は少ないが、風が強くやたら寒い記憶がある。バスケットボールに代表される、スポーツのイメージばかりで、どうも美味しいものは聞かれない。

海はあるが、どちらかというと山の珍味や、八目うなぎなどが名物という。う~む。
でも酒が抜群にうまい。
Sakedsc00016  ふらりと入った「世津子」はジャズが流れるカウンター居酒屋。美人(だった、いや今でも美しい)女将がひとり切り盛りする、家庭料理の店。
こちらで飲んだ、能代の地酒「綾娘」がかなりいける。熱燗でぬくぬくといただいたが、秋田の酒らしい優しさと温もりに満ちた味だった。
料理もおいしい。

ほろ酔いのまま、ひと気のまったくない街をフラフラとする。(月曜はダメらしいが、それにしても寂しい)
Dsc00018 ご本人の了解を得てご紹介。能代でも人気のバー「ぎんざ」。
カウンターだけで、母娘の二人の店。店内は、お洒落に店装され落ち着いた雰囲気。バーボン主体に洋酒が楽しめる。
「ワイルドターキー」ばかりたくさん飲んでしまった。大女将の作るちょっと気の利いた地物主体のつまみは、ホントおいしい。

Dsc00021 ママにおいしいラーメン屋を教えてもらった。こちらも女性が一人でやっている「施文」という店。
醤油ラーメンは、ご覧の通りすっきり、あっさりの締めにはもってこいの味。山芋が散りばめられ、これがシャキシャキと食感よろしく、おいしいラーメンであった。

Dsc00038 翌日は、男鹿方面へ、普通じゃつまらないので、八郎潟を抜けて行くことに。私が中学生くらいまでの地図には、ここは大きな湖のような「潟」だった。その後、干拓されて巨大な田園地帯となった。
そのはずれには、大潟村の役場や町、商業地まである。道は延々真っ直ぐで驚くべき場所であった。

Dsc00071 途中、吹き荒れる日本海をパチリ。
これから冬は、さらに厳しい演歌の世界に満ちるであろう。
夏の穏やかな海とは大違い。

Dsc00085 秋田市内は、ロードサイド店舗が立ち並び、交通の激しい、普通の賑やかな街。「秋田市場」にて食事はもちろん「いなにわ饂飩」。
これまた優しい出汁と、細いうどんがとてつもなく美味しい。
欲張りにも、ミニ海鮮丼がついていて、こちらの具は、一切れ一切れが味が濃い。スーパーの刺身とちがう(あたりまえか!)

秋田は、ラーメン屋が多い。ラーメン店の店舗密度は日本有数らしい。特に内陸部に、おいしいラーメンがたくさんある。焼きそばもあるし、麺王国なのだ。
頑張れ、秋田。頑張れ、能代。

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2006年10月 5日 (木)

ドヴォルザーク 交響曲第7番 バルビローリ

Barbirolli_dovrak 秋はブラームスがお似合いというけれど、しみじみドヴォルザークもいい。
一応、宿命の数9曲の交響曲があるけれど、前半の作品はどれも同じように聴こえてしまう。
ドヴォルザークはメロディー・メイカーだと思っているが、さすがに1~4番くらいまでは、旋律が耳に馴染まない。「新世界」と同じ作曲家に思えない。

5番以降になると、ボヘミア臭にドイツ的なカッチリしたまとまりの良さが加味され、聴き応えも充分に出てくる。
7番は、ロンドンのフィルハーモニー協会から委嘱されて作曲された作品だが、なかなか筆が進まず、ブラームスの3番を聴いたりして自信を付けながら完成したという。
当然にロンドンで初演されているが、次の8番の交響曲がボヘミア臭たっぷりなのに出版元の関係から「イギリス交響曲」と呼ばれていたのがおかしい以上に、こちらはロンドンとの関係や、よく言われるブラームスの亜流といったものを感じさせない。

情熱を秘めた意欲的なものを感じる一方、人懐こい郷愁に満ちた旋律も充分散りばめられている。
私が好きな楽章は、第2楽章。この美しくどこか哀愁のある楽章を聴いていると、見たことはないボヘミアの風光を感じる。のどかな秋の日本の野山に置き換えることも楽しい。
「あ~いいなぁ」と心から思ってしまう。

この素敵な楽章を、慈しむように歌って聴かせてくれるのが、「バルビローリとハレ管」の演奏。やや古い録音だが、アナログ的な温もりに満ちていて、ドヴォルザークの暗い情熱と優しい旋律を自然に味わえる。
7~9番の交響曲とセレナーデ、伝説曲の一部が収められた2枚組。

Komaganeimgp2667 先週出張した信州では、松本に宿泊し南の伊那・駒ヶ根まで足を伸ばした。
このあたりになると、岐阜・名古屋の方が近く、東海地区の経済圏も合わせ持っている。
駒ヶ根市は、「蕎麦」と「馬肉」と「ソースカツ丼」が名物。全く脈連の無い取り合わせだが、市内の老舗蕎麦屋「福寿美」でミニソースカツ丼のセットを食べた。こちらは、同じ長野県内でも更科系や戸隠に比べ、黒っぽく野趣にとんだ素朴な蕎麦だが、一口で蕎麦の香ばしさを味わうことができた。旨い。
Bakaukeimgp2959 そして、ソースカツ丼の旨さといったらない。ご飯にキャベツの千切りを敷き、その上に自家製の少し甘めのソースをくぐらせたカツが乗る。信州産の豚は香ばしくも、甘味を伴って猛烈に食欲を刺激する。これは、ほんとにおいしかった。
スナックの「ばかうけ」のソースカツ丼バージョンも地域限定商品で発見。

晩は松本にて、焼鳥で一杯。市内に住む大学時代の友人と15年ぶりくらいの再会で、多くは語らずとも通じあっている。しかし、お互い年をとったものだ。

秋のドヴォルザークは信州にぴったり。そして郷愁とともに戻れない若さも懐かしく思いおこさせてくれた。

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