「なると屋」 八戸市
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青森県八戸市、豊富な漁場を要する魚介の宝庫。
その八戸がブランド化したのが、八戸前沖ー北緯40度30分海域限定鯖。
こちらは、八戸屋台村「みろく横丁」にある、その名も「サバの駅」
さんざん飲んでから流れてきたので、もうあんまり食べれない。
鯖串。
串焼きである。
福井の若狭湾、敦賀の魚市場などでは、半身をそのまま串にしてかぶりつくが、こちらはそんなにワイルドではなくて、一口大の串。
これがもう、うまいいのなんのって。脂の乗り方がくどくなく、さっぱりとした味わい。
酒は、山芋の焼酎。
数貫握ってもらう。
上品な味わいだけれど、適度な脂の乗りが後を引く。
八戸のサバ、まだまだ旬が楽しめそう。
今度は、もっとじっくりと食べに来よう!
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八戸の名居酒屋「ばんや」へ。
八戸はかつてよく仕事で訪れた町だけれど、なかなか宿泊する機会がなかった。
初めて泊まったときは、飲み屋街がなかなか見つからなかったし、新幹線の駅の周辺は悲惨なほど何もない・・・・。
蛇足ながら、三沢にも泊まったことがあるけれど、さらにツライ街だった。
米軍基地があることもあって、英語のメニューのある店で、何故かステーキを食べることとなってしまった。居酒屋が見当たらなかった。寿司屋はあったが、アメリカーンな店で、アボガド寿司とか書いてあったし・・・。
今回の八戸泊まりは、万全を期して調査し、ホテルも飲み屋街にほど近い場所に。
燻し銀の店構えに、古く馴染んだカウンター。
目の前には、大皿でおいしそうな酒肴が並ぶ。
いかにも酒飲みの気分を高揚させる雰囲気に満ち満ちている。
お通しは、冬瓜と鰤(?)の煮付け。
ホックリの冬瓜。これだけでもビールに酒、なんでもいけちゃう。
馬刺し。
青森は幕府に献上していたこともあってか、三八上北中心に馬肉どころでもある。
見てくださいよ、この適度にサシの入った赤身。
にんにくと、生姜、両方を付けながらいただく。
ほのかな甘味を伴なったサッパリ感がたまらなくいい。
お酒は、十和田の十を取った「十(とお)」の純米吟醸。
以外なくらいに洗練された味に、馬刺しがとても合う。
わたくし、馬肉が大好きで、各地で食べてます。北から、青森、福島(郡山・会津)、長野(南信)、山梨(甲府)、東京(森下)、熊本。
「めぬけ」の煮付け。
青森では、鯛が取れないので、「めぬけ」です。
と主人に教えてもらった。
深海魚に属するらしいが、身ぶりのしっかりした味はクセになる美味さ。
かなり魚体が大きいらしいが、味は繊細でもあった。
酒は、七戸の酒「真心」。
吟醸香がちょっときつかったが、とても完成されたお酒。
青森の酒も素晴らしいもんだ。
かつて、大飢饉があり不毛の土地。清酒は許可されなかったので、労働者の暖をとるために、「どぶろく」から始まったのが、ぞの歴史という。
主人の語る話を、横で大人しく聞いた。 めぬけクンは、こんなになりました。
もっと飲みたい、食べたいけれど、屋台村も覗いてみたいから、このへんで、おいとましました。
また是非にも訪れたい心和む名店だな。
「ばんや」 八戸市朔日町(ついたちまち)4
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青森空港最終便までの間、市内のお気に入りの寿司屋「あけぼの」にて。
突然顔を出すと、大将親子、とても驚いてくれる。
あまりにも美味しく美しい盛り合わせ。
これでビール1本と、日本酒1本目まで充分もつ。
希少化しつつある、「いか」。
コリコリで甘い!!
菊を添えればさらに甘い。
うふっ~ん。
お酒は、弘前のじょっぱり。
しっかりした中に、爽快感が。
津軽硝子が、涼しげ。
「まぐろの串焼き」。
づけマグロだけに、ほくほく感と味わいのよさが堪らない。
ともかく美味い、ウマイとしか言いようがない。
さっぱりと、「うどの酢味噌」
箸休めに最適のあっさりぶり。
しゃっきりのうど、初夏の味。
お酒を「喜久泉」にシフト。
かの「田酒」の醸造元と同じ。
魚や寿司を邪魔しない、端麗な味は飲み飽きない。
猪口も気分を高めてくれる。
「あけぼの」ではいつも、「ほたて焼き」を食べる。
この日のホタテは、デカイ。
ほたての断面。
濃厚かつ旨味凝縮のほたて。
焼くことで、甘味が増す。
いつまでも口に含んでいたい!
さて、空港までに時間を逆算しつつ、寿司をいただこう。
まずは、マグロの赤身。
大ぶりのネタだけど、厳選ネタだけに、マグロのねっとりした口当たりと、赤身のサッパリ感がグッド。
いかである。
先の刺身の方がうまかった。
好物のサバ。
これは、これはたまらなくウマイ!
脂の乗り具合があとを惹く。
おおぶりのタコ。
しっかりとした歯ごたえに、海の香りを嗅いだかのような味わい。
海の悪魔もかわいいものだ。
中トロだ。
ネタの大きさは、気にならない。
それほどに、脂の加減がよく、食べ飽きない。
ボストン沖のまぐろ。
さらに、鯖を注文。
あんまり美味しいものだから。
この時すでに、フライトまで45分。
いやはや、もっと食べたかった。
今回も、とてもおいしゅうございました。
「あけぼの寿司」 青森市古川町2-16-7
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青森でも有名な定食屋、テレビにも出たらしいし、店内は有名人の色紙がたくさん。
青森の有数の海水浴場でかつ温泉場の「朝虫温泉」。
駅からすぐのところ、国道沿いにある「鶴亀屋食堂」。
有名なのは、「マグロ丼」で、最後まで悩んだ。
前夜に寿司食べたし、ここは天丼でもいくか!と、これも名物の三色天丼。
ほどなく到着の驚きの三色天丼。
これってどうやって食べるのよ?
ともかく盛りがデカイ。
ご飯の姿が見当たらない。
三色とは、野菜、海老、魚のこと。
丼と一緒にとり皿をくれた。
そこに最上部の野菜天をどかしてみても、これだもの。
海老2本、最下部のイカにいたっては数え切れないほど詰まっている。
肝心のお味は揚げたてだけに香ばしく、肉厚の具も超うまい。
壁には、「当店の天丼はタレがかかってないので、醤油やソース、塩などでお召し上がり下さい」と書いてあったけど、薄口ながらタレがかかってたわ。
なかなかにユルイ雰囲気が好ましく、オバチャンたちも元気でよろしい。
次回は驚異の「マグロ丼」にチャレンジだぁ!
「鶴亀屋食堂」 青森市朝虫字蛍谷293
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青森市内でも有名なラーメン店といえば、「アスパム」の近くにある「まるかい」。
夜9時には閉まっちゃうし、昼は市外を動いていることが多いから、なかなか行く機会がなかった。タクシーの運転手さんをはじめ、地元客でいつも一杯。
店に入るなり、「中?」と聞かれ、わからないまま「はい」。
掲示を見ると、大と中しかメニューがない。
出てきた「中」は、それでもかなりのボリューム。
チャーシューもでかいよ。
スープは強烈な煮干し軍団の攻撃を浴びるかのような味で、おっとびっくり。
でもこの味は好きだな。
麺は中太ストレート麺で、少し柔らかめ。
食べる程に、体が暖まってくるし、クセが逆に慣れてくると、たまらない美味に思えてくる。 麺にコシが正直欲しいところだが、スープとの相性では、これくらいの方がいいのかも。
いやはや、すごいラーメンでした。
中@500円、大@550円
「まるかい」 青森市安方2-2-16 日休 10:30~21:00
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青森でのお気に入りの寿司屋「あけぼの」
どうです、この美しい肴。
ちょっとボケちゃったけど、左手の白い刺身は、ヒラメ。
大ぶりの身は食べ応え充分。
ホタテを焼いてもらう。
なにも付けずに焼いても甘味と塩気が抜群。
口の中で、身がどんどん大きくなる感じ。
美味くて堪らない。
お酒は弘前の「じょっぱり」。
これがまた、魚や寿司によく合う。ツィーッと一口。
ついで握ってもらう。
この日は、どのネタもお薦めとのことで、まずは赤身から。
赤身でもこんなにサシが入ってる。若大将の握りは豪快、かつ繊細。
ついで、これ、タコ。
煮切りを付けて、これが以外に合う。シコシコ具合も最高。
これも酒が進むわ。
「エンガワ」は濃厚な中にも甘味があって、芳醇。
燗酒にシフトして。
「カニ」と「シャコ」のコンビ。
甲乙付け難いが、シャコの肉厚感に参る。
まだ食べるよ。
「うに」~、うひゃあ、こりゃ美味いのなんのって。
口中に広がる幸せの興奮。
まだまだいくぜ。
「ホッキ」に「ほたて」の貝コンビ。
どちらも甘味が強く、味も強い。
日本酒最高。
青森最高~。
さあ、さあ、「トロ」だよ。
青森だから大間と行きたいところだが、やはり大間は超ブランドだけに、真っ先に築地へ。
その後、高くなって逆流してくるという。
この日のマグロは、ボストン沖のもの。今はあちらも最高だそうな。確かに濃厚でありながらも、マグロのねっとり感が残り、非常に美味しい。あまにのうまさに茫然と。燗酒を流しこんで、ひと呼吸。ボストンと言ゃあ、レッドソックスにボストン交響楽団だな・・・、とマグロとともに、脳裏を駆巡る。
最後のシメはいつも、「鉄火巻」
美しくも、おいしいとりでございました。
ごちそうさん。
そっくり親子2代で握る「あけぼの」さん。
秋田とともに、厳冬の青森に行きたいものだ。
「寿司あけぼの」 青森市古川2-16-7
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昨晩、本場イタリアの雰囲気をまがりなりにも味わってしまい、歌が聴きたくてしょうがなかった。今回来日の演目は「ファルスタッフ」と「トゥーランドット」の2演目だったが、チケットが高いのと、荒川静香効果でトゥーランドットは早々に完売。どうして日本人はこうなるんだろ。
それはともかく、今晩は朗々としたバリトンの歌唱をアメリカの名バリトン「シェリル・ミルンズ」で楽しむことにする。アメリカ系のバリトンといえば、「ウォーレン」や「メリル」が思い浮かぶがミルンズもその器用さ、マッチョな力強さにおいて同系。
70年代は、「カプッチルリ」か「ミルンズ」かで、各社のレコーディングに名を連ねていた。
レパートリーは広大で、バッハからオルフ、R・シュトラウスまで、独・仏・伊なんでもござれ。
こんなオールマイティーだから、何でもソツなくそれなりに良く、この人でなければ、という強列な個性や絶対性はない。そんな訳で、有名だけどあんまり印象にない人なのかもしれない。
でも抜群の歌唱力とテクニック、豊な声量と朗々と響く美声で聴くミルンズの歌は、快感にも似た満足感が得られ、私は好きだ。(カプッチルリのほうがそりゃいいけど、レパートリーがやや狭い)中でも、「イャーゴ」「スカルピア」「エスカミーリョ」「ジェラール」なんてところは、文句なし。いい人役の「ロドリーゴ」「リゴレット」なんてのも、それなりに良いところがミルンズらしい。
このCDは、72年に録音されたアリア集に、デッカに残した各種全曲盤からの聴き所を集めたもの。アリア集では、「セヴィリア」「清教徒」「エルナーニ」「ドン・カルロ」「オテロ」「ジョコンダ」「西部の娘」などが、何と私が高く評価する「シルヴィオ・ヴァルビーゾ」の指揮で収められている。いずれも素晴らしい。
ハイライトの最後は「トスカ」から「スカルピアのテ・デウム」がそっくり入っている。
こいつは、スカルピアの模範生のような歌唱でたまらなくいい。
「音楽の季節」到来と共に、「食欲の季節」も世間では云々される。メタな私は年中「食・酒」の季節である。 今週は、再び青森・秋田に出張。北東北だけ晴れ、あとに地方は雨の恵まれた時に。コスモスが咲きほこり、初秋を充分に感じ取れた。
今回は、お客さんと一緒だったので、プチ・メタボリック飲食。
画像はまた訪れた、八戸の八食センターで、ちらし寿司を。
あらゆる海の幸が、ぎっしりと乗っている。プチのつもりが、・・・・・。
「これはもう、秋のメタボリック大行進曲や~」
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先日、数日をかけて北東北3県の出張に行っていた。
各県のお客巡りを車で走行するわけだが、ともかくでかいエリアである。
岩手県だけでも、四国より少し小さいくらい。走行距離は4日で、800Kmに及んだ。
例によって、時間の許す限り、というか腹の許す限り飲んで、食べた。
まずは、朝一の新幹線にて「八戸」入り。これなら午前中に、市内で面談ができる。
お昼は、八戸市民の食生活を支える、「八食センター」へ。ここは必ず訪れることにしている。市場とショッピングセンターが一体化したような施設で、飲食店も充実している。
「勢登鮨」でラーメン・寿司セットで、満腹コース。煮干出汁の八戸ラーメンに、鮮度抜群の寿司は応えられない組合せ。
三沢市内のスーパーで、魚介の串焼きの移動屋台を発見。
焼鳥じゃないところが、青森している。たまらん。 夜は、南下して「盛岡」泊。盛岡の夜は以外に賑やかだ。
華やかな客引きも多い、ふらりと小料理屋「酔牛」へ入ってみる。
馬刺しや、豆腐、三陸の魚などをあてに、岩手の地酒「よえもん」などをたくさん飲んだ。腹が許せば、「冷麺」でもと思ったが初日ゆえ慎重に見送った。画像は以前食べた「ぴょんぴょん舎」の冷麺。イオンなどに出店したり、テレビでも紹介されたりで、最近有名になってしまった。
翌日は、岩手から秋田内陸部の「大舘」へ。ハチ公の生まれた里。
比内地鶏の産地。地鶏の店「秋田比内や」大舘本店に勇んで乗り込んだが、客は満杯。かろうじて一人分確保してもらった。写真を撮るどころでない。
比内地鶏は、コシと鶏の旨味が凝縮されていて、何を食べても最高。甘めの地酒との相性も良い。残念だったのは、混雑する客の面々は、皆関東方面からの出張族で、自分がどこにいるのかわからなかったこと。つまらないのだ。
地元と触れ合うのも、出張の楽しみだし、情報のやり取りも仕事に寄与するのだ。
でも、2軒目に訪れた、「GREEN WOOD」なるバーは、既に紹介済みだが、音楽といいウィスキーといい、私の好みに符合する素敵な店だった。
比内鶏の卵を織り込んだ「パイラスク」を購入した。これが、卵の優しい甘味が効いておいしかった。 大舘で「そば処七味」にふらりと入った。ところが、メニューの大半は中華である。皆、中華そばなどを食べている。そこで、「特製七味ラーメン」なるものを注文。これが、魚貝出汁のあっさりラーメンで、具がゴージャス。
なかなかに優しい味で、堪能した。
翌日は、津軽「弘前」を経て、「青森」へ。
青森に行くと、必ず行く寿司屋「あけぼの」。親子で永年真面目に握り続ける、地元民に愛される肩の凝らない寿司屋だ。
市内に入ったのが遅かったので、ネタがかなり絞られてしまったのが残念だが、それでも鮮度の高い素晴らしい魚を供してくれた。 最高だったのが、津軽湾・野辺地の近郊でとれた「ウニ」。
もう、も~う、たまらなく美味い。どうしようもない。
津軽の名酒「田酒」があれば言うことなしだが、「じょっぱり」で我慢。
ウニをひとくち、口に含んでは、とろける甘味を噛みしめる。それを、日本酒で流し込んですっきりさせ、またウニを頬張る・・・・・。 「あるネタで握りましょう」ということで、この寿司。
こんな美味いものばかり食べてたら、体を壊してしまうが、それでもいい。
もう、どうにでもして、ということになる。 腹ごなしに、青森駅まで歩いて、この先は北海道なんだと、しばし旅情を楽しんだ。
体のメタボリック化が心配だが、酒と美味しいものは、音楽と同様に止められない。周囲は私を「ミスター・M(メタボリック)」と呼ぶ。ふっふっふ。
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