新宿 「玉ろじ」
四ツ谷で打ち合わせ。新宿で食事しようと思い立ち、かねがね行きたかった、とんかつ「玉ろじ」へ。
昼時は行列してしまうので、2時頃というのも絶好のチャンスだった。
運良く、2人用テーブルに腰を据えることができた。
大正10年創業の歴史ある店で、「とんかつ」の名称の名付け親の店とも言われている。
とんかつセットも大いに惹かれたが、ここは有名な、かつカレー「とん丼」を注文。
待つこと7~8分。運ばれてきたタイミングで、ビールの小瓶を頼み、ご覧のような絵になる図が出来上がった。
丼のような、独特の器に「とんかつ」が3個そそり立つ。
スプーンはついてるが、ここは「箸で食べれるかつカレー」なのだ。
まず、カツを一口。カリッと香ばしく、サクサクとした歯ごたえ。
そして、ソースもほどよくかけてあり、これだけでもうまい。衣はサクっとしていても、中身の肉はジューシーで、どうやったらこんなにおいしく揚げられるのだろうか?
カレーはどこか懐かしい味がする。少しドミグラソースが入っているのか、ほのかに甘みもある。ルーがご飯とからまりやすく、トロトロでないので、箸で食べれるし、かつの衣もカリカリ感が最後まで味わえる寸法だ。
こうして、ビールを楽しみながら、カツを頬張り、カレーをいただく、という至福の昼食であった。あわせて出てくる自家製「漬物」もおいしかった。
なお、この丼と下の受け皿は、一体なのである。くっついている。よく考え抜かれた技なり。
新宿「玉ろじ」 新宿区新宿3-17-21(伊勢丹うらあたり)
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