ディーリアス ヴァイオリン・ソナタ ホームス
愛する英国音楽のなかでも、最愛のディーリアスは管弦楽小品のみ有名だが、室内楽の分野でも声楽曲と並んで、名作を残している。
ディ-リアスに対する思いは、昨年12月に恥ずかしながら述べている。
ヴァイオリン・ソナタは正規3曲、プラス無番号の1曲の計4作品ある。
いずれも20分前後の、コンパクト作品で、愛好家としては、深夜寝る前とかに心安めの曲として重宝している。
ディーリアスに思うイメージが、そっくり満載のソナタ集で、時に郷愁に浸り、熱情に帯びたりしながら、明確な旋律もないままの20数分が過ぎて行く。
この、たゆたうような儚い(はかない)雰囲気がダメな人は、ディ-リアスしいては、イギリス音楽は無理かもしれない。
ラルフ・ホームス(HOLMES)、ホームスと読んでいいのか不明。この英国ヴァイオリニストの清楚かつ時に、情熱的な音色は素晴らしい。
ディーリアスの愛弟子「エリック・フェンビー」のピアノが使徒としての伴奏以上の演奏ぶり。
この作品集を聴いていて、ビートルズを思ってしまった。言葉にするのが難しいが、音の持つ雰囲気からの話。
J・レノンではなく、G・ハリソンなところがまたちょいといいでしょ。
そんな寂しげで、ノスタルジックな作品を過度の思い入れなく、淡々と弾いているホームスなのであった。
女流熱情派?「タスミン・リトル」の同作品集も最近入手した。
いずれまた、じっくりと聴きこみたいCDだ。繰返し、スルメのような味わいにみちたソナタ集である。
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コメント
TBありがとうございます。
ディーリアスの作品はオーケストラ作品もいいですが室内楽はまたなかなかの趣がありますね。
おかげさまでこの作曲家の本領がやっと少し私にも垣間見えてきました。
挙げておられるCD、探してみたく思います。
”ディーリアスの愛弟子「エリック・フェンビー」のピアノが使徒としての伴奏以上の演奏ぶり”に大変興味があります。
寒いこの時期、内向き加減になりがちですが、そう言う時に優しく話し相手になってくれそうな音楽ですね。
投稿: yurikamome122 | 2012年1月17日 (火) 11時05分
yurikamomeさん、こんばんは。
コメントどうもありがとうございます。
ディーリアスは、全ジャンルにくまなく作品を残してますが、どの曲も、ディーリアス独特の刻印がなされていて、その詩的な世界にますますはまっていってしまうのです。
こちらの演奏も機会がございましたら是非お聴きください。
「優しい話し相手」・・・・、このところワタクシも、ディーリアスのいろんな音楽に毎晩付きあってもらってます。
投稿: yokochan | 2012年1月18日 (水) 00時57分