エルガー 「真紅の扇」 B・トムソン指揮&カフェ・エルガー
念願の「Cafe ELGAR」 に行くことが出来た。
まさに3年越しの思いだったのだ。
場所は京都市中京区、関西方面に出張の折りに時間を見つけて行こう行こうと思いつつ、ある時は定休日、ある時は客先のアポ変更などで、なかなかにその機会が・・・・。
とこうしているうちに、閉店してしまった。
ところがどっこい、この5月に場所も新たに、再オープン!
京の街の中に、その姿も一際目を引く建物で!
エルガー好きなら、もうたまらないそのお姿。
店主に丁寧に説明していただいたところによると、モールヴァンのエルガーの住んだ家をそのままイメージしたそうな。
エルガーを愛する店主の熱き思いにただ脱帽!
京都は蒸し暑い。交通機関の最寄は、地下鉄「市役所前」から地下街を通って(上は本能寺のあたり)、地上に出て3分くらい。汗だくになった私を店主はにこやかに迎えてくれた。
スコーンと紅茶で英国風に。 エルガーの珍しい曲も聴かせていただいたうえ、cafeの来歴や京都の音楽事情、大友氏やエルガー協会(!)のこと、そしてなんたって、エルガーにまつわるエピソードの数々・・・・。店主と2時間あまりも話しこんでしまった。
すっかり楽しい時間を過ごせた。
私など、まだまだの思いを強くしたもの。
またの訪問を約束して、後ろ髪引かれつつカフェ・エルガーをあとにした。
エルガー好きはもちろん、音楽好き、音楽はともかくイギリス好きの方がた、是非ご訪問あれ。ゆったりした時間が過ごせますぞ。
「Cafe ELGAR」 京都市中京区麩屋町通押小路上る橘町613番地の1
金、第一土曜休
TEL:075-213-6550
エルガーのバレエ音楽「真紅の扇(The Sabuine Fan)」はあまり知られていない曲だし、録音もほとんどない。
1917年、戦時のチャリティーのために作曲。
ルイ15世下の18世紀風ドレスでめかし込んだ、パンとエコーの妖精の音楽。詳細はわかりませぬ。
20分あまりの作品ながら、古風な雰囲気をかもしながらも、郷愁と愛らしさに満ちたセンス溢れる楽しい作品。
ブライデン・トムソンとロンドンフィルの演奏は、いつもの豪気さを押えて、さりげない中にもユーモアある演奏をしていると思う。
京都で英国を味わった今週、充実の1週間。
はて、どこで仕事をしたのだっけか??
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コメント
カフェ・エルガー、建物も素敵だし魅力的なお店ですね~。今後京都に行く機会があったら絶対立ち寄ります!
投稿: yskw | 2007年8月 4日 (土) 12時10分
行ってみたひ・・・。
投稿: リベラ33 | 2007年8月 4日 (土) 13時00分
yskwさん、こんにちは。
以前から行きたかった店が、さらにバージョンアップして再オープン。
短いじかんでしたが、楽しい時間がすごせました。
是非ご訪問下さい、お薦めします。
投稿: yokochan | 2007年8月 4日 (土) 23時39分
リベラさん、エルガーでっせ、是非行って!
投稿: yokochan | 2007年8月 4日 (土) 23時41分
先日はご来店賜りありがとうございました。つい調子に乗って独演会してしまい、申し訳ありませんでした。しかし、とても楽しいひとときでした。またのご来店を心よりお待ち致しております。
店主拝
投稿: Cafe ELGAR 店主 | 2007年8月 5日 (日) 12時44分
こんばんは。
先日は遅くまでありがとうございました。
このお店なんですね、あのときお話いただいたのは・・・。
とても明るくて綺麗な店内、まるでウィーンのカフェのような雰囲気だと感じました。
私も、是非一度行ってみたいと思います。
投稿: romani | 2007年8月 5日 (日) 18時32分
cafe ELGARさま、先般はおいしいお茶とスコーン、そして楽しいお話をありがとうございました。
私にとって未知のエピソードや、音楽も聞かせていただき、エルガーがさらに好きになりました。
またの機会を楽しみにしております。
投稿: yokochan | 2007年8月 5日 (日) 21時26分
romaniさん、先般はこちらこそ、遅くまでお付き合いいただいてしまい、恐縮してます。ホテルもフロアも同じなんて奇遇でしたね。
京都のカフェ・エルガー、また関西方面出張の楽しみが増えました。
是非ご訪問ください。
投稿: yokochan | 2007年8月 5日 (日) 21時29分