神奈川フィル 来シーズンラインナップ発表
(神奈川フィルのパンフレットから拝借)
神奈川フィルの、来シーズンの演目が、早くも発表されました。
例年にも増して、わたくしには、生唾ものばかりにございます。
当然に、そっくり更新手続きしますが、ほんと、困っちゃうな、こんな魅惑のプログラムばっかり。
「だめよ、だめ、だめ」
今シーズンから始まった、3つのホールでの、3シリーズ定期。
メインの「みなとみらい」では、いま私たちが最も気になる世紀末~20世紀音楽を中心に、ロマン派の音楽中心で。
「県民ホール」では、オペラ系と王道の名曲。
「音楽堂」は、ハイドンを軸とした古典と現代。
ナイスです。
「みなとみらいシリーズ」
・レスピーギ 「ローマ三部作」 いぇーーい、ちょーブラボーやん!
川瀬賢太郎指揮 2015.4.25(土)
・シベリウス ヴァイオリン協奏曲
ニールセン 交響曲第4番「不滅」 渋~い、けど、最高じゃん!
生誕150年どうしの、ふたりの北欧作曲家。
小泉和裕指揮 2015.5.16(土)
・ラヴェル 「マ・、エール・ロワ」、ピアノ協奏曲、サン=サーンス 交響曲第3番
みなとみらいホールのオルガン、ついに神奈フィルにキター、オサレなラヴェルもね、
ヴェロさまのフランスもの!
小菅優&パスカル・ヴェロ指揮 2015.6.13(土)
・ドヴォルザーク 「新世界」、アイヴズ 交響曲第2番 おぅ、いぇ~い!!
これもまた、アメリカ!これは素晴らしい。不協和音と引用のごった煮のメリケンシンフォニーを持ってくるとはまた、なんてこったい!
川瀬賢太郎指揮 2015.7.10(金)
・モーツァルト 交響曲第39番、ブルックナー 交響曲第4番
以外と渋い変ホ長調の組み合わせを、ブルックナーの名手で!
児玉 宏 指揮 2015.09.20(日)
・ショスタコーヴィチ 「十月革命」、ヴァイオリン協奏曲第1番、
シベリウス 交響曲第5番 おぉ、なんという大人の組み合わせ。
没後40年のタコと、生誕150年のシベリウス。エンディングが難しいけど、どうなるか!
川瀬賢太郎指揮 2015.10.10(土)
・ブラームス ピアノ協奏曲第2番、コルンゴルト シンフォニエッタ
でぇーーーっ!
コルンゴルトのシンフォニエッタだけど、45分の甘味なる大曲をやるんかぁーーー
もう、悶絶しそう。シュトラウスへのオマージュみたいだけど、その甘さにとろける。
しかも、ゲッツェルさんの指揮だよう!!
あっ、大家オピッツさんのブラ2なんてもう、贅沢すぎますよ。
ゲルハルト・オピッツ&サッシャ・ゲッツェル 2015.11.27(金)
・ブラームス ヴァイオリン協奏曲、交響曲第2番 お待たせしました、ここでようやく王道。
若手と大家の協演。
佐藤俊介&モーシェ・アツモン指揮 2016.1.16(土)
・細川俊夫 「光に満ちた息のように」 ワーグナー「ローエングリン」前奏曲
ベートーヴェン 三重協奏曲、交響曲第7番
笙:宮田まゆみ
ローエングリンと合わせることの妙味。そしてなにげにいい曲三重協奏曲に人気曲。
やるじゃん!
石田・山本・津田裕也 &川瀬賢太郎指揮 2016.2.13(土)
・エルガー チェロ協奏曲、 ウォルトン 交響曲第1番 ひぇーー、またもや、わたくしの気持ちをわしづかみにしてくれおる。しかも、尾高さんだよん。
宮田 大 & 尾高忠明指揮 2016.3.5(土)
「県民ホールシリーズ」
・オール・プッチーニ
えぇ~っ、いいの? ちょーちょー、ウレチイよ。
現田&神奈フィルのプッチーニなんて、聴く前から、涙がちょちょぎれるでねぇかぁ~
しかも、大好きな大隅さんだよう。。。
大隅智佳子、西村悟 & 現田 茂 指揮 2015.6.28(日)
・ベートーヴェン 「皇帝」、 ブラームス 交響曲第4番 これまた王道プロ
泣く子もだまるずっしり名曲。
清水和音 & 小泉和裕指揮 2015.9.12(土)
・ベートーヴェン 第9 ついに、川瀬第9だ。
これから先、何度指揮するだろうか、若い川瀬マエストロ。
記念すべき演奏になるといい。
川瀬賢太郎 指揮 2015.12.20(日)
・ショパン ピアノ協奏曲第2番 プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」 おっ!
広島出身の実力派・萩原麻未さんに、千葉でメキメキ頭角をあらわしている大井さんの登場。 これなにげに、よさそうな予感!
萩原麻未 & 大井剛史 指揮 2016.1.30(土)
「音楽堂シリーズ」
・モーツァルト ホルン協奏曲第3番、ハイドン交響曲第45番「告別」、
シューマン 交響曲第3番「ライン」
楽員さんソリストシリーズ、今回は、ホルン女子こと美加さん。
告別とラインってのもよいのう。
豊田美加 & 川瀬賢太郎 指揮 2015.4.11(土)
・細川俊夫 「冥想」、ハイドン 協奏交響曲、交響曲第100番「軍隊」 これ渋い。
けど、名品のハイドンを神奈フィルソリストで聴ける。
崎谷直人・門脇大樹・古山真理恵・鈴木一成 & 広上淳一 2015.7.4(土)
・モーツァルト ピアノ協奏曲第27番、ベンジャミン 3つのインヴェンション
ハイドン 交響曲第104番「ロンドン」 それぞれの大作曲家の最後の作品を前後に、
未知のベンジャミンというヒトの作品。
そして、同じく未知の作曲家兼ピアニストの野平さんの指揮。
エポックメーキングなコンサートになりそう。
野平一郎 指揮 2016.2.20(土)
以上のとおりでございます。
書き進むうちに、言葉多くなりました。
まだ残る、今シーズンですが、来季も見据えてこのシーズンを聴いて行くという、また違った喜びも生まれました。
繰り返しますが、ぜんぜん素晴らしいプログラム。
在京のオケで、いつもおんなじ曲ばかり聴いてるみなさん、横浜へ是非、いらっしゃいませ。
次のシーズンは、土日も増えました。
元気に次のシーズンも更新だ!
神奈川フィルをまだお聴きになっていらっしゃらない皆さま。
横浜の観光もかねて、是非、お聴きにいらしてください。
その節には、応援団一行も、オーケストラのメンバーの皆さんとともに、に熱烈歓迎いたしますよ
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コメント
大変ご無沙汰しております。いやいや、神奈川フィルのラインナップ!いいんでないの。どのプロもオヤジ心をくすぐる内容です。いっそ神奈川県に移住しようかと真剣に思わせるレベルの選曲です。うらやましい。。「みなとみらい」でのレスピーギ三部作!なんてウレシイことをしてくれるんでしょう^^それにそれに、「県民ホール」のプッチーニ!いやいや、是非とも聴きたい。行ってみたいです。
でもね。。県外のコンサートにも何回か出かけたことがあるんですが、移動でかなり疲れて、初めての会場で落ち着かなく、聴いているときも「ビジター感」があり、結局、おのぼりさんの私には音楽を心から楽しめないんですよ^^;困ったものです。コンサートの回数は少なくとも地元の会場で楽しむのが一番です。
神奈川フィルのきらめくプロを見ながら今夜は「秋味(発泡酒ながらなかなかよい出来)」を飲みながらLPレコードで楽しみます。プッチーニにします。
投稿: モナコ命 | 2014年9月26日 (金) 10時47分
モナコ命さん、こんにちは。
ぼちぼち登場されるかと、心待ちしておりました!
いかがでしょうか、このプログラムの妙。
今シーズンも、素敵なものですが、次もまた。
運営側は、それこそたいへんでしょうが、聴き手冥利につきる内容となってます。
観光がてら、いらっしゃいますこと期待しております。
でも、アウェーの感じ、よくわかります。
わたしも、ほかのホール、ほかのオケに行くと、慣れるまで時間がかかったり、最後まで落ち着かないときがあります。
それにしても、オール・プッチーニは、素敵すぎます。
レコードの暖かい音色でプッチーニも充分に素敵です!
投稿: yokochan | 2014年9月27日 (土) 12時31分