2007年11月30日 (金)

金沢 「近江町市場寿司」

1_211月の半ばのこと。
昼食時に、近江町市場をさまよい歩く。
やっぱり寿司ですな。
でもランチ時にいい値段。
観光向けになりすぎてるの感あり。
それでも、ひとしきり金沢の食の一端を支える市場をふらついて後に食べる寿司は格別。
しかも、回転寿司なのだから。

こちらは、白子の軍艦。
私のような体によくないと思いつつ、手が伸びる。
くっ~、濃厚なり。

2_2 肝臓・通風によくないネタを連続させちまおう。
これも濃密な味噌が口中に広がる。

3_2 500円と安かったから、香箱蟹を。握りとばかり思ってたら、一杯まるまるきてしまった。
連夜の香箱。

4_2 甘海老。
身の締まりと甘味が、日頃の回転寿司とは大違い。

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鰤は、もう少ししてからの方が脂の乗りがいいかも。

7 穴子の甘味とほっくり感は堪らない。

Ichiba

市場の様子。
平日でこの賑わい。
見渡す限り海・山の食材だらけ。
しかもリーズナブル。
いいなぁ、身近にこんなところがあって。
我々関東人は、極めて不便かつ高い物価の元に甘んじざるを得ない環境なのだから・・・・。

 「近江町市場寿司」  金沢市下近江町28-1  近江町市場内

 

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2007年11月27日 (火)

金沢 ラーメン「一喜」

1金沢の片町で酒を飲んだあとは、このラーメン。
やめようと思いながら、もう何度行ったかわからない。
一見、茶色いスープに中身が不明で、不安になるが、これが意外とさっぱりしている。

2 たっぷりのネギが食欲をそそる。スープに隠れて見えないが、薄切りのチャーシューが、たくさん入っている。
そう、ここはチャーシュー麺しかないのだ。

3 スープは鰹出汁の醤油で、ブラックペッパーがよく効いていて、クセになる。
麺のコシもよく、まさにイッキに食べれちゃう。

4 以前、東京からのお客さんを飲んだあとに、お連れしたことがある。その方は自称ラーメンフリークで、こいつはウマイ、いままでで一番うまいと、大いに気にいっていたようだった。
たしかにうまいけど、人によっては、個性が薄いのかもしれない。

 「一喜」 片町店 金沢市片町1-6-2

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金沢 「浜長」

1_2 金沢の街は、かつて仕事で月1回のペースで通ったことがあった。その時は、人に連れられていくままの飲食だったが、今、仕事で一人訪れ、夜の街をさまようと、いままでに気づかなかった街の景色や店が見えてくるというものだ。

今回は、片町の外れにある「浜長」へ。
下調べして、そんなに高くないとの情報を得ていたが、いざ店の前に立つと、割烹というより料亭の雰囲気。
でも店の入口は清々しく、これはきっと美味いぞ、と予見させる。
えい、とばかりに入ると、手前のカウンターはそこそこ、混んでいて、真中の席に誘導される。地元客や、社内接待客、同伴客と、なかなかにいい顔ぶれ。
これなら間違いないと確信し、腹を据える。
でも、よく考えたらかつて、連れてきてもらってた店かもしれない。
ご主人の顔と声で思い出した。

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その、人当たりいい店主のお薦めに応じて、正面の黒板からチョイスしていく。楽しいひと時だ。
お造りは、石ダイ・あおりいか・ヒラメ・カンパチを切ってもらう。
どれもコリコリとして新鮮だし、山葵と醤油もいい。
はやくもビールを飲み上げて、日本酒体制に。
手取川吟醸をいただく。

3 野菜の炊き合わせ。
これがまた優しい味で、すばらしく繊細。出汁がいい、素材がいい。

4 焼き物は、せっかくだからと、思い切って「のどぐろ」を。
頭の方を焼いてもらう。
こんな贅沢いいのかな?
かなり以前、出雲の居酒屋で食べたことがあるが、美味しいけれど、目が飛び出るほど高かった。
ここなら、大丈夫そう。

5 この淡白でいて、濃縮されたうまみのこもった白身。
そして、皮の部分や、骨に付いた肉や脂身を根こそぎ食べることで、のどぐろの味わいが増す。
骨までしゃぶり尽くすのだ!

6 お顔の部分もしゃぶりつくして、現れるこのお約束の小骨。
ふっふっふ。

7 店主に「香箱カニ」を勧められ、思わず注文。
そしたら、こんなすごいの出てきちゃった。

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甲羅の中に、身がぎっしり。
ここまでしてくれて、本当に楽。
完全なツマミ状態のカニは、甘くてさっぱりとしていた。
これから寒くなれば、さらに深みが増すんだろうな。

これだけ、飲んで(5合は飲んでる)食べても、そんなに高くない。
福沢先生1枚で、おつりがそこそこやってくる。

素晴らしい店だった。
当面、金沢の店はここだな。

 割烹「浜 長」  金沢市片町2-27-23
           TEL:076-233-3390

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2007年3月 4日 (日)

金沢 バー「シャーロックホームズ」

Sashimi_3   昨年のことを今頃アップしてる。

金沢の繁華街、片町の隣りにある木倉町の居酒屋で、おいしい肴をあてに充分に飲んだ。がしかし、店の名前を失念。

Buridaikon 北陸で食べる「鰤」は、刺身でもコリコリしていて、刺身のカドが口の中であたる(意味わかる?)
ブリ大根も濃厚で激ウマ。

ひとしきり飲んだあと、片町をふらつく。近時は怪しい店が多く、雰囲気がちょっと悪くなった。昔、月一ぐらいで来てたころは、もっと風情が漂っていたのに。
Kanazawa_holms_1

うろうろとしていたら、ビルの集合看板に「世界の酒 シャーロック・ホームズ」なる名前を発見。
ちょっとアレだけど、酔った勢いで入ってみる。
入ってビックリ。横に長いカウンターの向こうは、もの凄い酒の瓶。
こりゃ看板に偽りなし、世界の酒がびっしりと並ぶ姿は壮観なものだ。

聴けば6000酒類(酔ってたので間違ってたらごめんなさい)。すべて、どこに何があるのか把握しているって。
芸のない私は、世界中の酒があるのに、いつものアイリッシュ系のウィスキーでお茶を濁す(お酒を)ことになったが、このロンドン・パブ風のいい雰囲気で飲む「ジェムソン」と「ボウモア」に、たいへん心地よく酔えた。

マッチもなかなかでしょ。

 「世界の酒 シャーロックホームズ」 石川県金沢市片町2-21-7 美智ビル

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金沢 スナック寿司「弥八」

Kanazawa_yahachi_sushi_1 金沢にて散々飲んで、小腹が空いたとき、ラーメンもいいが、うまい持ち帰り寿司がある。飲み屋への手土産にする客も多いが、私はホテルでの夜食として、締めの酒とともにいただく。

持ち帰りとは思えないネタの良さ。リーズナブルな価格。

Kanazawa_yahachi2 鉄火巻きには、中トロがびっしりと巻かれていて、実においしい。

飲んだあとで、帰ったあとまた飲める。そんな寿司でした。

   「弥八 片町店」  石川県金沢市片町2-21-35

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2006年11月 1日 (水)

金沢にて

Imgp2120 2週間経ってしまったが、福井・石川を出張した。宿泊は当然、金沢。
1枚目の画像は、一昨年の冬のもの。雪つりが施される頃からが、一番いい季節だろう。

金沢は、以前名古屋に単身赴任していたおりの担当テリトリーのひとつだったので、週1回ぐらい訪問していた。街の道路事情は複雑だし、運転も以外なほど怖いが、街の佇まいと食の絢爛美味なることではピカ一。

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ひとり、北陸随一の「片町」を抜け、木倉町のあたりを散策しふらりと入った割烹の「大岩」。奥には座敷があって地元企業の宴会中だったが、手前のカウンターは一人でも安心。

刺身はこれからが旬だが、それでもなかなかの鮮度。

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思い切って頼んだ「菊姫」純米大吟醸のすっきり感と、いくぶんタマリの効いた醤油で味わう肴との相性抜群。
 そして、私の大好物「治部煮」 。何度も食べているが、いまだに作り方がわからない。金沢の食材がギッシリ詰まって、まったりとした椀もの。こちらも、これから旬の鴨が
                   入るとますます美味しいだろう。

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ついで食したのが珍味で、鮎の内臓、「うるか」のタタキを熱した石で焼くもの。こいつには、酒がやたらと合う。
「手取川」の純米の重厚さと相まって、口中が充実した濃厚さに満たされた。
 陶板焼きは、牛(能登牛かな??)や地鶏、金沢麩、地
野菜などをアツアツでいただいた。おいしい。
焼き物は、もう終わりの「おち鮎」。子持ちのふっくら鮎は、去った夏を懐かしむ味。
仕上げにシンプルな雑炊を、熱燗でいただき、体中がホットになり、満腹。

食後、以前の同僚が金沢にいることを思い出し、電話すると、接待中。ホテルにて待つことしばし、二人ともかなりの酔いで、彼の行きつけの店に行こうということに。
いやな予感がしたが、やはりの「国際親善??」パブ。いやはや、実は私も何度も来たことアルヨ。楽しく東欧・南米・アジアの親善大使と時を過ごし、締めはやはりラーメンね。

Imgp3243 Imgp3244_1  片町ワシントンホテルとなりの「一喜」。
チャーシューメン専門店。見た目は、こってりだが、スープを一口すするだけで、カツオ出汁のあっさり味にほのぼのとしてしまう。数年前、東京からラーメン好きのお客さんを連れていったら「今までで最高」の好評価を頂戴した。
酔っていたとはいえ、正直にうまいラーメン。

ほいで、金沢はうまっし。

1imgp3300 翌日、小松空港へ車を走らせる途中、夕日が壮大だったので、金沢郊外の海でパチリ。

   

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