2007年11月22日 (木)

和歌山市 居酒屋「城」

2JR和歌山駅の地下は、ちょっとした居酒屋横丁だ。
周辺は、典型的なシャッター街があるが、駅ビルはそこそこの賑わいをみせる。
昼にも半ば居酒屋状態ながら、和歌山ラーメンの定食や、刺身や焼き魚の定食なんぞもあって、しかも安い。
諸国を歩いているが、好きな駅ビルの筆頭であるのだ。

ここで飲んでも、関空までバスで1時間。和歌山で酒飲んで、夜は千葉の自宅で寝ている、というすごい図式。ははは。

そんな中のひとつ「城」に一人カウンターで座り、頼んだのはまず「よこわ」
マグロの幼魚(といってもデカイけど)で、関東では「めじまぐろ」と呼ぶが、あまり見かけない。
あっさりした中にも、まぐろ独特のねっとり感のある刺身は酒に合う。

4_2 ついで、鯨の生姜焼きを。
こいつは、完全にご飯のおかずやけど、ビールでも日本酒でもOKですわ。

5 ビールと一緒に、写真写りもよろしい。

6 酒は岩出の酒蔵、「吉村醸」をいただく。すっきりとおいしい。
和歌山の酒は最近台頭のそこらの酒と違い歴史もあって、魚との相性もよい。

高知、和歌山、三重、伊豆、千葉は黒潮文化と私は呼んでるけれど、漁師社会が息づく大らかで、楽天的な風土が似ていると思う。
そして、そこには日本酒文化が育まれている。

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2007年11月21日 (水)

和歌山県田辺市 中華そば「喜蔵」

2_2仕事で和歌山の田辺まで。
久しぶりに南紀方面に足を伸ばす。田辺は、梅で有名な南部(みなべ)のさらに南。
リゾートの白浜のすぐ北側の市で、海に恵まれたなかなかゆったりとしたいいところ。

ちょうど昼時だったので、ラーメンナビなどを駆使しつつ、市内をレンタカーでさまよい走る。
そこで見つけた「喜蔵」。

1_2 調べによると、「井出商店」系の店のようで、本格和歌山中華そばが食べられるらしい。
こじんまりと、でも清潔感溢れる店内に入ると、和歌山ラーメン独特の豚骨のクセのある香りがする。
ふむふむ、とばかりに、「中華そば」を注文。

待つあいだに、「めはり寿司」をそれこそ、頬張る。
これうまいでぇ。

3 出来てきた中華そばは、おなじみの外観。
そしてお味も、久々の和歌山でうれしくなる味。
ちょっと味が濃く感じたが、スープがアツアツで、本家の温いイメージからすると実に良い。

まろやかで、ちょっとクセになる味は、実にいい。

4

お腹が許せば、焼き飯も食べてみたかったな。
抜群とはいえないけれど、普通に旨いラーメンが食べれた。
ご夫婦らしき二人で頑張る店。
なかなか行けないけれど、応援したくなる雰囲気に満ちていた。
関東にいる今、この場所で食べたい「和歌山中華そば」なんだ!

喜蔵」 和歌山県田辺市湊1412-10

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2007年6月12日 (火)

和歌山  「丸高中華そば」

Marutaka1 ひさしぶりの和歌山。
空港バスで、JR駅に乗り付けるとちょうど昼少し前。

昼時はどこも込むし、駅周辺には「丸高」しかない。
ちょいと歩けば「井出商店」があるが、こちらのスープはどうもぬるい記憶があるのと、数年前の地元の噂を聞いてしまったものだから、どうも・・・・。(今は問題ないはず)

丸高も市内にいくつかあるが、ほぼ同じ。

Marutaka2 和歌山ラーメンには、丸高に代表される「車庫前系」といわゆる「井出系」があるらしいが、どちらも醤油とんこつ。

和歌山の南、湯浅町は、日本の醤油発祥の地とされるだけあって、この基本の醤油がまずおいしいから、見た目とは違ったクセのない、マイルドなスープになっているのかも?

でも塩分は高そうだけれども。

Marutaka3 そして、和歌山ラーメンの店には、テーブルに自己申告制の寿司が置かれている。
だいたい1個150円。
サバの押し寿司で、「はや寿司」と呼ばれている。
即食べれるから?

今回は、寿司はやめて、ラーメンとセットになった小「焼きめし」にしてみた。

こいつが、エライうまい。
ここでも香ばしい醤油がベースになっていて、パラパラ飯は焼き飯の真髄か。

市内・郊外には、まだまだおいしい店がたくさんあると聞く。
以前行った「正善」もそのひとつ、こちらは井出系出身、スープがやや白濁。

  「丸高中華そば」  JR和歌山駅東口出て右すぐ

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2006年2月24日 (金)

和歌山

久方ぶりに和歌山出張。当然ラーメンを食せねばならぬ。今回は車の移動だったので、かなり郊外を攻めることに。

Imgp2210 hayasushi 和歌山ラーメンは、とんこつ醤油である。店によっては強烈な個性もあるが、全般に写真の通りのシンプルな姿で、「中華そば」という呼び名がついている。今回食べた「正善」は、有名な「井出商店」系とのことであった。井出商店は数回食べたが、うまいがスープが少しぬるく感じることが多かった。

こちらのスープはアツアツで、まずは良し。見た目の濃厚さとは裏腹に、うまくちの醤油がストレートに活きていて実にうまい。やや固めの麺にもよく絡むスープは、よせばいいのに飲み干してしまった。かたわらに積んである、「早すし」(和歌山ラーメンの店には、鯖の一口寿司の「早すし」や「巻き寿司」が置いてある)を頬張ればもう大満足。おいしい。。。

その後「難波」に急行し、打合せを済ませたあと、「二度漬けはあかんよ」と事前に注意されながら超うまい「串かつ」をご馳走になった。こんにゃくまで串かつにしてしまうとは・・・・・。

IMGP2310a そして、「アインザッツ」でウィスキーと音楽で仕上げ。今回は「カラヤンとニューヨーク・フィルの英雄の生涯」のすげぇえレアでかつ状態の良い演奏を聴かせてもらった。58年のカラヤンは颯爽と小股の切れ上がったような演奏ぶりで、オケも実にスーパー。同時にロス・フィルとの同曲のサワリも聴かせてもらったがダルなオケでびっくり。いつも貴重な音源をありがとうございます。

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