和歌山市 居酒屋「城」
JR和歌山駅の地下は、ちょっとした居酒屋横丁だ。
周辺は、典型的なシャッター街があるが、駅ビルはそこそこの賑わいをみせる。
昼にも半ば居酒屋状態ながら、和歌山ラーメンの定食や、刺身や焼き魚の定食なんぞもあって、しかも安い。
諸国を歩いているが、好きな駅ビルの筆頭であるのだ。
ここで飲んでも、関空までバスで1時間。和歌山で酒飲んで、夜は千葉の自宅で寝ている、というすごい図式。ははは。
そんな中のひとつ「城」に一人カウンターで座り、頼んだのはまず「よこわ」
マグロの幼魚(といってもデカイけど)で、関東では「めじまぐろ」と呼ぶが、あまり見かけない。
あっさりした中にも、まぐろ独特のねっとり感のある刺身は酒に合う。
ついで、鯨の生姜焼きを。
こいつは、完全にご飯のおかずやけど、ビールでも日本酒でもOKですわ。
酒は岩出の酒蔵、「吉村醸」をいただく。すっきりとおいしい。
和歌山の酒は最近台頭のそこらの酒と違い歴史もあって、魚との相性もよい。
高知、和歌山、三重、伊豆、千葉は黒潮文化と私は呼んでるけれど、漁師社会が息づく大らかで、楽天的な風土が似ていると思う。
そして、そこには日本酒文化が育まれている。
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