「鹿島屋」 静岡市
また行ってしまった、静岡の居酒屋「鹿島屋」
普通の居酒屋だけれど、店内はどこもかしこも眼が行き届き、清潔感が漂う。
カウンターの片隅には、季節の花も据えられる。
4月の初旬のある日の「おすすめメニュー」
居酒屋の王道を行くメニューに、目が泳いでしまう・・・・。
お通しに、新たけのこ。
ぜんまいも添えられ、実に春らしいウキウキ感が味わえる。
「かつお」と並ぶ春の食材の大好物、竹の子はほのかなエグミも残し、たまらない。
日本酒でもあてにしたいから、ちょびちょび食べる。
好物のかつおに、ワタクシ目もまわりそうなくらいに興奮。
こんなに食べ応えがある刺身は初めてよ。
酒は、清水の酒「臥龍梅(がりゅうばい)」。
私にはちょっと甘味がありすぎる感もあったが、その端麗さは、かつおにぴったり。
もう少ししたら、濃厚さの出るかつおにワインもいい。
焼き鳥は、つくねとねぎま。
ねぎまは、脂のしっかり乗った焼トン。七味を振って、酒がどんどんすすむ寸法。
つくねのミニトマトもさっぱり、サワヤカ。
「ぬた」は、今回、ほたるいか。
これがまた、春の味で実にいい。
酸味とイカのマッチングが絶妙。
久能山の新生姜。
静岡は生姜の名産地でもあって、イチゴと同じ場所でおいしい生姜がとれる。
思わず、白いご飯も欲しくなるが、酒にも抜群の相性。
〆サバを。
どこへ行っても鯖を食べてしまう。
こまやかで新鮮な味わいは、熱燗にシフトした私に最高のアテ。
最後は、イワシの団子汁。
超アツアツで、出汁が効いて、かつフワフワとしたイワシのツミレの食感が堪らない。
お新香のサービス。
これにて、落着。
メリハリ効いたメニューに我ながら感激。
次の静岡は、「多可能」にしようか、「鹿島屋」にしようか・・・・。
「鹿島屋」 静岡市葵区上石町7-15
| 固定リンク
コメント