神奈川フィルのテレビ放送
NHKの教育テレビで、去る6月の神奈川フィルの演奏会が放映されたので、急ぎ記事にしてみた。
1時間の放送枠ゆえ、ストラヴィンスキーは割愛されたがブリテンとベートーヴェンの1番の名演がしっかりと放映された。
神奈フィルの活動状況と、歴代指揮者、そして現在の充実期を楽員が生き生きと語り、シュナイト師の厳しい中にも暖かな人柄も短い時間のなかで、巧みに紹介されていた。
しっかりとビデオ収録し、速攻確認。
大勢が判明した選挙はもういいわ。
盛り上がる聴衆のなかに、自分を発見し、まずは自己満足で、悦に入る。
このベートーヴェンは本物だ。
どこに出しても恥ずかしくないどころか、本場ドイツでも聴けない域に達していたのでは。
というわけで、世界旅行の合間に緊急神奈フィルでありました。
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コメント
録画するのを忘れていましたので、リアルタイムで観ていましたよ!
スッゴイえんそうでしたね。神奈川フィルといい川崎に本拠を置くTSOといい、今や神奈川はオーケストラの熱い風を吹かせているっ!
投稿: IANIS | 2007年7月30日 (月) 00時11分
IANISさん、これよかったでしょう。
桜木町の古風な音楽堂がドイツの地方都市の田舎ホールのように鳴り響きましたよ!
そうですね、横浜・川崎とドイツ音楽の街と化しつつありますね。
投稿: yokochan | 2007年7月31日 (火) 00時57分
残念ながら録画に失敗してしまいました。
でもあらためて聴いても凄い演奏ですよね。
そしてシュナイトさんを正面から見たときのジェスチャーも凄い!!。
リヒターの後継者は伊達ではないです。
次のシュナイトさんの登場が今から待ち遠しいです。
本当に私は、本気で今この世界中で、これほどのベートーヴェンやブラームスを振れる指揮者は現役の巨匠達を含めてそうはいないと思っています。
それが身近にある事に感謝であります。
神奈川フィルを聴き続けてよかったと思います。
投稿: yurikamome122 | 2007年7月31日 (火) 07時07分
yurikamomeさん、あのときの感銘が映像で甦りました。
そして、シュナイトさんの、浜っ子のジョーク!
NHKらしからぬ、というか今のあのコンビのエッセンスのような場面をうまく編集してくれました。
ほんと、神奈フィルが身近にあるyurikamomeさんがうらやましいです。
映像、よろしければダビングいたしますよ。なんったってお宝保存版ですから。
投稿: yokochan | 2007年8月 1日 (水) 01時05分
yokochan氏はじめ実演に触れられた方が羨ましい限りの演奏でした。地元のオケを応援し支える姿勢も見習いたいものです。「レベルの高い聴衆がオケのレベルを上げる」ことも事実。街の文化は住民が作るわけですから大事なことですよね。
投稿: yskw | 2007年8月 3日 (金) 06時10分
yskwさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
実演はまったく素晴らしいものでした。
おっしゃるように、今の神奈フィルは街の雰囲気とも相乗効果を呼んでいることも見逃せません。一部の聴き手のためだけでなく、県内の隅々まで啓蒙活動をしたりと、愛される下地作りはしっかりしてます。
プロフェッショナルな東京オケには出来ないこと、それが地方オケでしょうね。
投稿: yokochan | 2007年8月 3日 (金) 22時27分