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2008年7月20日 (日)

「庚申」 名古屋市

1 名古屋でラーメン。
「庚申」は、伏見の御園座の裏にある店。
この周辺は、居酒屋の名店「大甚」や、老舗寿司屋、洋食屋、英国パブなど、目移りするようないい店がたくさんある。
劇場の周辺というのは、えてしてそういうものかも。
「庚申」が今後そうした店になるかは、不明なれど。

5 この店の名物と書いてある「黒みそ黒麺」をいただく。
スープを一口すすると、な、なんと、八丁味噌ぢゃないの。
かつては、八丁味噌はローカル食だったけれど、今は立派な食文化のひとつとして、自己主張するようになった。
でも、さすがに味噌ラーメンが、八丁味噌とは。
こちらは、八丁味噌100%ではなく、北海道味噌とのブレンド。

2_2

そして、麺を引き上げると、なんとまた「黒」
炭を織り込んであるというその麺は、実にコシがあって、見た目のごわごわ感と違って、しっとりした感触。

3 スープの絡みはいまひとつなれど、麺だけでもいい味だしていると思う。
4 そして、スープはまさに八丁味噌味なれど、通常の味噌もうまくブレンドしてあるので、味噌煮込みのような濃さはなく、むしろあっさりしている。
八丁味噌テイストの味噌ラーメンといった感じ。
不思議とクセになるこの味。
味を忘れた頃に、また食べたくなる。

 「庚申」  名古屋市中区栄1-7-15

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