ディーリアス 「高い丘の歌」 グローヴス指揮
年 今年もよろしくお願いします。
個人的にも、あまりにもよくなかった昨年。
きっと、必ず、よい年になります
それでも、いろんなことが起きるでしょう。
でも、淡々と生きてまいりたいです。
そして、いい音楽とともに
マーラー・イヤーが続き、その余波もまだありますが、2012年の作曲家は、わたしにとっては、なんといっても生誕150年のフレデリック・ディーリアス(1862~1934)。
あと、同年生まれのドビュッシー、没後100年のマスネ、没後50年のアイアランド、イベール、このあたりが私が日頃聴いている方々。
そして、2013年は、ワーグナーとヴェルディの年。すごいことになりそう。
ディーリアスの「高い丘の歌」
サー・チャールズ・グローヴス指揮 ロイヤル・リヴァプールフィルハーモニー
わたしの好きなジャンルの柱のひとつ、英国音楽。
その中でも、もっとも好きで大切な作曲家がディーリアス。
さらに、ディーリアス作品のなかで一番好きな作品が「高い丘の歌」。
ディーリアスは英国音楽のジャンルだけれども、英国の血は一滴も流れておらず、ドイツ系の帰化英国人が両親。生まれと育ちが英国。
アメリカやドイツで活動し、亡くなるまでパリ近郊のグレに住み、隠遁者のような作曲生活を送った。
「音の詩人」と称されるディーリアスの音楽は、理論や構成論からは縁遠く、感覚的なもの。
1972年中学生の頃、名曲やワーグナーに混じって聴いた無地のサンプル・レコードがビーチャムの1枚。
最初はさっぱりわからなかったけれど、聴くほどに耳に馴染み、そのたゆたうような音楽やデリケートな響きに心動かされるようになり、ディーリアスが好きになっていった。
「高い丘の歌」は、1911~12年にグレで書かれた30分あまりの音詩。
ライプチヒでグリーグに知り合い、大いに感化されたディーリアスは、ノルウェーの自然や風物を愛し、その海や厳しい大自然を思わせる音楽をいくつも書いたが、この曲もその一環。
大オーケストラと無歌詞による合唱による。
「わたしは高い丘陵地帯にいるときの喜びと陶酔感を現そうとし、高地と広漠たる空間を前にしたときの孤独感とメランコリーを描こうとしたのだ。ヴォーカルパートは自然における人間を象徴したのである」(ディーリアス:三浦敦史先生訳)
この作者の言葉がこの曲の魅力を一番物語っている。
静謐な弱音から、最大のダイナミズムまで、音域の幅広い音楽だが、明確な旋律線があるわけでもなく、全編たゆたうような茫洋とした流れの中に世紀末風の甘味さも備えもっている。
ディーリアスの言葉を意識しながら、自らが遥かが見渡せるような高地に立ち、場合によっては海もそこから眺望できるかもしれない景色の中にあることを感じながら聴く。
そこに身を任せているだけでいい。
ディーリアスの音楽、ことにこの曲を聴くと、故郷のこと、若かった日々のこと、そして遠くへ逝ってしまった人のことを想う。
作曲者直伝のフェンビーと、ロジェストヴェンスキーのCDも愛聴しているが、ディーリアス指揮者のひとり、グローヴスのこちらの演奏がやはり刷り込み盤だし、美しさにかけては一番の演奏。
今年も例年に増して、ディーリスを聴いてまいります。
新年から、ディーリアスの音楽は心の心象風景に沁み込んでまいりました。
さて、本年もみなさまにとって、よき1年でありますように。
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コメント
yokochan様へ~
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。さて、年明け早々にディーリアスとは、実に心憎い演出で~!同じディーリアンとして、本当に嬉しい限りです。
ところで、新年早々に取り上げられたこの曲ですが、僕はディーリアスとしては、北欧色の強い特異な作品のように思います。というのも、僕はメリハリの大きいロジェヴェン盤しか持ち合わせていないので~。でも、三浦先生のおっしゃるように、高い丘陵地帯に立って、遠く遥かを見渡しながら~郷愁に浸るディーリアスが偲ばれ、僕もたまらないメランコリーに駆られ、とても好きな曲です。なので、機会があればグローヴズ盤を聞いてみたいですね。
投稿: Warlock Field | 2012年1月 1日 (日) 07時25分
最近発売のA・デイヴィス指揮BBCで聴いてみました。年末年始の休暇中で日常の仕事から短期間ながら切り離された状況なので、「高い丘の歌」の『たゆたうような音楽やデリケートな響き』が、より感じられます。正月の好選曲、ありがとうございました。
投稿: faurebrahms | 2012年1月 1日 (日) 09時31分
Warlock Fieldさん、あけましておめでとうございます。
こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします。
ディーリアスイヤーのスタートに、満を持して大すきな「高い丘の歌」でした。
ノスタルジックでメランコリーあふれるこの曲。
あっという間の30分です。
三浦先生に多くを導かれた英国音楽でした。
グローヴズ盤は、最近出たEMIのディーリアス・アンソロジーに入っていたかもしれません。
素晴らしい演奏です。
投稿: yokochan | 2012年1月 1日 (日) 12時48分
faurebrahmさん、こんにちは。
わたしは、今回久しぶりに聴くこの最愛の作品を5回も聴いてしまいました。
時間の経過を感じさせず、忘れさせてしまう流れるような音楽と同化してしまいました。
デイヴィス盤は未聴ですので、これは聴かなくてはなりませんね。
ディーリアスは、今年もたくさん聴いてまいりたいと思います。
ありがとうございました。
投稿: yokochan | 2012年1月 1日 (日) 13時04分
クラヲタ様。明けましておめでとうございます。
先ず音楽ありきの貴ブログですが、野球好き人間の私は、ベイの今年の飛躍を祈りご挨拶申し上げます。 突然ですがクラヲタ様はその昔「ラブラブショー」という番組があったのを覚えていますか?
今でも忘れられないのですが、山下の大ちゃんが婚約したばかりの頃、婚約者の方と出演されました。美青年山下大輔に少々憧れていた私は、びっくりしました。こんな番組に出るんだ~と…
ラブラブショーのテーマも歌ってくれて。声もいいですものね大ちゃんは。
二軍監督として頑張って欲しいですね。そしていずれは、一軍監督としてベイを牽引して欲しいと願います。2012年はヤクルト優勝、ベイ2位になりますように…そしてどうか今年は、全ての人に明るい良い一年になりますように…
投稿: ONE ON ONE | 2012年1月 1日 (日) 15時51分
新年明けましておめでとうございます♪
yokochan さんの新年の第1曲、何になるのかなぁ?と考えていたのですが KiKi の予想を大きく裏切ってディーリアスだったんですねぇ。 正直なところ KiKi はディーリアスの音楽とはさほどお付き合いがあるわけではないので、今日ご紹介のあるこの曲も未聴(?)だと思います。 でも、yokochan さんの「満を持しての大好きな1曲」とのこと。 今度何かの機会に必ず聴いてみたいと思います。
今年は以前ほどにはならないとは思うのですが、少しずつクラシック音楽関係のエントリーも復活させていきたいと考えていますので、又、よろしくお願いいたします。 でもどっぷりお話するようになるのはやっぱり2013年でしょうかねぇ(笑) いずれにしろ今年もよろしくお願いいたします♪
投稿: KiKi | 2012年1月 1日 (日) 16時35分
あけましてオメデトウございます。
買おうか迷っていたEMIのディーリアス・アンソロジー買って聴きたいと思います。
今年もyokochanさんの日記楽しみにしています☆
投稿: ナンナン | 2012年1月 1日 (日) 18時39分
あけましておめでとうございます。
昨年末のアバド小特集、興味深く拝読いたしました。
ブログ主様はさすがに凄い音源を沢山お持ちですね。
ベルリンフィルを振ったブルックナーとか。ウィーン響を指揮した第9とか。
ブログ主様はブルックナー9番の第4楽章には興味をお持ちでないのですね。私も昔は(大昔は)そうだったのですが・・・
中学時代に愛読していた音楽の友社の名曲大事典などに「未完に終わっているが内容的には高度に完成されている」なんて書いてありましたし。初めて買ったブル9のレコードがカラヤン&ベルリンフィルだったのですが、「3楽章しかなくても完成されていることを教えてやるぜ」的な演奏だったもので・・・
それが高校時代にインバル盤を買ったら5番(当時は2枚組で売られていました)の後に9番第4楽章がついておりまして・・・ベートーヴェンの10番なんてものは所詮他人の創作だとしか思いませんが、このブルックナー(?)は悪くないなと思いました。件のカラヤンのような重厚長大型演奏ですと、「第4楽章?要りません」と思うのですが、インバルやマルクス・ボッシュのようなスイスイ演奏だと第3楽章を聴いた後に何かオマケがほしくなるのですよね。でも9番の後にテ・デウムを聴いたことはないです。新年早々長文を失礼いたしました。
投稿: 越後のオックス | 2012年1月 2日 (月) 08時12分
ディーリアスはおろかイギリス音楽自体まだ聴けてませんが
ディーリアスの作品では歌劇『イルメリン』前奏曲が大好きです。
なんでしょう、この厭世観から来る現実逃避、桃源郷への憧れ・・・みたいな?
出谷啓氏の「ディーリアスの音楽は挫折を味わった者にだけ語りかけてくる」
は核心を突いている気がします。
投稿: 影の王子 | 2012年1月 2日 (月) 10時12分
ONE ON ONEさん、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
大晦日、というか新年早々にTVKテレビのベースターズ特集を見ました。
各界のベイのファンが勢ぞろいして、ベイをさんざん熱く語る番組でした。
新体制に大いに期待ですが、いきなり2位は高望みすぎですので、一歩さがって3位のCS狙いで行きたいと思います(笑)
ラブラブショー、覚えてますよ。
大ちゃんは、慶応ボーイで髪の毛ふさふさの好男子でしたから、さもありなんですね。
わたしもそうですが、いまや昔、見る影もありませんが、生え抜きの方々にはいずれベイを牽引していってもらいたいと願ってます。
投稿: yokochan | 2012年1月 2日 (月) 17時08分
kikiさん、あけましておめでとうございます。
2012年の作曲家ということで、ディーリアスは旧年中、ずいぶんと早い時期から考えてました。
ディーリアスは、夕暮れとか別離とか告別みたいに、人生や自然の寂しい局面を描いた音楽が多いので、新年にふさわしい曲がなかなかないのですが、いっそ一番好きな曲で、ということになりました。
ディーリアスは、若いころにワーグナーに衝撃を受けておりますので、このあたりも私の感性にピタリなのです。
私の方は、むしろ、本=活字離れのわたくし、kikiさんのブログをご参照させていただき、少しばかりがんばりたいと思ってます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: yokochan | 2012年1月 2日 (月) 17時16分
ナンナンさん、ご丁寧にどうも。
あけましておめでとうございます。
EMIのアンソロジーは、ほとんどダブリになってしまいますので悩ましいところです。
唯一、グローヴスの「人生のミサ」が垂涎ものです!!
本年もよろしくお付き合いのほどお願いいたします。
投稿: yokochan | 2012年1月 2日 (月) 17時19分
越後のオックスさん、あけましておめでとうございます。
アバドの音源はほとんど揃えてますので、こんな感じのことが出来たりします。
アバドも、3楽章のあとは何もナシ的な完結感がありました。
聴かず嫌い、というか、もう今更・・という感じなのですよ、補完版は。
ノリントン盤が出るようですが、HMVにろりますれば52分の快速調。
どんな3楽章になってるか興味深いですが、あんまり触手が伸びませんねぇ・・・・。
本年もよろしくお願いいたします。
投稿: yokochan | 2012年1月 2日 (月) 17時24分
影の王子さん、こんにちは。
ディーリスも、英国音楽も、付き合いは40年近くになりますが、汲めども尽きない魅力を感じ続けております。
三浦さんと、デーヤンこと出谷さん、おふたりの文章にともに感化された部分も多いです。
デーヤンのご紹介の言葉、わたしも深く覚えております。
自然の寂しさや人間の悲しさなど、ディーリアスの音楽についてまわる感覚が、ますます身に沁みてくるようになってます・・・・
投稿: yokochan | 2012年1月 2日 (月) 17時31分
明けましておめでとうございます。今年はディーリアスのメモリアル・イヤーなのですか。多くのブロガーの方々の記事に触発されて、音楽の豊かな多様性を満喫することができ、ありがたい限りです。楽しみにしております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: narkejp | 2012年1月 2日 (月) 22時00分
あけましておめでとうございます
昨年は本当にいろいろありすぎて、今年は心身ともに穏やかに過ごせればいいなと思っています。
今年が良い年になることをひたすら願うばかりです。
年明け最初の選曲はブロガーさんの個性が出ていて本当に楽しいですね。
私としては早くも来年のyokochan様の選曲が気になるところです(o^-^o)
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: はるりん | 2012年1月 2日 (月) 23時03分
明けましておめでとうございます。
ディーリアスは、ほとんど聴けていない作曲家です。「フロリダ組曲」や「カッコウの初音を聞きて」、などとても好きなのですが。
この曲も残念ながら聴いたことありません。
今年は、ディーリアスを是非色々聴いてみたいと思います。
本年も宜しくお願い致します。
投稿: golf130 | 2012年1月 3日 (火) 00時19分
narkejpさん、おけましておめでとうございます。
ことしは少し寂しめのメモリアル作曲家たちですが、その中でもディーリアスは、わたしのもっとも好きな作曲家のひとりですので、今年はいままで以上に聴いて、そして記事にしてみたいと思ってます。
そして、わたくしも毎度、皆様の記事に触発されることしきりです!
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: yokochan | 2012年1月 3日 (火) 11時27分
yokochanさん、今年もよろしくお願い致します。
なかなかコメント差し上げられず申し訳ありませんが、毎回楽しみにしております。
今年は、春の便りを聞くころには、もうちょっと時間の余裕ができそうな予感もあり、我が家にも新しい風が吹くかも知れません。
そうなったら、また音盤クダクダ話(笑)にお付き合い下さいませ。
投稿: 親父りゅう | 2012年1月 3日 (火) 14時15分
はるりんさん、あけましておめでとうございます。
昨年は、いろいろありすぎの年でしたので、大変でしたね。
おいしい酒を少しずつ、ゆっくり味わえるようにできればいいですね。
手前味噌ではありませんが、ディーリアスはわたくしならではと思ってます。
え?はやくも来年?
そうですよ、もうだいたい決めちゃいました(笑)
それより、1年元気で、ブログも継続できるようにしたいと願います。
本年もよろしくお願いします。
投稿: yokochan | 2012年1月 3日 (火) 14時24分
golfさん、あけましておめでとうございます。
思わぬ、ディーリアスイヤーに、とてもうれしい思いをしまして、しょぼくれ気味のワタクシに力を与えてくれそうです。
今年も、再度の曲もふくめて、ディーリアスは継続的に聴いて、記事にしてまいりたいと存じます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: yokochan | 2012年1月 3日 (火) 14時37分
親父りゅうさん、こちらこそ、本年もよろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。
親父りゅうさんのレコード人生は、わたくしにほぼ同じでございます。
>あたらしい風<とのこと、なんだかとても眩しい予感がしますね。
是非また音楽交流を深めさせていただけましたら幸甚です。
グダグダ話、楽しみましょう。
投稿: yokochan | 2012年1月 3日 (火) 14時41分
新年おめでとうございます。
今年はディーリアスのメモリアルイヤーなんですね。
私も一時ディーリアスに夢中になっていた時がありましたが、最近少し離れてしまったので、今年はまたいろいろ聴いていきたいと思います。
またいろいろ教えてください。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
投稿: romani | 2012年1月 3日 (火) 23時29分
yokochanさん、明けましておめでとうございます。
遅れ馳せながらの新年のご挨拶をコメントしようと思ったら、
既にすごい人数からのコメントが入っていて、yokochanさんの人気に恐れ入っております。
ディーリアスですか、僕には馴染みの薄い作曲家ですが、
記事を拝読していたら既に素敵な音楽が頭の中に鳴り始めました。
今年は聴く機会も多いでしょうね。是非注目していきたいと思います。
オススメの演奏会があったらお知らせください!
今年もどうぞよろしくお願いします。
投稿: pockn | 2012年1月 4日 (水) 00時59分
romaniさん、こんにちは。
本年もよろしくどうぞお願いいたします。
ことしは大物のメモリアル作曲家が少ないかわりに、私の大事なディーリアスでした。
あと似た世界を思わせるドビュッシーもです。
どちらもじっくり静かに聴いていきたい音楽ですね。
また音楽による交歓ができますこと、本年もうれしく存じます。
投稿: yokochan | 2012年1月 4日 (水) 23時30分
pocknさん、あけましておめでとうございます。
だらだらの長書きですが、まめに書くようにしております。
日々のレラックス効果とペース作りに役だっているようでございます。
ディーリアス、小さめの作品からどうぞお聴きください。
声高な音楽ではなく、ひとり静かに聴くような音楽に思います。
演奏会も少なめで、あまり多くの人に知られたくないような、ひっそり楽しむ系のディーリアス。
素敵な世界です。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
投稿: yokochan | 2012年1月 4日 (水) 23時36分
遅まきながら明けましておめでとうございます。
今年は、ロッシーニのオペラ、買っていきます。
二期会と新国に出没します。
たばこ、やめ・・・ます。
全ては来年のスカラ座のためだ、がまんせにゃーなるめぇ(年末年始、歌舞伎と能のTV、録画して見まくってました為)。
ディーリアス・イヤーですね、EMIのボックス、去年買って、ぼつぼつ聴き出してます。フェンビーの指揮するCDで、涼風の吹く夕映えの秋を連想しました。EMIBOXはyokochanさんお持ちのグローヴズですね。早く聴かねば、と思いつつ、某CDショップ閉店セールで買っちまったのが40W位になってしまって、手なるぬ耳が回りません(汗)。
投稿: IANIS | 2012年1月 5日 (木) 00時00分
いろいろありましてご挨拶が遅くなりました。
どうも申し訳ありません。
あけましておめでとうございます。
今年はディーリアスですか。私のちょっと弱いところなのでここで一丁徹底的に攻めてみたいと思うところです。
旧年中は何かとお世話になりありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いたします。
投稿: yurikamome122 | 2012年1月 5日 (木) 18時07分
IANISさん、こちらこそご挨拶が遅れました。
新年、おめでとうございます。
今年のターゲットはロッシーニですか。
オペラばかりか、やたらと多い器楽・合奏曲・声楽曲。
チャンレンジ精神に頭が下がります。
そしてスカラ座。
不思議な指揮者配置で、大御所が登場しないところが面白いです。
わたしも、がんばって早く復帰したいですぅ・・・・。
ディーリアスは、あせらずゆっくり聴くのがよろしいかと。
それも、休日に、外の景色などを眺めつつ、または車で遠くに行きながらなど。
そうそう、タバコですね。
酒や止めちゃ困りますが、タバコはお体のためにも是非にも賛成ですよ。
PCのためにも、頑張ってください。
本年も、変わらずよろしくお付き合いのほど、お願いいたします。
投稿: yokochan | 2012年1月 5日 (木) 22時07分
yurikamomeさん、新年おめでとうございます。
公私ともども辛い昨年でしたので、ことしこそと思って、大好きなディーリアスで幕開けしました。
音源は、それこそ山のように持っておりますので、いずれお聴きいただければと思います。
本年も、どうぞよろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。
投稿: yokochan | 2012年1月 5日 (木) 22時55分
ディーリアスの音楽にはまって10年ほどになります。naxosのCDを何気なく買った(フロリダ組曲)のがきっかけです。それまでは何となく名前は聞いたことがある謎の作曲家でした。
その頃から勉強や仕事で机に向かう時間が多くなり、BGMとして最適だったこともありますが、しばらくすると、全作品を聞きたいとおもうほどはまりました。
クラシックは全般を聞いてきましたが、マーラー、ブルックナーに至った時点で飽和状態となっていたところ、出会ったのがディーリアスでした。私にとってはクラシック鑑賞の最終到達点と言えるかもしれません。
その後は、中世音楽やアーリーミュージックに向かっていきました。最近は、原点回帰といいますか、ハイドンのシンプルな曲に惹かれたりしています。
あまりお金をかけられない私にとっては、最近出た150周年記念CDボックスは何ともお得なものでしたので、さっそく購入し、少しずつ聞いています。初めて聞ける作品も多く期待しています。
投稿: udon | 2012年1月15日 (日) 17時11分
udonさん、こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。
ディーリアスがお好きの方からのご訪問は、とてもうれしく存じます。
ディーリアスの音楽は、聴く人のその時の気分や状況を阻害せず、静かにそこにあってくれる音楽に思います。
わたしは、クラシック聴き始めから間もない頃に出会い、以来ずっと付き合ってきましたが、ほぼ同じ需要暦のあるワーグナーとともに、なくてはならない大切な音楽となっております。
豊満濃厚なワーグナーの裏返しが、わたしにとってもディーリス、またはイギリス音楽です。
そして、わたしも、中世・ルネサンスの音楽にはまり、そればかりの日々もございました。
音楽の多様な楽しみ方を経験してきましたが、ディーリアスはずっと一緒です。
udonさんも、きっと同じ思いでいらっしゃることと存じます。
EMIのボックスはダブりが多いので購入できませんが、まだ未入手の喉から手が出るような音源も入っていて、とても悩ましいです。
是非、お楽しみください。
投稿: yokochan | 2012年1月15日 (日) 21時52分
コメントありがとうございました。みなさんは再生装置もいいものをお持ちなのでしょうね。私と言えば~貧弱なものしかありませんので、デジタルオーディオプレイヤーにCDを入れて、聞いております。しかし、仕事の合間や寝るときにイヤフォンで聞くのに、ディーリアスの音楽はぴったりなんですね。イヤフォンだと微妙なニュアンスまで聞こえていいんですね。
ブルックナーのところも見させていただきましたが、1,2と6番が気に入っていらっしゃるところは、共感できます。私も、5、7,8,9は気軽に聞けないですね。
1,2,6のアダージョが好きでそこだけを聞いたりしています。
では また 訪問します。
投稿: udon | 2012年1月18日 (水) 11時01分
udonさん、こんにちは。
わたしの装置は、もう30年も使ってまして、いつお陀仏のなるかヒヤヒヤしてます。
しかしスピーカーなどは、もう使用しておりません。
家人や、近所のこともあり、ヘッドホン生活となってしまいました。
ヘッドホンでワーグナーを聴くうつけものです。
そして、繊細なディーリアスや英国音楽は、そうした聴き方がしっくりきます。
ブルックナーの嗜好もおっしゃるとおりでして、わたしも1・2・6のアダージョ楽章を寝る前とかに聴いたりすることがあります。
こちらこそコメントありがとうございました。
投稿: yokochan | 2012年1月20日 (金) 10時31分
yocochanさんこんばんは.....。またまた感性がどうやら似ているようです.....ハハハ。
僕も昔からディーリアスの曲の中では、「高い丘の歌」がダントツに好きな曲なんです。
ただただ何も考えず、この曲に身を任せる時の何とも言えない生暖かい快感。DNAにこの曲のエッセンスが入っている様な.....。何人もの人にこの曲を推薦してきましたが、誰も賛同はしてくれませんでした。なぜ??
感動を管理人さんと分かち合えることを、とっても嬉しく思います。
投稿: 山元 光 | 2012年9月14日 (金) 22時18分
山元 光 さん、こんばんは。
わたしも溺愛する「高い丘の歌」。
初めて、この作品をお好きな方に出会いました!
嬉しいですね。
ひとり静かに、そのたゆたう音楽に身をまかせる。
必ず、一人聴きが基本です。
これからもじっと耳を傾けてゆきたい音楽のひとつです。
投稿: yokochan | 2012年9月15日 (土) 00時40分