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2009年1月31日 (土)

「沙山亭」 静岡市

Dsc07789 静岡市の日本料理店、「紗山亭」は、ワインと新日本料理とある。
創作料理はあまり好まないけれど、こちらは純正日本料理をベースに洋風な料理もたくさんあって、まさにワインも日本酒も両方おいしくいただける。

冬のいま、晩秋にいただいたメニューをお見せしてしまい恐縮に存じます。
秋そのものを感じさせる素敵な前菜。

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栗そのもの。
揚げてあります。
右上の栗のイガイガをひっくり返した図。
手がこんでますな。

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生ゆば刺し、組み上げたそのままは、まるでチーズのような味わい。
そして、山葵と合わせて口に含めば、ミルクのような濃厚さに山葵がピリリと合う。

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鮮度高いお刺身は、中トロとホタテに白身。
いち早く更新しないから、何の魚か忘れてしまう。
店自慢の中トロが適度な脂ののりで、日本酒に極めてよろしい。

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Dsc07798 こちらは、牛ほほ肉の赤ワイン煮。
もー、ほろほろで、柔らかくて、堪りませんね。
銀杏に稲のあげたものが付け合わせで、美的にも素晴らしい。
ソースがちょっと上品に過ぎたかもしれないけれど、キリッとした淡麗な日本酒にはよく合いました。

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Dsc07801 桜海老のとろろ揚げ。
これはまた上品な一品で、口当たりもねっとりとしていながら、桜海老の甘みがほのかにして、極めて美味なり。
とろろに桜海老、どちらも静岡の名品でございますな。

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Dsc07804 イスラエルのワインを始めて飲んでみた。
イヤールデン、カヴェルネ・ソーヴィニオン種。
濃厚とまではいかないけれど、し渋みの豊かな私好みの赤で、これを飲んだらもう、次の品を頼まざるを得なくなった。

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鴨肉のロースト
組み体操みたいに、ぎっちぎちに重なりあっております。

一枚一枚、しっかりとした味は、臭みが一切なくジューシー。
一口含んではワインを流し込む・・・、こんな至福の繰り返しでございます。
おそらく蜂蜜も使用されているであろう、少し甘いソースがまたとてもよろしい。
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ワインと鴨肉。
いいコンビです。

静岡の気取らない和食の店。
お値段も東京価格に比べたら嬉しい限り。
気取らない大将もいい雰囲気です。

 「沙山亭」(さざんてい)  静岡市葵区七間町17-5 ハイツ丸伸1F

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