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2014年10月24日 (金)

神奈川フィル定期演奏会前夜祭 エルガー、コルンゴルト

Osanbashi

大桟橋付近からの、MM21地区のながめ。

あそこで、神奈川フィルのコンサートです。

今回の定期は、わたくしの大好物ばかりで、正直いって、今シーズンで、一番楽しみにしていたプログラムです。

その音のひとつひとつが、体に、脳裏に、しみついておりますが、聴くたびに、いろんな発見や喜びが増します。
ほんとうに、愛してやまない曲たちを、神奈川フィルで聴ける喜びは、筆舌に尽くしがたいものがあります。

  エルガー     弦楽セレナーデ

  コルンゴルト   ヴァイオリン協奏曲

        Vn:石田 泰尚

  エルガー      交響曲第3番 (A・ペイン補筆完成版)

       湯浅 卓雄 指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

        2014年10月24日 金曜日 19:00 みなとみらいホール


それぞれに、そこそこ音源を抱えてまして、そのどれが一番、ということは言うことができず、みんな好きです。
ですが、一番、よく聴くものを、チョイスしときます。

Sargent

弦楽セレナーデは、サージェントとボールトのノーブルな演奏。
あと、若いバレンボイムの意欲感じる演奏も好き。
ほんとに、愛らしくていい曲です。
2楽章が特にすてき。

Silver_violin_1

コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は、夢の中でも、よく鳴っている、最高に好きな音楽。
甘味さと、ほろ苦さ、ノスタルジックなこの曲、以前より何度も書いてますが、ベルクとバーバーとともに、わたくしの三大ヴァイオリン協奏曲です。
 健康的で爽やかなニコラ・ベネデッティが、最近、もっぱらのお気に入り。
あと女性の魅力満載のムターと、録音も含めて、郷愁さそうハイフェッツ、バリッと完璧なシャハムなどなど、いやはやキリがないです。

この作品を、石田&神奈川フィルで聴きたい、と何度も何度も、ここに書いてきましたし、だいぶ前に、神奈川フィルで聴きたい曲の自己ランキングをやったおりにも、上位ノミネートしてました。
 そのいわば夢がかなう。
うれしくて、たのしみで、吐きそうになっちゃう。

Symphony3_odaka

そして、自身、これで3度目の実演に接する、ペイン編のエルガー3番。
細部の把握は、まだまだですが、聴きほどに、味わいを増して、いまはエルガーの音楽として、なくてはならぬ作品になってまして、3つの交響曲を等しく愛するようになりました。

尾高&札響を一番よく聴きますが、先日入手した、ヒコックス盤も極めて素晴らしい。

Ep3

中古店で、激安で放置されていたBBC放送のペイン解説によるスケッチも手にいれました。

まだまだ、これから、いろいろ楽しめそうなこの作品です。
湯浅さんのエルガーですから、安心して、この身をゆだねることができます。
ライブ録音して欲しいものです。

 エルガー 交響曲第3番 過去記事

 「アンドリュー・デイヴィス指揮 BBC交響楽団のCD」
 

 「尾高忠明指揮 札幌交響楽団のコンサート」

 「コリン・デイヴィス指揮 ロンドン交響楽団のCD」

 尾高忠明指揮 札幌交響楽団のCD

 「
ワトキンス指揮 東京都交響楽団のコンサート」

 コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲 過去記事


 「ムター&プレヴィン」

 「パールマン&プレヴィン」

 「ハイフェッツ」

 「シャハム&プレヴィン」

 「ハイフェッツ&ウォーレンシュタイン」

 「ベネデッティ&カラヴィッツ」

 「ズナイダー&ゲルギエフ」
  

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