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2010年5月14日 (金)

「エルガー 序奏とアレグロ ハイティンク指揮」&「札幌紀行」

Elgar_haitink_lpo
エルガー「序奏とアレグロ」。
新緑の季節に相応しい音楽でもあり、ちょっと寂しげな大自然に身を置き聴くにも相応しい音楽。
弦楽カルテットと弦楽オーケストラのための・・・・、という副題が付いております。
珍しい編成だが、馴染みやすい旋律と熱い雰囲気にも満ちた桂作であります。
14分くらいの曲なので、寝る前とかにちょこっと聴くのに最適。
交響曲やエニグマの余白によく入っているけれど、自己主張が少なめだから意外と目立たないし、誰の演奏を持っていたかも忘れがち。
 今日は、ハイティンクロンドンフィルの84年のライブで。
少しばかり重厚だけど、ノーブルで生真面目、そして優しさにあふれた演奏。

1
札幌旭川に行ってきました。
久しぶりの北海道出張。
寒かった。そして出立の日から、JRの人身事故で、早めに出たのに予定の便に間に合わず・・・・。こういう場合、車だとだめらしいけれど、公共交通機関だし、出発時間前に電話しとけば、後の便に無償で振り替えてくれるのがわかりました。
大通り公園は、桜はちらほら・・・、でもご覧のような冬のような光景。
2
初日は、久しぶりに訪問した客先との面談を終え、皆で炉端焼きの老舗へ。
北海道きたら、やっぱビールはこれっしょ。
3
さらに、いくつか行って(?)、締めはこれっしょ。
この夜は、塩ラーメン。
すすきのの端っこにある「鴇(とき)の家」。塩が美味しい店。
濃厚でありながら、あっさり感も。コシのある縮れ麺がよし。
4
翌日の昼は、中央場外市場。
二条市場が観光地化してしまったのに比べ、こちらは、隣接の中央市場と直結していて、鮮度のいい商品が多いし、お店もみんな良心的。
同行のお客さんが、馴染みで、それこそ店の裏に案内されて、大試食会。
若毛ガニですぞ
あまぁ~いの。
5
カニのさばき方まで指南いただき、こうして作ってもらった一品。
若カニは、みそ少なめですがね、なんのなんの、ジューシーなお味ざましたわよ。
仕事が控えていて、飲めなかったけれど、酒も飲み放題になりそうな雰囲気の気の置けない店でしたよ。
6
そして、お隣の飲食店から出前をしてもらった丼がコレ
いくらと大助(おおすけ)。
大助は脂の乗りまくったサーモンのこと。
あえて、何も言いませんね、シッシッシ~
7
さて、その晩はまた飲みに繰り出す。
人気の割烹居酒屋「かけはし」へ。
七輪で自分で焼く肉厚の道内産シイタケ。
狂おしいまでにうまい。しいたけは肉だったんだ。
8
それから、馴染みのママさんにご挨拶。
ここまでは連れと一緒。
9
久しぶりの札幌だ、これも馴染みの店にご挨拶。
酔いというのは恐ろしいもんだ。
でも美味しいものは、ちゃんとわかるんですよ
10
大将が、次々にうまいもの出してくれましたよ
ウニ、塩辛、アワビ、ホタテ貝焼き・・・。
日本酒飲んでるし。
隣に座った方が、かつての取引先の方で、話が弾んでしまった。
でも、いまや覚えていない(汗)
寿司屋さんなのに、鉄火巻きしか食べれなかった。
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あと、挨拶回り、もう一軒。
ばかだね、おいら。
豚丼食いました。
「まむろ」の親父さんも変わらない。
「いつ来たの? 札幌は景気悪いわ。いつ帰んの?」
あとは、何をしゃべったか覚えておりません。
気が付くとホテルで朝を迎えておりましたとさ。
写真のみが、自分の行動の記憶を留めるものなんです
12
翌朝は、完璧なる二日酔いだし、朝からお腹が一杯。
もう食えないよ
車を借りて旭川方面に移動。
気持ち悪ぃ・・・、運転していて目が回ってきた。

雨もようやく上がり、札幌は、路傍の桜も満開に。
 旭川は、さらに寒く、というか夜は零下に近くて死ぬかと思った。
旭川紀行は、また次回に。

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コメント

毎度のことゆえ、何も申し上げませんが、
この写真達ったらっ・・・。(-_-;)

投稿: 恋するオペラ | 2010年5月15日 (土) 04時14分

恋するオペラさん、こんにちは。

毎度のことゆえ、海外在の方を、このように刺激してしまいまして、誠に申し訳なく存じます。

でも、おいしそうでしょ。
次はおとなしめに参りますので(笑)

投稿: yokochan | 2010年5月15日 (土) 11時48分

おはようございます。
出張ご苦労様です。言うまでもなく「序奏とアレグロ」大好きです。ハイティンク盤は私は持ってないですね。
エルガーの美しい曲とともに美味しい食事。もう羨ましい(お仕事ですが・・・)。

蟹の写真でもう私はノックアウトです。

投稿: naoping | 2010年5月16日 (日) 07時38分

naopingさん、こんにちは。
仕事半分、遊び半分のいい加減な出張。。。ウソですよ。
でも北海道は、なんとなくそれが許されちゃうし、出張族の方々はみんな同じような行動をとってますね。
 北海道は、そうした部分でも潤うわけですし。

序奏とアレグロ、今回、いろんな演奏で聴きましたが、ハイティンクよかったんです。

カニ、いいでしょ(笑)

投稿: yokochan | 2010年5月16日 (日) 12時29分

はじめまして。
ハイティンクは私は好きではなかったです。
でもLSOとのベートーヴェン交響曲を聞いてから、認識が変わりました。
特に第5番の演奏は、無駄な力が入っていないにもかかわらず、自発的なスカッとしたアンサンブルでお勧めです。
ttp://lso.co.uk/detailedrecordinginfo&showdetailstype=recording&detailID=67

投稿: ネンネコ | 2010年9月30日 (木) 00時41分

ネンネコさま、こんばんは、はじめまして。
ハイティンクは、わたしの現役4大ファイヴァリット指揮者のひとりです。
お好きになられたらとするなら、ファンの一人として、とてもうれしいです。

LSOとのベートーヴェンは、実はまだ聴いたことがないのです。
あのジャケットがどうも気になって、というのはいい訳ですが、機会がありません。
での、そうおっしゃるのなら聴いてみたくなりますね。
コンセルトヘボウ盤は持ってますが、その前のロンドンフィルとの70年代の全集のCD化をずっと待っているんです。
レコード時代、いくつか聴いてましたが、こちらは堂々たる素晴らしい演奏でした。
コメントどうもありがとうございました。

投稿: yokochan | 2010年9月30日 (木) 21時56分

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