神奈川フィル定期演奏会前夜祭 エルガー、コルンゴルト
大桟橋付近からの、MM21地区のながめ。
あそこで、神奈川フィルのコンサートです。
今回の定期は、わたくしの大好物ばかりで、正直いって、今シーズンで、一番楽しみにしていたプログラムです。
その音のひとつひとつが、体に、脳裏に、しみついておりますが、聴くたびに、いろんな発見や喜びが増します。
ほんとうに、愛してやまない曲たちを、神奈川フィルで聴ける喜びは、筆舌に尽くしがたいものがあります。
エルガー 弦楽セレナーデ
コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲
Vn:石田 泰尚
エルガー 交響曲第3番 (A・ペイン補筆完成版)
湯浅 卓雄 指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
2014年10月24日 金曜日 19:00 みなとみらいホール
それぞれに、そこそこ音源を抱えてまして、そのどれが一番、ということは言うことができず、みんな好きです。
ですが、一番、よく聴くものを、チョイスしときます。
弦楽セレナーデは、サージェントとボールトのノーブルな演奏。
あと、若いバレンボイムの意欲感じる演奏も好き。
ほんとに、愛らしくていい曲です。
2楽章が特にすてき。
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は、夢の中でも、よく鳴っている、最高に好きな音楽。
甘味さと、ほろ苦さ、ノスタルジックなこの曲、以前より何度も書いてますが、ベルクとバーバーとともに、わたくしの三大ヴァイオリン協奏曲です。
健康的で爽やかなニコラ・ベネデッティが、最近、もっぱらのお気に入り。
あと女性の魅力満載のムターと、録音も含めて、郷愁さそうハイフェッツ、バリッと完璧なシャハムなどなど、いやはやキリがないです。
この作品を、石田&神奈川フィルで聴きたい、と何度も何度も、ここに書いてきましたし、だいぶ前に、神奈川フィルで聴きたい曲の自己ランキングをやったおりにも、上位ノミネートしてました。
そのいわば夢がかなう。
うれしくて、たのしみで、吐きそうになっちゃう。
そして、自身、これで3度目の実演に接する、ペイン編のエルガー3番。
細部の把握は、まだまだですが、聴きほどに、味わいを増して、いまはエルガーの音楽として、なくてはならぬ作品になってまして、3つの交響曲を等しく愛するようになりました。
尾高&札響を一番よく聴きますが、先日入手した、ヒコックス盤も極めて素晴らしい。
中古店で、激安で放置されていたBBC放送のペイン解説によるスケッチも手にいれました。
まだまだ、これから、いろいろ楽しめそうなこの作品です。
湯浅さんのエルガーですから、安心して、この身をゆだねることができます。
ライブ録音して欲しいものです。
エルガー 交響曲第3番 過去記事
「アンドリュー・デイヴィス指揮 BBC交響楽団のCD」
「尾高忠明指揮 札幌交響楽団のコンサート」
「コリン・デイヴィス指揮 ロンドン交響楽団のCD」
「尾高忠明指揮 札幌交響楽団のCD」
「ワトキンス指揮 東京都交響楽団のコンサート」
コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲 過去記事
「ムター&プレヴィン」
「パールマン&プレヴィン」
「ハイフェッツ」
「シャハム&プレヴィン」
「ハイフェッツ&ウォーレンシュタイン」
「ベネデッティ&カラヴィッツ」
「ズナイダー&ゲルギエフ」
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