2010年3月 4日 (木)

「侘び助」 仙台市

1
久しぶりの仙台。
そして仙台の夜の楽しみは、居酒屋。
今回もお邪魔しました「侘び助」に。
お通しは、まぐろと山芋のざく切り。
こんな山芋の使い方は新鮮で、触感もよろしい一品でありました。

2
女将さんお薦めの酒。
県内古川の「宮寒梅」純米。
吟醸香もする、いかにも丁寧に作られた感あふれる酒で、飲み口は純米を思わせないフルーティな感じ。
こういう酒飲んじゃうと、つまみはいらないくらい。
普通のお酒が飲めなくなっちゃうよ。
3
つまみいらない、なんて言いながら、やはりお刺身を食べないと。
3点盛り。呑ん平は、刺身一切れ、お酒お猪口一杯。
この繰り返しで、いくらでもいける。
3×3=9 お猪口9杯、お銚子2本半くらいでしょうか(笑)

4
これ、「めかぶ」ですよ。
さっ、と炙ってあるから少し香ばしくて、味わいも増してます。
食べればたしかに、あのめかぶ。
素材がひと手間で、しっかり生きてます。
5
山形の遊佐町のお酒、東北泉「色好い返事」。
うっふ~ん。これまた少し色っぽいお酒でした。
ラベルの反対側には、OKよ~ん、の合図を送るメス河童ちゃんの絵が(笑)
6
鱒の田楽。
あっさりした鱒に、蕗味噌をぬり付けて焼いたもの。
これまた超ウマい。
味噌をひと舐めしても、お酒にばっちり合います!
7
お酒も燗酒にシフト。
渋い酒器でしょう。
8
これ、なんだと思いますか?
「うど」なんです。
こんな風にしても筋っぽくなく食べれる。
シャッキリの触感も楽しい一品でした。
9
そして、いまや侘び助の名物、「せり鍋」でございます。
シンプルに「せりと鴨」だけ。
素材の良さが、これもストレートに味わえる一品でして、そのだし汁のおいしいこと。
うどん追加で食べればよかった。
10
夢中で食べちゃって、画像はこんなのか残ってない。
ほとんどのお客さんが食べてたせり鍋。
ともかく美味しい。
是非とも、お薦めですぞ。

今回もご馳走様でした

 「侘び助」  仙台市青葉区立町6-16

過去記事

 「侘び助」 2009年9月
 「侘び助」 2009年3月
 「侘び助」 2008年11月
 「侘び助」 2009年3月
 「侘び助」 2007年9月
  

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2010年3月 3日 (水)

石焼きラーメン「火山」 仙台市

Kazan1
火山噴火の危険を知らせるチラシ。
恐怖感ただよいますが、コレ、ラーメン屋さんです。
テーブルに一枚ずつ敷いてあります。
一体なんだろ?
ほどなく、その恐怖を体験することになろうとは・・・・・・。
Kazan2
このよううにして、石焼きの丼にぎっしり詰まった麺と具材。
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そこに、店員のお兄さんがアツアツのスープをおもむろに注ぐ。
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ぬを~っ、一瞬にして、どこは沸騰地獄。
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そして、あたりは濃霧がたちこめ、一寸先はまったく見えなくなってしまった。
遭難するーーっ。
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霧はあっという間に晴れたけど、まだ沸騰・噴火中。
例の敷物で、衣服を防御するのを怠ってはならない。
Kazan7
そして、徐々に、その姿を現わす、石焼きラーメン。
Kazan8
そして、このようにして、ズルズルと引きづり出して、頬張れば、火傷するほど熱いけど、これがまた濃厚な甘みある味噌でして、超うまい。
麺もしっかりしたコシを保っておりましたね。
Kazan9
このようにして小皿に移して食べたようがよろしいようで。
あと、ご飯が配られ、何もしらない私は、普通にそのまま食べちゃったけれど、スープに入れてオジヤご飯にするみたい。
チクショー知らなかった。

栃木が本店の様子で、北関東・埼玉・東北に展開中の「火山」はうまかった。

 石焼きラーメン「火山」国分町店  仙台市青葉区国分町2-5-10

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2009年9月26日 (土)

「光華飯店」 宮城県角田市

1 宮城県南部の角田市にて昼食を逃してしまい、駅近くのどこにでもありそうな中華に入ってみる。
携帯のサイトでも、ラーメンがうまいと書いてあるし。

しっかし、13時とはいえ、客いないし、場末の中華屋みたいだし、大丈夫かな?
隣では、タンメンをズルズル言わせている爺さんがいるし・・・。

2 チャーシューメンを頼んでほどなく登場したのがこちら。

3_2 うぉっ、黒いよスープが。
まっ黒け。
富山のブラックは食べたことがあるけど、こんなところで黒いスープに遭遇するなんて!

4 メンマも一緒に煮込んだのか、真っ黒い。
そして、そのスープを一口すすってみると、見た目と違う旨味満載の優しいお味。
鶏と豚か、動物系のあっさりに、にんにくと生姜風味が効いているんだ。
で、とてつもなく熱い。
でも美味しい。

5 お肉もスープと同質の味。
メンマも甘くもあり、スープとうまく溶け合う味。
無難な麺もこれでいいのかも。

ともかく味わいが深く感じる。
超ベテランのお爺さん店主と息子風の二人が切り盛りしてる。

そういえば店の中は、孫関係のグッズがたくさん。
とても家庭的なお店なので、あります。

あとで調べたら、ほかの料理も結構イケルみたい。

6 なかなか行ける街ではないけれど、角田においでのさいは、是非食べてみてください。

 「光華飯店」  宮城県角田市泉町61-1

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2009年9月23日 (水)

「成龍 萬寿山」 仙台市

0 仙台で飲んで、ふらふらと宿泊地へ戻りつつ、ついつい「ラーメン」でもどうだね、という魔の誘いが自分の心を責める。
そして、ああ情けなや、スルッと食べれてしまうのだな、これが。

1_4 国分町にある「成龍 萬寿山」にふらりと入る。
ややこしい路地でなく、わかりやすい立地なので、酔っ払った私にもすぐに見つけられる。
以前、冷やし中華を食べ、餃子も食べた。
どちらもとても美味しかった。
餃子も印象的だったけど、デカイので、今回はあきらめて、シンプルに「上海ラーメン」を注文。

2 魚出汁も効いたあっさりスープだけど、なかなかにコクもあって味わい深い。
おいしいから調子に乗ってスープを飲んじゃうと、翌日が大変だ。

3 見てください、この美しいお姿。

4 そして、その美しさにあって目立つこの朱色のチャーシュー。
中華街でもぶら下がっているのを見かける焼き豚。
蜂蜜なども漬け込んだ、とてもおいしいチャーシュー。
いかにも中国料理という感じ。
厨房も店員さんも、みなさん中国の方。
普通に家庭料理風中華がうまい。



5 コシのあるストレート麺。
食べ応えがありすぎるかも。
飲んだあとは、二人くらいで行って餃子・ラーメンをシェアするのがいいかも。

 「成龍 萬寿山」  仙台市青葉区国分町3-8-7 

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2009年9月22日 (火)

「侘び助」 仙台市

1_3

なんだかすっかり放り出しっぱなしのブログになってしまった。
失われた夏を取り戻すべく、少し古いけれど撮りだめた写真を放出してまいります。

仙台に行けば、「侘び助」へ。
8月のメニューにございますが・・。

お通しは、イカとモロヘイヤの和えもの。

Katsuo お刺身に選んだのは、大好物のかつお。
このところ、カツオは年中、脂が乗っていて美味しいのだけれど、この日のカツオはとりわけそれが強く感じられましたねえ。
厚切りで、にんにくもスライスして生姜醤油で一緒にいただく。
もう最高にございますよ。

Uni

続いて、「がぜうに」。
夏が旬のばうんウニでございますな!

Uni2 調子に乗ってもう1枚。
さっきまで、ウニウニと動いていたのではないかと思われるうに。

Uni3 山葵をちょっと付けて、そして醤油もちょこっと。
もうトロケルようにおいしゅうございました。
当然、日本酒ですよ。

Sake 古川の酒、宮寒梅の純米をいただく。
コクとキレ、ともに抜群のお酒は、ウニにぴたりと寄り添う。
ぷはっ~。

Uni4 こうして、ほれ、ご覧のとおり。
きれいにすっくって頂きましたとさ。

Nimono_2 夏野菜の煮物。
侘び助の鬼平料理の8月版。
「夏野菜の冷やし鉢」

Nimono_2_2 
煮物を井戸に吊るして冷やして楽しんだという。

見た目にも涼しげなこの一品。
味わいも優しく、疲れた胃にもやさしい。

Syamo 軍鶏を塩焼きにしてもらう。
しっかりとした歯ごたえ、肉の濃い味わい。
レモンを絞ってさっぱりと。

Syamo2

この日に飲んだ日本酒は、先の宮寒梅に、萩の鶴、八海山。
でも、この軍鶏を食べてたら、またビールが飲みたくなっちゃった。

毎度おいしく、居心地のよい「侘び助」にございました。

 「侘び助」  仙台市青葉区立町6-16

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2009年3月28日 (土)

「侘び助」  仙台市

1_2呑み介はやめられない。
仙台へ行けば、侘び助にいってしまう。

お刺身盛り合わせ~。
旬のかつおに、中トロ、たらの昆布〆、ほたて。
これでとってもリーズナブル。

とりわけ、昆布締めがおいしい。
しこしこ感とこぶのうまみが浸透したタラ。
生で食べれちゃうなんて・・・、最高やん。

3

お通しが何気にこんなゴージャス。
海老ちゃんの下には、おいしく炊いた野菜がびっしり。

4 この日のメニューに輝く、天然うなぎの白焼き。
北上産のうなぎなんだ!!
穴子とともに、大好物のうなぎの白焼き。
どーしたらいいんだろ。

5

拡大図。
これで700円でした。
料理長の目効きの確かさと、女将の豪胆ぶりに感謝感謝。

6_2 さらに拡大。
うなぎ、というよりは、肉。

6b わさびを付けて、醤油につけて・・・。
醤油にちょいと着けただけで、ウナギのウマいエキスを含んだ脂が、さ~っと拡がる。
あぁ、たまらない・・・・。
恍惚の境地なり。

7 地場のお豆腐でさっぱりと。

8 自家製の漬物。
これがまたうまい。
熱燗がとても似合う。

まるで、家で飲んでいるかのような感覚に陥る。

毎度、おいしゅうがざいました。
季節の仙台の旬の肴が味わえる、侘び助でございます。

 「侘び助」  仙台市青葉区立町6-15

9

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2009年1月17日 (土)

「富貴寿司」② 仙台市

1 仙台で牡蠣を食す。
奥松島産のそれは、濃厚かつクリーミーで、レモンでなく、すだちがとても合う。
一口でペロリはもったいないくらい。
でも口中にその残り香が漂い、それだけでお酒が何杯も楽しめる。

2 「森は海の恋人」
リアス式の海に注ぐ河川。
その河川は、長年養分が堆積した山々の栄養を海に運んでくる。
そこで育った牡蠣。
このあたりの牡蠣が滋養に富み、おいしい秘訣はここにあるという。
世界的にも稀なる環境らしい。

3_3 あなごも仙台はおいしい。
つまみで、きゅうりの千切りとともに。

4

あなごにお酒。
今日は、日高見を。
香り豊かでしっかりした純米酒は、この肴にぴったり。

5 鯛の昆布〆を握っていただく。
昆布の甘みを十分に吸収した滋味豊かな味にうっとり。

6 こんな具合にしっかりと下ごしらえしてある。
おいしい訳ね。

7 かつおの刺身、
旬の終わり頃だったが、なかなかのネットリ感がよろしい。
こちらでは、たまりに漬けたニンニクスライスとともに戴く。
酒が進む一品。
お寿司屋さんなのに、完全につまみばかりで飲んでます。

 「富貴寿司」  仙台市青葉区一番町4-4-6

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2009年1月 5日 (月)

「富貴寿司」① 仙台市

Dsc03044 仙台の国分町にある「富貴寿司」。

お通しに、「みず」という山菜のおひたし。

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気仙沼産の「モウカザメ」。
ごまあぶらでいただくと、臭みもなくビールのあてにちょうどよろしい。

Dsc03046

ミズダコのたまご。
プチプチと微妙にうまい??

Dsc03048 鯛です。
〆てあります。
弾力と甘見が魅力。

Dsc03049

中とろを大ぶりに切ってもらう。
ほほほ。

Dsc03050

金華山沖のさば。
濃厚ながら、爽快感もある味。

Dsc03052

かつお。
この時は、初夏で、まさに旬。

Dsc03053

さよりを握ってもらう。
淡白でさっぱりといただける。
見た目も美しい。

Dsc03054

あなご
仙台近辺は、穴子の産地で、ホクホクとしながらも、しっかりした身振りで、大満足。

Dsc03056

先ほどの「さより」の皮をまさにさよりのように、串に巻きつけて焼いてくれた。
こりゃ、香ばしくてもう、酒が止まらない!

Dsc03058 かつおの皮をこのように、サラダ仕立てで。

Dsc03059

「うに」
軍艦じゃなくて、握りだよん。
んも~

Dsc03060

最後は巻物で〆る。

ああ、おいしかった。

 「富貴寿司」  仙台市青葉区一番町4-4-6

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2008年11月 2日 (日)

「侘び助」 仙台市

1 仙台の味のある料理居酒屋「侘び助」。
季節に応じた料理に、鬼平犯科帳にちなんだ料理など、味わい深い品々が味わえる店。

酒の品揃えも半端じゃないです。

2 かぼちゃの中は、蟹肉が・・・!

3 出汁の効いた餡に、やさしく煮込まれたカボチャがとても映える。
それに蟹がこんなに合うなんて。
これからの季節に、ビールのあてに最高に一品でした。

4 鬼平料理。
きぬかつぎに、タコ。
ごま塩でいただく。

これは酒が進む。

5 酒は、山形は東根の六歌仙の山法師。
新酒限定で入荷したこの酒。
ともかくおいしかった。

キレとともにフルーティな味わいがなんとも言えずにあとをひく。

6 お造り。
見た目も鮮やかな味のおりなす雰囲気に箸も猪口を持つ手も止まらない。

7 小腹が空いて、肉豆腐。
あっさりとした上品な味付けは、やはりお酒のアテを意識したお味。

いやぁ、毎度美味しく、女将さんの愛嬌あるお話も楽しく時間を過ごします。
お腹もお酒も、両方充たされる素適なお店、侘び助。

 「侘び助」  仙台市青葉区立町6-16

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2008年7月 3日 (木)

「くろく」   仙台

1 仙台駅東口にある、ラーメンのニューウェーブ店。
「くろく」は、お洒落な店内で、お食事感覚でラーメンがいただける。

2 数々あるメニュー。
看板は、黒と白。
以前、醤油味の黒を食べたので、今回は塩味の白。
見た目は塩に見えないけど、魚介系の味で、結構濃い口の塩味。生姜も決めてとなっていて、結構汗をかく。

あとを考えると、スープはあまり飲まないほうがよろしいようで。
肉厚のあぶりチャーシューと分厚いメンマ、とろとろの煮玉子の3点セットが実においしい。

3_2 コシのある、太麺は、食べ応えかなりあり。
インパクトはないが、普通においしいラーメンで、素材も厳選されている。
次回は、つけ麺にチャレンジしようか。

 「くろく」  仙台市宮城野区榴岡2-2-12

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