アンネリーゼ・ローテンベルガー オペラアリア集
特別に大画像で。見るからに美しく、春のような賑わい。国分寺の果物屋さん「多根果実店」。
果物屋さんが作るケーキだから、果実がゴロゴロ入っています。
私は、酒も甘いものも両党だから、ケーキにも目がないの。
果物が主人公のケーキだから、自然の甘さ。
これなら、ウィスキーのアテになってしまう。(呆れたもんだ)
国分寺市本町3-2-19(北口)
今日のディーヴァはドイツのリリック・ソプラノ「アンネリーゼ・ローテンベルガー」。今となっては、ちょっと懐かしめの歌手になってしまった。
60~70年代に母国を中心に活躍し、83年に引退後、スイスで自適の生活をしているとある。ちょうど80歳のかわいいおばあちゃんになっているはず。
レパートリーは広かったが、なんといっても、モーツァルトとR・シュトラウス、オペレッタ系の作品あたりを一番得意にしていた。
なかでも「アラベラ」のズデンカと「ばらの騎士」のゾフィーが素晴らしかったらしい。
「ばらの騎士」の3役(マルシャリン、オクタヴィアン、ゾフィー)を歌えたのも彼女が唯一かもしれない。カラヤンの映画盤の「ばらの騎士」に出ているので、これは是非見てみたいものだ。
彼女の声は、清潔・清楚・可憐といった言葉そのものがあてはまる。言葉の明瞭さも、最近の歌手達からしたら段違いに素晴らしい。
ちょっと一緒にお酒を飲みたくなるようなオトナの女の魅力も充分。
このCDは、イタリアオペラとR・シュトラウスが収められている。
イタリアものも、ドイツ語で歌われていておもしろいが、ここでもドイツ語の美しさが味わえる。そして、「ばらの騎士」の最終場面では、オクタヴィアンを「デラ・カーザ」が歌っている!オケはドレスデンだし、いうことありません。
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コメント
んーーーー。私も酒飲みなのに甘いもの好き(=太る一方)。いかんですなあ、こんな誘惑の画像は。私はちなみに(日本では)ケーキはカフェ・ウィーンの苺ケーキが一番好きです。有楽町の国際フォーラム店がなくなってずっと食べてないです。東京だと日本橋三越まで行かないと買えないし。うーん。
投稿: naoping | 2007年3月30日 (金) 00時44分
>カラヤンの映画盤の「ばらの騎士」に出ている
ほんとに可愛くて気品もある、素敵なゾフィーです。
投稿: edc | 2007年3月30日 (金) 17時53分
naoingさん、こんにちは。このケーキ、結構素人くさいけど、ホンマにうまかったです。隣の喫茶店にテイクアウトして持っていけるらしいです。
カフェ・ウィーンの苺ケーキは食べたことないです。日本橋ですな。
そういえば、私が紹介の果物屋さんに、ウィーン直送のコーピーが売ってました。
投稿: yokochan | 2007年3月30日 (金) 18時27分
eurideiceさん、こんにちは。
やっぱり! こりゃ見なくてはイカンですね。
彼女のような雰囲気の歌手って、今はあまりいませんね。
投稿: yokochan | 2007年3月30日 (金) 18時30分
yokochanさま こんばんは
カラヤンの『薔薇の騎士』、昔は映画で上映されていたのを思い出しました。大学時代に見に行った記憶があります。
ローテンベルガーさんって懐かしいですね~。
クナの『薔薇の騎士』で、ゾフィーを歌っていたと思うんですが~。
ゾフィー、オクタヴィアン、マルシャリンと歌ったのは、まだいますよ、ロッテ・レーマンさんです、彼女は確か、3役を年と共に歌っていたと思います。大昔の話ですが~。
ミ(`w´彡)
投稿: rudolf2006 | 2007年3月30日 (金) 22時45分
rudolfさん、こんばんは。
そうです、当時演奏会に行くと、よくカラヤンのばらの騎士の映画のチラシが配られてました。シュワルツコップばかりに目がいってましたけど、ローテンベルガーも大注目だったのですね。
ロッテ・レーマン!、そうでしたか、知りませんでした。
たしかローテンベルガーを強く推したのはロッテ・レーマンって、解説書に書いてありました!!
ありがとうございました。
投稿: yokochan | 2007年4月 1日 (日) 19時12分
初めまして、アンネリーゼ・ローテンベルガーを検索して、1年前のここにお邪魔しました。
先週のNHKハイビジョンでカラヤンの「ばらの騎士」を観ました。出演者の皆が本当に歌がうまくて素晴らしかったですね。そして、そこにアンネリーゼ・ローテンベルガーが出ていたので驚きました。彼女が日本に来た時、リサイタルに行きました。34年ぶりのこと、それを上記URLに書きました。是非一度尋ねてきて下さい。
投稿: 大森英崇 | 2008年4月11日 (金) 20時26分
大森英崇さま、はじめまして。コメントありがとうございます。わたしはハイビジョンが見れませんので、3月のアバド特集やご案内のカラヤン特集、とりわけ「ばらの騎士」はもう生唾ものの羨ましさでした。
ローテンベルガーのリサイタルをお聴きになったよし、羨ましいかぎりです。
チャーミングな彼女、その歌声は今もって素敵の一言につきます。
貴ブログ、訪問させていただきます。
投稿: yokochan | 2008年4月11日 (金) 23時49分