今宵はふぬけてます
画像は、横浜の夕暮れ。スタジアムが見えます。
連休を挟んで、この1か月あまり。
私生活も大変なことが続出だったけれど、たいへんな音楽ばっかり聴いてしまったものだ。
「新国のリング前半」→「デ・ワールト&N響のワーグナーにR・シュトラウス」→「金さん&神奈川フィル」→「ルイージ&ドレスデンのR・シュトラウス」→「新国のショスタコ・ムツェンスク」→「シュナイトのヨハネ受難曲」→「パルシファル@あらかわバイロイト」→「シュナイト&神奈川フィルのシューマン」
今年前半のコンサートラッシュは、ここまでで、あとは懐をかばいつつ大人しくしてます。
連休明けからの、ショスタコ、ヨハネ、パルシファル、シューマン(というか指揮者とオーケストラのありかた)、この4つは私の心に強烈な印象を刻みつけた。
これら4つの音楽会が、こうした順番で連続したことは、自分でチョイスした結果とはいえ、稀なる奇跡ともいえるのではないか、と本日は感激新たにふぬけている次第でございます。
誰でも持ってる人間の心の闇と転落とそれが行き過ぎると滑稽にもなる虚しさ、人間の冒した大罪を贖罪する誰しもの心にある神、劇場に持ち込まれた同じ原罪と贖罪・許し、音楽はひとつの手段だったかもしれない人間同士の壮絶なぶつかり合いと信頼。
土曜に経験した神奈川フィルのコンサートは、生涯経験できそうもないすさまじい人生体験のようなものだった。
あれを思えば、ふぬけてられない、しっかりしなくちゃ、と自分を叱咤したくなる
今日は、大矢監督が休養を余儀なくされ、シーズン開始早々で、監督交代。
正直、あの戦力では、という思いが強い。
他チームに強奪ないしは流出した選手が主力として活躍するのも癪にさわる。
権藤さんの優勝の影の立役者を、こんなにも無能呼ばわりしていいのか?
あの夢のような優勝に立会い、酔った私。
今日は、こちらも寂しく、さらにふぬけてます。
監督代行は、生え抜きの田代さん。
小田原出身、藤沢の学校、大洋OB。
これを応援せずして、いかにせん!
オレンジの時代から応援してまっせ。
追)しばらく音楽は静養しようかと思ったら、尾高&N響のブラームスのチケットをお譲りいただくことになりました。
こんな今のわたくしに、尾高さんのブラームスがどう響くかしら。
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コメント
おかげでわたしは翌日のあらかわバイロイトを断念せざるをえませんでした。
そりゃねえ、無理ですって。
投稿: 白夜 | 2009年5月19日 (火) 00時30分
白夜さま、こんばんは。
そりゃもう、同情いたしますとともに、激しく同感でございます。
日曜に、シューマン3曲(ジュリーニ・ルプー・エッシェンバッハ9とリベンジCDをかけましたが、ダメでした(笑)
投稿: yokochan | 2009年5月19日 (火) 00時53分