2010年2月 2日 (火)

「抹茶ラングドシャ」 京都

1_3 始終いってるわけじゃありませんが、京都土産は、最近これ。
京都北山、マールブランシェの「抹茶ラングドシャ」
2_3 「茶」とか「京」とか「菓」とか、表面に烙印されております。
3_3 見るからに、抹茶の香りただよう一品にございますな。
4_3 さっくさくの抹茶含有率の高い、ほろ苦くも甘いクッキー生地。
その間に、ホワイトチョコがサンドされております。
5_3 お茶の甘み、ってありますね。
それに、チョコレートの洋風な甘味が見事にコラボレートされた一品にございますよ。
これには、コーヒーも合うし、紅茶も、そして当然に、おいしい香り高いお茶も抜群ですぞ。

調べたら、オンラインでも買えます。
関東・東北以外、北海道を含んだ各地のデパートにお店があるようですよ。
これ、病みつきになります。
是非どうぞ~

 「京都 北山 マールブランシェ」

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2007年11月16日 (金)

京都四条 凪

1 京都で一杯。
千年の都で至福の時を過ごす。
京都コンサートホールから引けたのは、もう9時30分をまわっていて、翌日は早く出発しなくてはならない。
よって、宿泊地の四条近辺をさまよっていたら、瀟洒な料理店を発見し、迷わず入ってみた。
京都限定の「No.1497ビール」で喉を潤す。
このビール、うたい文句は「はんなり、ほっこり」だが、飲んでしまえばもうわからない。

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お造りは、アジとカンパチ。
コリコリとして感触もよく、山葵も上等。

3

お酒は京の酒、「桃の滴」
京の酒はちょっと旨口=甘口の印象があるが、こちらはキレもあり、なかなか端麗な切れ味。
おいしい。

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小町蕪と海老。
柚子白味噌仕立て。
おほっ~。やさしく、甘味なる味。

5 6鯛の粕漬け。
ちりめん、とともにいただく。
器も瀟洒でセンスよろしい。
ちりめんをひとつまみして、燗酒を口に含む。
山椒の効いたちりめんと、得も言われぬ合性の良さ。
酒は、伏見の辛口「京山水」。
この酒器が、徳利は角が程よく、猪口は薄口で、実になじみがいい。

7  

蟹豆腐の揚げ出し。
ほんまに蟹がすり込まれた、フワフワを、歯ごたえある揚げ出しに。これ美味い。

8 そんでもって、締めに鯖寿司をいただく。
目の前で巻いてもらった。

これがまた美味しすぎで、涙が出るくらい。
落葉は、ご主人が自ら京の街で探してきたもの。
目で楽しみ、舌で味わう。
京は、どこか一味、いや二味も三味も違う。
この鯖寿司と、お酒。
私には陶酔郷であった・・・・。

9割烹 凪」  京都市中京区錦小路通烏丸西入占出山町315-1   TEL:075-213-0369

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2007年10月26日 (金)

京都北山 「カフェサロン」

Salon ちょいと前、京都で京都市交響楽団を聴く前に食事をした「カフェサロン」。
京都府植物園のある北山は、農地も散見されるが、お洒落なお店と瀟洒な住宅が立ち並ぶエリアでもある。
京都コンサートホールもあって、芸術の香りもプンプン。

Salon2 この日は、ランチプレートを選択。ドミグラのロールキャベツに、チキンのクリームソース、京野菜の煮込み。

どれも丁寧に作られていて、とてもおいしい。
ことに、白いカブがやわやかく、ほっこりとして、とてもおいしかった。

Salon3_2 食後は、キウイのムース。
おいしゅうございました。
カレーや豊富なパスタ類もおいしそう。

「カフェ サロン」
 京都市北区上賀茂高縄手町75 クルーセ神山1F

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2007年4月22日 (日)

京都 「新福菜館本店」

Shinpuku_saikan1 京都のお昼はラーメンがいい。

夜はあっさり「おばんざい」の和食になるからね。

京都ラーメンは、それこそあっさりとした、上品な味をイメージすると思いますが、京都の代表格は、こちらの「新福菜館」と「第一旭」の見た目もすごいラーメンです。

京都駅からも近いところにある「新福菜館本店」、真隣りには「第一旭」あってしのぎを削ってます。

見た目の強烈さとは裏腹に、スープを一口すすると、その意外なあっさり具合に驚きます。
鶏と豚の出汁ベースを濃口醤油で仕上げていて、最後まで飽きることなく食べれました。

Shinpuku_saikan2 麺はコシのあるストレート麺。
スープにごっそり絡み付き、ばくばくといける。

そして、肉大目(いわゆるチャーシュー麺)を頼んだものだから、多量のバラ肉がこれでもかというばかりに入っていて、肉好きの私にはこたえられない一杯でありました。

「新福菜館」  京都市下京区高倉通り塩小路下ル

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2006年2月27日 (月)

三都で飲む③ 京都編

Imgp2800 我ながら無茶なことを考えたもんだ。でも今の仕事の中で関西出張を効率的にこなすには、来たら中期滞在し、大阪に宿泊し各地を回るのが良いのだ。そんな訳で、3日目は滋賀県へ。「石山」で下車、タクシーで「石山寺」の先まで向かい30分で仕事を済ます。途中風情ある景色と共に「近江牛」の看板がいくつもあってそそられる。がしかし、昨晩食べ過ぎて、昼近くになっても、まだお腹が一杯。情けない。
次の目的地は「南彦根」だが、約束の時間まで若干あるので「彦根」まで一駅足を伸ばして城まで散策することにした。駅から見えてはいるが、なかなかたどり着かない。やむを得ず、門の堀の前で引き返すことに。ここは以前、桜の季節に来たことがある。緑ゆたかな城との印象があるが、今回は残念。さすがに大阪より寒い。伊吹山が遠くに冷然とそびえる。何故か駅周辺には名物「ちゃんぽん屋」ある。近江牛の餃子もあって、これまたそそられるが、時間がないため、断念。
「南彦根」のH堂で打合せを済ませ、早や夕刻。この時間まで何も食べていない。最後の都「京都」に電車で向かう。西に向かう車中から、京の方向が夕焼けに染まって行くのを眺めると、空腹感がつのってくる。
Imgp2848地下鉄や阪急で 河原町方面に出るプロセスは面倒だが、ひとたび地上へ出ると観光と煩悩と欲望と歴史のごった返す街が待受けている。
それにしても人が多い。どこへ行こうかまよいつつ祇園方面へ向かうが、ひとりでふらりと入れる店がありそうでない。木屋町か先斗町にしようと思い
空腹感にさいなまれつつ引き返し、「先斗町」をさまよう。
Imgp2863 ここも一見・一人客は、なかなか勇気がいる。路地に入り込み、音楽サロンのスケジュールが書いてある、怪しい店を発見。「レッドストーン」なる一品飲み屋・京豆腐の店だ。恐る恐る、しかし、元気に扉を開くとオバチャンとオジチャンがいるだけの店で、客は当方一人。うれしいことにモーツァルトの40番がかかっている。 
Imgp2854 狭い店内に、アップライト・ピアノがドデンと座っている。これでコンサートをするそうな。「林琢也」という若いマルチピアニストで、この人は特製ピアノをワゴン車に載せて、どこへでも演奏しに行くストリートミュージシャンでもあるそうな。ものすごいテクニシャンで、リストから演歌までをこなすらしい。
毎週木曜の出演は1日違いで、聞き逃してしまった。

Imgp2860 また、以前はSPレコード・コンサートをやっていた由。お宝のひとつ「ワルター・フィラデルフィアの未完成」3枚組を見せてもらった。美麗なジャケットは状態もよく、相当な重量である。装置がなく聞けなかった。無念。
 肝心の料理は、空腹にやさしいおつなモノばかりで、国産の良質な大豆で作られた「豆腐」は濃厚で大豆の甘味が美味で、湯葉のさしみとの取り合わせも良い。ビールが、サッポロ・ラガーなのもうれしい。
日本酒の取り揃えもそこそこで、せっかくだから京の地酒「鴨川」純米をいただく。甘い京都の酒の中にあって、純米のしっかりした酒で、これはイケル。
 「京おでん」はご覧のように、澄み切った汁が絶品で、あっさりと薄味な中に微妙なコクが感じられ一滴残らずいただいた。コロ(くじらの皮下脂肪の部分?)と昆布・鰹でとる汁は、濁らないように、おでん種と別ゆでだそうだ。
 
おもろい店を見つけたものだ。ほろ酔いで、今度は阪急電車で「梅田」入り。
2晩目の「アインザッツ」でまた和む。オリンピックを記念して、プッチーニじゃなく、ラフマニノフの2番の協奏曲。ワイセンベルク・カラヤン・ベルリンフィルというトリプル濃いトリオで聴かせてもらった。オケがパリ管でないところが悔やまれるが、ここまでカラヤンしてくれると嬉しい。ここぞとばかり鳴り、ブルックナーのように金管が響く。

心なしか夜も寒さが緩んで、春がゆっくりと近づいているのだろう。そんな気持ちをもって軽い足取りで、北新地から宿泊地・中津までを歩く。とりあえず、3晩3都を飲んだ満足感をもって・・・・・。明日からは節制に努めよう。

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