ドヴォルザーク 交響曲第2番 スゥイトナー指揮
懐かしい風情の、あっさり醤油ラーメン。
支那そば、中華そば、そんな感じの名前の似合うラーメンは、新宿思い出横丁の名店「若月」の@450円。
飲んだ勢いで、スルリといただきました。
けっこう、何度も行ってます。 →こちら
ドヴォルザーク 交響曲第2番 変ロ長調
今日は地味なドヴォ2です。
チャイコフスキーと比べ、相当地味なドヴォルザーク(1841~1904)の1~4番の交響曲。
5と6番は、そこそこ演奏されるし、7~9番は文句なし。
1865年、ドヴォルザーク24歳の年に相次いでかかれた交響曲第1番(ズロニチェの鐘)と第2番。
ベートーヴェンの交響曲、それも第5を意識しつつの第1番。
それに対する田園や第4のような優しい顔をもった第2番。
メロディメーカーとしてのドヴォルザークの才能がここに溢れ出ていて、明るい抒情にも満ちた、ほのぼの交響曲であります。
自身、この曲に愛着をいだき、20年以上たって、改訂をくわえたりしてます。
ブラームス臭はまだ薄く、シューベルトやウェーバー、初期ワーグナーのような匂いもちょっとしたりするところが面白いです。
そして、なんといってもボヘミアの土の香りもしっかりするところがドヴォルザークならでは。
しっかりした構成の快活とした第1楽章に続き、この曲で一番魅力的な美しくも、ノスタルジックな第2楽章。
ドヴォルザークの美しい旋律を集めて1枚のCDにするとしたら、この楽章は逃すことができないものです。
続く、メヌエット風の典雅さをも感じるスケルツォ楽章は、12分もかかり、終楽章よりも長いです。
そしてその終楽章は、とりとめのない雰囲気が難点ながら、ときおり顔を出す懐かしい旋律が魅力的。
聴くごとに味わいの増すたぐいの、憎めない愛らしいドヴォルザークの交響曲。
スゥイトナーとベルリン・シュターツカペレのおおらかで微笑みに満ちた演奏でした。
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コメント
こういう所なんです!さまよえる様のすごい所!
ドヴォルザークの2番とか!聴いたことないです^^;
私ってせいぜい7,8,9番どまりなんですよ。
「新世界」だけは結構聞き比べましたが、ご指摘のスイトナー&ベルリン国立歌劇場が意外に良かった印象でした。他のエライ指揮者が録音したものは「やってやる!」とか「俺のはひと味違ってて良い演奏だろ!」という香りがぷんぷんでして、どうもなー。。。ばっかりだったんです。
その中でスイトナーだけが、素直な演奏&自然な演奏、オーソドックスにしてロマンチックという印象でした。2番を聴いたことがないくせに書き込んでしまいました。日々反省。あっさり醤油味のラーメン!食べたいです。
投稿: モナコ命 | 2011年12月 8日 (木) 18時52分
モナコ命さん、こんばんは。
全曲をまずは揃えたら、どうしても聴かなくてはならないという想いにすぎません。
それが、聴けばいい音楽なのです。
ドヴォルザークはさすがのもので、最初は退屈で苦痛でしたが、何度か聴き進んで、曲の良さを見出したりします。
音楽の楽しみはその繰り返しですね。
スゥイトナーの気負わない普通の音楽造りは、あっさり醤油ラーメンのごとく、いつまでも飽きない味わいと、ホッとする優しさに満ちていると思います。
秋田の煮干し系もいいですねぇ!
投稿: yokochan | 2011年12月 9日 (金) 00時50分
この曲もいい曲ですよねぇ、私もスイトナーでエントリでした。田舎くささがホノボノして。
そのホノボノが懐かしい今日この頃。
ああいった演奏をしてくれる指揮者はみんなどこへいってしまったんでしょうね。
投稿: yurikamome122 | 2011年12月 9日 (金) 08時41分
ドヴォ2のTBありがとうございました。
こうした、ほのぼの系は、やっぱりスゥイトナーですよね。
スゥイトナーのような指揮者は、ほかにはもういませんね。
真剣に考えても思い浮かばないところが恐ろしいです。
投稿: yokochan | 2011年12月 9日 (金) 22時34分
今晩は。ドヴォルザークの2番ですか。モナコ命様も書いておられますが、本当にブログ主様は何でもお聴きになりますね!確かに1~4番までの4曲は本当に演奏される機会が少ないですね。来日するチェコの名門楽団でさえやりたがりません。アニメ版「のだめカンタービレ」で大指揮者シュトレーゼマンが学生オケを指揮してドヴォ5を演奏するのですが、音大生たちは5番でさえ「マニアックな選曲だなぁ」と驚いていました。私もコシュラー指揮スロヴァキアフィルのドヴォルザーク全集を持っているのですが初期4曲は本当に滅多に聴きません。どんな曲だったかすぐに思い出せないぐらいです。このコシュラーの全集、8番と9番は何故かメニューインと長男ヤルヴィ指揮のロイヤルフィルなんですよね。指揮者メニューインやヤルヴィが嫌いなわけではありませんが、出来ればコシュラーで全曲を統一してほしかったですね。
投稿: 越後のオックス | 2011年12月10日 (土) 00時41分
越後のオックスさん、おはようございます。
なんでもかんでも。音楽にはダボハゼのように食らいつきます(笑)
ほんとうは、チェコやスロヴァキアの本場オケの来日公演で、全曲チクルスをやるとかで、啓蒙して欲しいです。
名匠コシュラーは全曲入れてるのに、それは残念ですね。
なにを隠そう、全曲はスゥイトナーのみしか持ってませんで、肝心のノイマンすらないのです。
クーベリックやケルテス、ロヴィツキなど、全曲はアナログ時代にいいものが集中してますね。
投稿: yokochan | 2011年12月10日 (土) 11時22分
こんにちは。
そうなんですね。。
ドッププロからアマチュアまで指揮者はおしなべてメリハリが強く外見が見栄える棒が我が国もベルリン始めその流れです。
テンポは速い処は少し上げるし、遅い処は少し弛むし、ダイナミックスも同様でじっくり音楽の流れの中から魅力を聴かせる方々は皆無になりましたのでしょうか。
投稿: マイスターフォーク | 2011年12月11日 (日) 12時49分
yokochan様へ~
こちらにも、お邪魔します。スウィトナーのドヴォ2ですか?まだ聞いたことがないですねぇ~。ずっと以前に確かFMで、スウィトナー/ベルリン・シュターツカペレの演奏を聞いた記憶がありますが、何番だったかは分かりません。でも、自然体でのびのびとして、情緒もあり風情もあり~昔懐かしい名演奏だったように思います。
ただ、僕はどちらかというと~アナログ時代に、クーベリックの指揮するドヴォルザークに親しんで来たので、(特に、第6番は自然体で優美な演奏で、好きでした。)あまり、スウィトナーには食指が動かなかったということでしょうか?
それにしても~「若月」さんの、あっさり醤油ラーメンは美味しそう~!僕の地元米沢と、お隣喜多方市や新潟市及び、栃木の佐野ラーメンを彷彿とさせて、毎日飽きずに食べられそうですねぇ~。こんな麺食い男なので、女性に関しても未だに面食い~。だっけ、再婚できねぇ~んらろねぇ~。
投稿: Warlock Field | 2011年12月11日 (日) 15時29分
マイスターフォークさん、こんばんは。
>音楽の流れの中から魅力を聴かせる<
ほんとう、同感です。そんな音楽家が少なくなりました。
そう考えると、かつてのN響の名誉指揮者たちは、素晴らしい面々でして、あの時代にあたりまえのように聞き流していたのが悔やまれます。
投稿: yokochan | 2011年12月12日 (月) 00時23分
Warlock Fieldsさん、こちらにもこんばんは。
このコンビの来日放送は、たぶん8番ですね。
ふんわりとほのぼの系の演奏は、カセットテープのCD起こしで、いまも聴くことができます。
クーベリックとノイマンのドヴォルザークは次のターゲットです。
若月の手打ちラーメンは、スルスルっと入る昔風ラーメンで、大好きなんです。
私の好きな系のご当地ラーメンを羅列されましたねぇ~
深夜にあれこれ想像して食べたくなりましたよ。
麺食いは、どちらもいいことです。
もう一度出直したいです(笑)
投稿: yokochan | 2011年12月12日 (月) 00時42分
まぁドヴォルザーク『交響曲全集』は、大概のお方は1セットしか、お持ちでは無いのでは?曲の価値を貶めたりケチを付けているのでは無しに、私見を述べて居るだけですので‥。1973年頃日本コロムビアからLPで発売の、ノイマン&チェコ-フィルのセットをお買い求めなさった方、凄いと思います。
投稿: 覆面吾郎 | 2020年1月21日 (火) 20時37分
その後、ケルテスの全曲盤を手当てしました。
数年前、ドヴォルザークの音楽を全部聴くという、自身の企画を敢行して、ネット上のもの含めてオペラから室内器楽と聴き尽くしたことがあります。
やはり豊富なメロディがどの作品にもあふれていて、とても楽しい数か月でした。
オペラの音源もそろえつつありますが、問題な筋がなかなか解明できないことです・・・
加えて、ノイマンのふたつある全集とクーベリック、ビエロフラーヴェクなど、興味と狙いはつきません。
投稿: yokochan | 2020年1月23日 (木) 09時08分