76年から始まった、アバドのマーラー・シリーズ。1回目全集は、シカゴ・ウィーン・ベルリンという世界の3大オーケストラを駆使した夢のような取り合せ。羽根をモチーフに世紀末風のロゴ。その統一デザインが収集の喜びであったが、8番だけは何故か?画龍点睛を欠く。その後、ベルリン・ルツェルンと進化するアバドのマーラー。
ウィーンでの77年録音。同時期に盛んに演奏していたこともあり、どこまでがアバドか、どこまでがウィーン・フィルか、わからないくらい同質化している。ウィーンの魅力たっぷり。そして、シュターデのシルクのような美しい声。